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「連絡が取れません」体調不良で1ヶ月音信不通になった上司→社長に相談しても何も変わらなかった職場

  • 2026.5.18

朝、誰にも繋がらなかった一本の電話

普段から細かい判断をすべて自分で抱え込みたがる、頼りになりすぎる癖のある直属の課長がいました。

週明けの朝、その人と急に連絡が取れなくなりました。

「連絡が取れません」

後輩がそう私にだけ小さく告げて、社内の空気がじわりと重くなったのを覚えています。

電話もメッセージも反応なし。家族からの折り返しもありません。

熱が出たらしい、とだけ他の社員から聞こえてきました。

翌日もその翌日も同じ状態。

週をまたいでも音沙汰がなく、結局は1ヶ月以上の長期休暇という形に落ち着きました。

重要な決裁が止まり、取引先への返答も滞ったまま、こちらは判断の根拠を探して右往左往する日々が始まったのです。

代理が立っても穴は埋まらなかった日々

困ったのは、私と後輩の女性が大きなイベントの担当を抱えていたことです。

準備の指示は本来すべて課長から出るはず。それが完全に止まりました。

数日後、出張に出ているはずの別チームから「現地の代理が出張先から戻り次第、こちらで一部を見られそうです」と連絡が入りました。

それでも穴は埋まらず、後輩と二人で本来の業務とイベント準備を交互にこなす毎日です。

夜遅くまで残って資料を整え、翌朝にはまた新しい問い合わせが届きます。

気力で乗り切るしかありませんでした。

さすがにこの状況を上には上げておくべきだ、と私は社長室のドアをノックしました。

事情をすべて伝え、復帰後にどう体制を整えるかも含めて相談したつもりでした。

社長は深く頷いてくれて、確かに考えるよ、と言ってくれたのです。その日は確かに何かが動きそうな雰囲気でした。

何もなかった顔で戻ってきた朝

1ヶ月以上経って、課長は何もなかったような顔で出社してきました。

挨拶も、休んでいた間の説明もありません。

普段と同じ調子で席に着き、普段と同じ調子で指示が飛んできました。

社長が課長を呼んで話したと後で聞きましたが、その後の業務体制は何ひとつ変わっていません。

判断ルートも、抱え込みの癖も以前のまま。残った疲労と、また同じことが起きるかもしれないという予感だけが、私の中に静かに居座り続けています。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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