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初心者でも簡単! 単植(1鉢1株)で楽しむ【ハーブ栽培の基本】と向く種類

  • 2026.5.14

初心者でも簡単! 単植(1鉢1株)で楽しむ【ハーブ栽培の基本】と向く種類

風味づけや薬味のように使えるハーブは、1株ずつ多種あると使いがってがよく便利です。気軽に挑戦できる鉢で育ててみましょう。ベランダなどの小さなスペースでも簡単に育てられます。

鉢で育てるハーブ

単植(たんしょく)

単体植えとも呼ばれ、1鉢に1株を植える仕立て方で、ポット苗を5号程度の鉢に植えかえて育てます。ローズマリー、ラベンダー、バジル、ルッコラなどは単植に向いています。特にミント類は生育旺盛で根がはびこるので、単植で育てるのが無難です。

寄せ植え

1鉢に2~3種類のハーブを植えて楽しむ植え方です。横長の鉢やプランターに植えかえると管理がしやすいです。ハーブは大きくなりすぎるものや根がはびこるものは避け、目的や用途に応じた組み合わせで植えるとよいでしょう。

長く楽しめる多年草&低木のハーブ

野菜や花と同様に、ハーブにも生育サイクルがあります。バジルやシソなどは一年草なので翌年までもちませんが、多年草や低木ならうまく管理すれば何年も楽しめます。種類を選ぶ際に、どんな生育サイクルのハーブなのか事前にチェックしてみましょう。

【多年草のハーブ】
ミント、タイム、オレガノ、レモンバーム、チャイブ、パセリ、フレンチタラゴン など
※多年草の中には、冬になると地上部が枯れて春になると再び芽吹く宿根草(しゅっこんそう)も含まれています。

【低木のハーブ】
ローズマリー、レモンバーベナ、ラベンダー など
※ラベンダーは草本と低木の両方の性質をもつ半木本性(はんもくほんせい)植物とされています。

ハーブの単植

単植の作り方

特に単植に向いているミントをポットから鉢に植えかえます。

①ミントの苗(さまざまな種類があるが、今回はモヒートミントとして流通しているもの)、5号鉢、鉢底用ネット、ゴロ土、培養土を用意する。

②鉢底穴に鉢底用ネットを敷いてからゴロ土をひと並べし、培養土を鉢の高さの半分程度まで入れる。

③ポットからミントの苗を取り出す。根が回っていたら、軽く根鉢をくずす。

④鉢に苗を置いてみて、苗の土の表面が鉢の縁の2~3cm下になるよう、下の土の量を調節する。

⑤苗の周りにも培養土を足す。

⑥ウオータースペース(土の表面から鉢の縁までの空間)を2~3cm確保して、植えつけ完了。

単植におすすめのハーブ

ベランダなど栽培スペースが限られている場合は、単植に向くハーブを活用しましょう。よく生育するので、生活にハーブを取り入れやすくなります。

ローズマリー

4~5号鉢の成長した苗も売られていますが、ポット苗を5号程度の鉢に植えかえて、成長していく過程も楽しみます。低木なので、1~2年たてば左写真のように株が大きくなります。切り戻しを兼ねて枝先をカットし、肉料理やポテト料理に加えたり、浴槽に入れてフレッシュな香りを楽しんでも。

ラベンダー

ローズマリーと同じく、ポット苗を二回りほど大きな鉢に植えかえて、育てる楽しみを味わいます。ラベンダーの原産地は暖かく乾燥している地中海沿岸地域のため、高温多湿の気候には弱い傾向があります。鉢植えのメリットを生かして、置き場所を移動するなど工夫し、長く育てましょう。

ルッコラ

春植えも秋植えもできるのがうれしいハーブです。タネからでも育てられますが、鉢植えの場合は苗を購入して鉢に植えかえて育てたほうがスピーディーに収穫を楽しめます。日当たりと風通しのよい場所に鉢を置きますが、真夏は半日陰になるスペースに移動したほうが、葉がかたくならずおいしくいただけます。

バジル

春に植えれば夏の終わりまで収穫ができます。日当たりのよい場所に鉢を置きますが、夏場の高温期は水ぎれしないように注意します。つぼみが見えてきたら花を咲かせないように早めにカットして使いましょう。そのほうがわき芽も出て収量がアップします。葉はピザやパスタ、ガパオなどに、たくさん収穫できたら自家製ジェノベーゼソースも作れます。

ミント

さまざまな種類があり、葉色や香りもそれぞれ異なります。好みのミントを選んで植えてみましょう。全般的に生育旺盛なので、まめに葉を摘み取っても大丈夫。ミントティーのほか、ミントシロップ、チョコミントクッキーなど、市販されていないものを自家栽培のミントで作るのも楽しいものです。

鉢植えの水やりのコツ

ハーブの中にはラベンダーのように多湿を嫌うものもあり、毎日必ず水やりをすればよいというわけではありません。そこで、水やりをしたあとに鉢を持ち上げてみて、おおよその重さを把握しておきましょう。鉢土が乾くと鉢の重さが軽くなるので、それが水やりのタイミング。鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをします。

撮影/柴田和宣、飯塚恵子

※この記事は『たったの1㎡で! 野菜とハーブと花のミニ菜園』(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

※2025年5月4日に配信した記事を再編集しています。

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