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「今日のメッセージ短くない?」と聞いたら「疲れてる」→「お疲れさま」とだけ返した翌朝、彼から届いた一通

  • 2026.5.15
ハウコレ

付き合って1年半の彼。彼とのメッセージがどこか短くなっていて、ある火曜の夜に思わず聞いてしまったこと、そして翌朝届いた一通の長いメッセージの話です。

ある火曜の夜の引っかかり

最近、彼からのメッセージはいつもより短くなっていました。「了解」「あとで」「うん」仕事が忙しい時期なんだろうな、と最初は気にしないようにしていたのです。けれどあの火曜の夜、ソファに座ってスマホを眺めながら、私は耐えきれなくなりました。

「今日のメッセージ短くない?」考える前に、そう打ち込んで送信ボタンを押していたのです。送ってから、自分でも少し驚いていました。普段ならこんな聞き方はしません。

「疲れてる」のひとこと

返信は数分で届きました。「疲れてる」ただ、それだけです。

画面を見つめたまま、私は何度も入力欄をタップしました。「忙しいのは分かるけど」と打って消し、「最近寂しい」と打って消し、結局送ったのは「お疲れさま」のひとことでした。

本当はもっと言いたいことがあったはずなのに、私もまた短い返事しかできない自分に気づいていました。返信を待たずにスマホを伏せ、寝室へ向かったのです。

翌朝のスマホ

水曜の朝、目覚ましより先に目が覚めました。手が伸びる先はやはりスマホです。通知欄に、夜中に彼から届いた一通がありました。何行にもわたる長いメッセージです。

「昨日は短い返事ばかりでごめん。ちゃんと話したいことがある。今度の休みに会えるかな」

読み終わるまでの数十秒、私は布団の中で動けませんでした。別れ話だと思ったのです。考えれば考えるほど、その可能性しか浮かんできませんでした。

そして...

カーテンの隙間から差し込む朝日を見ながら、私はゆっくりと返信を打ちました。「うん。話そう」短いひとことに、私のすべてを込めたつもりです。別れ話なのか、別の話なのか、まだ何も分かりません。けれど短い言葉の応酬でお互い擦り減らすくらいなら、ちゃんと向き合って話したいと思いました。

あの夜、「お疲れさま」しか返せなかった私もまた、自分の気持ちを言葉にする練習が必要なのだと、長文を読んで思い知らされたのです。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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