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「やっぱり、君が頼りだね」普段褒めない上司から放たれた一言→4年地味な業務を続けた私に届いた本音

  • 2026.5.22
「やっぱり、君が頼りだね」普段褒めない上司から放たれた一言→4年地味な業務を続けた私に届いた本音

4年続けてきた地味な担当業務

40代の私は、その会社で4年。

任されていたのは伝票の確認や顧客データの突き合わせといった、誰の目にも留まらない地味な業務でした。

新人が入っても、まずこの担当を回されることはありません。

直属の課長は、評価面談以外でこちらを褒めることがほとんどない人でした。

何かを成し遂げても「ふーん」で終わる。

会議では若手の派手な提案にだけ反応して、ベテランがコツコツ詰めた数字には黙ったまま。

それが当たり前だと思って、淡々と作業を続けていたんです。

異変に気づいたのは、ある月末の処理を回していた夕方でした。

出力された一覧の数字が、いつもの感覚と一桁分ズレている。

(あれ、これおかしい)

マウスを持つ手が止まりました。4年同じ画面を見ていたからこそ、その小さなズレが妙に大きく見えたんです。

自分の判断で突き止めて、対処した夜

誰かに相談する前に、原因を辿ろうと決めました。

社内システムのログを順番に開き、関係部署のやりとりを掘り返していくと、連携している別システムの設定が、先週のメンテナンスで一部書き換わっていたんです。

放置したら翌日の請求にそのまま影響が出る。

残業届を出して、関係部署にメールを飛ばし、夜のうちに自分で修正を入れました。

家に帰ったのは終電間際です。

最寄駅から歩く道は、頭が冴えているのか疲れているのかも分からない感覚でした。

翌朝、出社して課長のデスクに経緯と対処をまとめた紙を置きました。

叱られる覚悟もありました。

判断を勝手に進めたことを、嫌う人もいる職場だったからです。

ところが、紙に目を通した課長は顔を上げて、ぽつりと言ったんです。

「やっぱり、君が頼りだね」

普段、絶対にそんな言い方をしない人でした。

一瞬、聞き間違えたかと思って黙っていると、課長は紙の隅を指で軽く叩きながら、もう一言だけ重ねたんです。

「気づけたの、4年間見てきた君だからよ。新人じゃ無理」

続けて出てきた一言で、ようやく実感しました。

地味だと思っていた仕事を、ちゃんと見ていてくれた人がいた。それが、いちばん嬉しかったんです。

派手な成果も、わかりやすい昇進もない毎日でした。

それでも積み重ねた4年が、ひとつの判断を支えてくれたんです。声に出さない誰かが、ちゃんと見ていてくれている。

それを信じてもいいんだなと、その朝、ようやく思えたのでした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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