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実母が可愛がるのは「弟ばかり」。でも自分が親になると「これじゃ母と同じだ、、、」ようやく分かった母の想い

  • 2026.5.30

子どもの頃、母が弟ばかりをかわいがることが不満でした。しかし、自分も同じ年齢差・性別の子どもを持ったことで、見えてきたものとは? 筆者の知人から聞いたお話をご紹介します。

画像: 実母が可愛がるのは「弟ばかり」。でも自分が親になると「これじゃ母と同じだ、、、」ようやく分かった母の想い

弟をかわいがってきた母

私は30代のパートで働く主婦です。
私には2歳年下の弟がいますが、私たちが子どものころ、母は弟を特にかわいがっていたような気がします。

3人で出かけると母は弟と必ず手を繋ぐのに、私とは繋いだり繋がなかったり。
私には「自分でやりなさい」と言うことが多いのに、弟の面倒はかいがいしく見たり。

「弟ばっかりずるい」
そんな嫉妬にも似た気持ちを、幼い頃から抱えていました。

自分も男の子のママに

そんな私も、結婚して2児の母親になりました。

奇しくも私自身、生まれた子どもたちは上が女の子、そして2歳離れて男の子という順番。
私たち姉弟と同じ関係性でした。

実際に自分が子育てをしてみると、女の子は比較的しっかりしており、逆に男の子は目が離せないということが判明。

そのうえ長男は甘えん坊で、「ママ大好き」アピールがすごいのです。
どちらかといえばあっさりとした性格の娘よりも、長男に目がいくことが多くなっていました。

思い出した母の行動

もちろん子どもたちは、2人とも同じくらいかわいいです。
でも、気づけば私も母のように長男ばかりに時間を割いていました。

「これじゃ、お母さんと同じじゃない」
思わず自分を責めた私。子どもの時に抱いた嫌な気持ちを、大切な娘にも感じさせてしまうかもしれない──。

しかし、悶々と悩んでいるうちに、私はあることを思い出したのです。

学校に行きたくなかった時、母が何も聞かず休ませてくれたこと。
友人とのトラブルで落ち込んでいた時期、私の好きなファミレスに2人きりで連れていってくれたこと。

「そういえばお母さん、大切なときにはいつも寄り添ってくれていた……」

改めて考えると、母はちゃんと私に向き合っていたんだと理解できたのです。

経験を通して知った親の気持ち

このことに気づいて以来、母に対する葛藤はなくなりました。

自分が子育てを経験したことで、ようやく理解した母の気持ち。
人間はこうして、大人になってから親の本当の気持ちを知るのかもしれません。

今では弟に会っても複雑な思いを感じることもありませんし、「かわいい息子の言うことは素直に聞く」という母の弱さも笑って受け止められます。

なぜなら母のそんな気持ちが、息子を持った私もよく分かるから、ですかね。

【体験者:30代・女性パート従業員、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。

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