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「何か壊したわけじゃないんですよね?」庭で勝手に遊び出す近所の子供──親の価値観に言葉を失う

  • 2026.5.10

庭に入り込んで遊ぶ近所の子供たち。知人が親に注意しに行くと、驚くべき言葉が返ってきました。
知人から聞いたお話を紹介します。

画像: 「何か壊したわけじゃないんですよね?」庭で勝手に遊び出す近所の子供──親の価値観に言葉を失う

新興住宅地に家を建てる

私は50代の主婦です。
住んでいるのは新興住宅地で、私たちも数年前に家を建てたばかりでした。
我が家の数軒となりでも新築工事が始まり、新しい住人が引っ越してくることに。

その家族は30代くらいの若い夫婦と、小学校低学年の男の子2人の4人家族でした。
引っ越しのときには菓子折りを持って挨拶に来てくれて、
「いい人たちみたいで、よかった」
と、私は感じたのです。

庭から聞こえた物音

ある日、私が家の中でのんびりしていたときのこと。
庭の方から、何やらガサゴソと物音が聞こえてきました。

「え、何……もしかして泥棒!?」

わずかな恐怖を感じつつ窓から庭を覗くと、目に飛び込んできたのはあの若夫婦の子供たちの姿。

2人は庭の生垣のそばで、腹ばいに寝そべっていました。
そして「もういいよ!」と大声で叫んだのです。

どうやら「かくれんぼ」をしているようすの2人に、私はびっくり。
そのうちに友だちに見つかった2人は、大きな笑い声をあげながら庭を出て行きました。

繰り返される“侵入”

この出来事に、かなりもやっとした気持ちを抱えた私でしたが、なんと我が家への侵入行為はその後も続いたのです。

生垣が多く隠れやすいのか、鬼ごっこやかくれんぼで何度も庭に入り込む子供たち。
勝手に敷地に入られる状況に我慢の限界を迎えた私は、彼らの親に事情を話すことにしました。

家に行くと、出てきたのは奥さん。
私は子供たちの行為を話し、「やめさせていただけないでしょうか」と丁寧にお願いしました。

すると奥さんは、怪訝そうな顔を浮かべながらこう言ったのです。

「何か壊したわけじゃないんですよね? 私が子供の頃は、近所中でかくれんぼしましたけど」

奥さんの表情は、まるで私が“心が狭いこと”を言っているかのような気持ちにさせました。

「ま、でもやめろって言うならやめさせます」
そう言うと、奥さんは呆れた顔で扉を閉めたのです。

色んな考えの人々と暮らすことを実感

その後、子供たちが我が家の庭に入り込むことはなくなりました。

あの奥さんが育った地域は、他人の庭で遊ぶことを許してくれたのかもしれません。
一方の私は、母から「人様の敷地に入ってはいけない」と言われて育ちました。

「新興住宅地だから、いろんな所から人が集まっている。異なる価値観を持つ人と暮らしていくんだわ」
そう強く感じた出来事でした。

【体験者:50代・女性主婦、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。

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