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【ネタバレ解説】『プラダを着た悪魔2』小ネタ&オマージュ15選

  • 2026.5.5
20th Century Studios

※この記事は『プラダを着た悪魔2』のネタバレを含みます

すでに2026年トップクラスの興行収入を記録している、『プラダを着た悪魔2』。続投したキャストたちの見事なケミストリー、きらびやかなファッションや豪華カメオ陣、予期せぬ展開におなじみの楽曲など、ファンにはたまらない要素が盛りだくさんだ。

ここでは、本作に登場した、前作へのオマージュやイースターエッグ、小ネタやトリビアをまとめて振り返り。余韻に浸りたい人やリピート観賞を検討中の人は、参考にしてみてはいかが?

1. オープニング

予告にもあったとおり、今作は前作と同じくバスルームのシーン――アン・ハサウェイ演じるアンディが蒸気で曇った鏡を手でぬぐい、歯磨きをする――で幕開け。ただしアンディの歯ブラシは電動にグレードアップしている。

2. 青いベルトが2本

冒頭、授賞式に向かうアンディが露店の前を通る際、2本の青いベルトを客に両手で差し出している店主がチラリと出てくる。これはもちろん、前作に登場するあの有名な“セルリアンブルーお説教”の場面へのオマージュにほかならない。

3. セルリアンがあちこちに

そしてまた、セルリアンブルーも何度か象徴的にフィーチャーされる。美術館で行われるガラのカーペットやバナーの色がセルリアンだったほか、アンディがミラノコレクション中に着ていたコートや、ラストシーンで着ていたベストも同じくセルリアンだったことに気付いた人もいただろう。

ちなみにこのベストはもともと、衣装担当のモリー・ロジャースが倉庫から発掘した、前作のものに瓜二つのニットだった。それを見せられたアンはなんと、その場でハサミで袖を切り落として即席リメイクを実行したそう。モリー本人がそのエピソードを語っている。

4. 「シャネル」のブーツは…

またモリーは、2の製作にあたり「『シャネル』のサイハイブーツはまた出てくるの?」と何度も各方面から聞かれたとか。しかし彼女は「あれは当時の神聖な姿のままでとどめておき、触れないでおくべき」と感じたため、本作には登場させなかったそう。

5. 春の花柄

前作でミランダ(メリル・ストリープ)が発する最も印象的なセリフのひとつである、「花柄? 春の号に? 斬新だこと(Florals? For Spring? Groundbreaking)」。本作におけるガラのテーマが「Spring Florals」だったのは、このセリフへのオマージュと見て間違いないだろう。

……ただし、テーマに沿ったドレスアップをしているゲストはほとんどいなかったかも?

Aeon / Getty Images

6. いつもの集合場所

アンディが『ヴァンガード』誌の同僚たちと集まって飲んでいる場所は、マンハッタンのトライベッカにある、実在する人気レストラン「バビーズ(Bubby's)」。前作でも友人リリーや恋人ネイトたちと過ごしていた店で、日本でも展開している。

7. ミランダの家族

ミランダは前作に登場した夫スティーヴンとは離婚し、ケネス・ブラナー演じる音楽家のスチュワートと再婚。それと関係あるかは不明だが、愛犬もセントバーナードの「パトリシア」から「ジーノ」という名前の別の犬に変わっている。

また、ハンプトンにあるミランダの別荘のシーンでは、成長したミランダの双子の娘たちも一瞬映し出される(もちろん前作と同じ2人が演じている)。

8. ミランダがクビにした人物

ミランダが電話1本でクビにしたアシュリーというスタッフは、「コーネル大学を主席で卒業した」と言及される。前作の原作『プラダを着た悪魔』を手がけたローレン・ワイズバーガーも同じくコーネル大学の卒業生だが、果たしてこれは偶然だろうか?(※なお、2はオリジナル脚本で原作はない)

『プラダを着た悪魔』の著者ローレン・ワイズバーガー Jeff Spicer / Getty Images

9. ナイジェルとのクローゼットツアー

2でも『ランウェイ』編集部の華やかなクローゼットがまた登場。ナイジェル(スタンリー・トゥッチ)が“ツアーガイド”を務め、ハンプトンに向かうアンディの変身を再び助ける。またそこで、アンディがナイジェルに懇願する場面も前作同様に繰り返される。

10. マドンナの『Vogue』

ミラノでは、マドンナの『Vogue』にのせた“衣装替えモンタージュ”のシークエンスも復活。前作ではアンディの通勤ルックだったが、今回は続編にふさわしくグレードアップし、ミランダやアマーリ(シモーヌ・アシュリー)も含めた、コレクション中のドレッシーバージョンになっていた。

また、このときアンディが着用しているレオパード柄のアウターは、前作の同シーンに出てきた、レオパードのトリミングが付いたグリーンのコートを彷彿させる。

11. ドナテラ、喋る

前作では「彼女は誰とも喋らない」とミランダに言われていたドナテラ・ヴェルサーチェだったが、2では本人役でカメオ出演を果たし、エミリー(エミリー・ブラント)と食事をしているところが映される。さらには取り込み中のエミリーに話しかけ、「ちょっと待ってて! なんでいつもそんなにせっかちなの!?」とイタリア語で逆ギレされてしまう始末。どうやら2人は意外と仲良しのよう。

ヨーロッパプレミアでのエミリー・ブラントとドナテラ・ヴェルサーチェ Gareth Cattermole / Getty Images

12. 車内のミランダとアンディ

ラスト近く、サーシャ・バーンズ(ルーシー・リュー)との話し合いのあと、車で一緒に移動しているミランダ&アンディ。アンディに向け、ミランダが決断や選択、犠牲について語るところは、前作のパリでの車中シーンとそっくり。座る位置ももちろんそのまま同じだ。

13. 炭水化物

アンディとエミリーが“和解”するレストランでのシークエンスでは、エミリーが「この程度の炭水化物、シェアすればカロリーはゼロ」と、まるで日本の某コメディアンのような発言をする。前作で、事故に遭い入院した彼女がアンディに「あんたが着させてもらえる服だって、あんたに着る資格はない! 炭水化物を食べる人なんだから!」と怒鳴っていたことを考えると、いっそう微笑ましく感じられるシーンだ。

なお、アンディが劇中で使用している黒いサッチェルバッグは、エミリーの転職先である「コーチ」のもの。

XNY/Star Max / Getty Images

14. 懐かしいセリフ

ミランダが本作の最後で冷たく言い放つ「行って(Go)」は、前作のラストのセリフとまったく同じ。このほかにも、「何百万人もの憧れの仕事(A million girls would kill for this job)」や「以上よ(That's all)」など、懐かしいフレーズがいくつか再登場する。

15. エミリー、『ランウェイ』の表紙を飾る!?

大富豪のボーイフレンド、ベンジー(ジャスティン・セロー)にイライアス=クラーク社を買収させたのち、『ランウェイ』の編集長となり表紙にまで登場しようと画策していたエミリー。結局その企みは失敗に終わってしまうが、今作のプロモーションのために実際に作成された『ランウェイ』特別号では、無事(?)に表紙を飾っている。

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