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「リボーン ~最後のヒーロー~」冷酷無比だった主人公の価値観が変わり――≪「幸せ」とは"何をするか"ではなく"誰といるか"≫という考え方

  • 2026.5.20

こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。

“タイムリープ”と“転生”を組み合わせた設定で話題の高橋一生さん主演ドラマ『リボーン ~最後のヒーロー~』(テレビ朝日系)。第5話が5月12日(火)に放送されました。

IT企業の創業社長だった根尾光誠(高橋さん)は冷酷無比な男。多くの人々から恨みを買っていた彼はある日、何者かに神社の階段から突き落とされてしまいます。意識を取り戻したものの、なぜかそこは14年前の2012年。しかも顔がそっくりの別人・野本英人(高橋さん・二役)になっていたのです。

もともとの英人はとある商店街の住人で、やさしく正義感にあふれ、周囲から慕われていました。光誠は真逆のタイプの英人として人生をやり直していくことに――というストーリー。

「なんだ、この幸福感は」と自分の感情に驚く主人公

英人となった光誠は、やむを得ない事情があったからでしたが、商店街のためにさまざまな貢献をしていき、また英人の幼馴染・池谷更紗(中村アンさん)に恋心を抱くようになっていました。

第5話後半では、IT社長時代に愛飲していた高級ワインを久しぶりに飲んだもののあまり美味しいと思えず、商店街の仲間たちと飲む安いカップ酒や更紗の庶民的な手料理のほうが、美味しいと感じるようになっていたのです。

「なんだ、この幸福感は……。この街がどんどん心地良くなっていく」と心のなかでつぶやく光誠。

また、商店街主催のお祭りで行われたやぐら踊りでは、街の人々と一緒に輪になって、満面の笑みで更紗との踊りに興じながら、こう思うのです。

「なぜか僕は、この時間がずっと続いてほしいと願っていた」と。

想い合うことで…「幸せ」が相乗効果で大きくなる

冷酷無比だった主人公の価値観が変わっていき、ささやかな幸せを実感できるようになったというこの一連のエピソードは、結婚を前提に交際中の恋人がいるみなさんも、こんな“気付き”が得られるのではないでしょうか?

≪「幸せ」とは“何をするか”ではなく“誰といるか”≫

たとえば、高級な料理やお酒には価値がありますが、その価値だけで幸せか否かが決まるわけではなく、“何を食べるか”よりも“誰と食べるか”のほうが大切だという考え方もあるでしょう。

体験自体よりも、その体験を誰と共有したかということのほうが、「幸せ」において重要なことなのかもしれません。

劇中の光誠は、当初は仕方なく商店街や更紗のために尽力していましたが、結果的に思い入れが増していき、一方で更紗や商店街の仲間たちはそんな頑張ってくれた光誠(英人)をより一層好きになるという相乗効果が生まれていました。

読者のみなさんもパートナーと結婚し、夫婦になってからもお互いのことを大切に想い合い、いろいろな体験を2人で共有していくことで、相乗効果で感じられる「幸せ」がどんどん大きくなっていくのではないでしょうか。

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パートナーの利益・不利益も“自分事”として考える

マインドセットとしては、パートナーのことを“自分の内側の存在”と認識するように心がけておくといいかもしれません。

要するにパートナーの利益・不利益も“自分事”として考えるようにするということです。

パートナーのことを“自分の外側の存在”という認識でいると、パートナーになにかしてあげるときに、無意識・無自覚のうちに見返り(=自分の利益)を求めてしまうなんてことも……?

けれどパートナーのことを“自分の内側の存在”と考えられるようになれば、パートナーの利害は自分の利害と捉えられるようになり、損得を考えずに自然と相手のための言動ができるようになるのではないでしょうか。

英人に転生する前は利己的で傲慢だった光誠でしたが、いつの間にか更紗や商店街のことを“自分の内側の存在”として捉えるようになってきているように思えます。

自分にとって利害関係の内側になった存在となら、一緒に過ごしているだけで穏やかな気持ちになれて、ささやかな出来事であっても、その共有した体験から大きな幸福感が得られるようになるのかもしれません。

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