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「ゴルフに飽きた」女子プロ姉妹の意外な口癖の心意とは?

  • 2026.5.1

昨年、米ツアーにフル参戦し始めたルーキーイヤーに姉妹揃って初優勝を挙げた岩井明愛と千怜。姉妹で活躍することも珍しいのに、双子が揃って活躍中ということでアメリカでも知名度と人気が高まっている。そして、さらに驚かされるのが二人の体力だ。

岩井姉妹の優勝の秘けつは体力?ツアー中の行動が話題

二人の今シーズンは、2月の開幕戦「ヒルトングランドバケーションズ」(※最終日は寒さにより中止)でスタートすると、2週間のオフを挟んで「ホンダLPGAタイランド」に出場。すぐ翌週には「HSBC女子世界選手権(シンガポール)」に出場すると、その翌週は日本ツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」にも出場した。この翌週はオープンウィークで一息ついたのだが、ここからの連戦がすごい。

3月第3週の「フォーティネット・ファウンダースカップ(サンフランシスコ郊外)」出場のために米本土に渡り、そこから「フォード選手権(アリゾナ州)」「アラムコ選手権(ラスベガス)」の3連戦をこなす。この翌週はマスターズのために女子ツアーはお休みだが、岩井姉妹は休まない。

アメリカ西海岸から日本に帰国して「富士フィルム・スタジオアリス」に出場すると、すぐに翌週は再びアメリカに戻って「JMイーグルLA選手権(ロサンゼルス郊外)」でプレーすると、すぐ翌週は女子メジャー第1戦「シェブロン選手権(テキサス州)」に出場した。日米を挟んで6連戦というのもすごいが、この後も連戦を止めない。

「シェブロン選手権」の翌週はメキシコに渡り、昨年千怜が初優勝した「メキシコ・リビエラマヤオープン」に出場。その翌週はニューヨークからほど近い場所で開催される「MIZUHOアメリカオープン」に出て、さらに「クローガー・クイーンシティー選手権(オハイオ州)」まで9連戦を予定している。

アメリカ>日本>アメリカ>メキシコ>アメリカと国境を4回超える移動を、まるで日本の国内移動のように動いて試合に出ているのだ。

「ゴルフに飽きた」女子プロ姉妹の意外な口癖の心意とは?
明愛を観戦する千怜

本人たちが好んで出場しているとはいえ、その体力には驚くばかり。千怜が今年初めて予選落ちを喫したシェブロン選手権では、千怜は予選を通過した明愛のプレーの応援に駆けつけている。また、千怜が好成績を挙げた「JMイーグル」では、最終日に千怜のTVインタビューを明愛が飛び込みで行うなど、サイビス精神も旺盛だ。

おまけに、千怜のインタビューの間、暇を持て余した明愛はクラブハウス近くにあった照明のポールを見つけると「腕だけで登れるよ」と登って見せるパフォーマンスも披露。いくら時間があるからと言っても、最終日のラウンドが終わったばかりとは思えない元気さだ。

母・恵美子さんに二人の様子を尋ねてみると、「自分で選んで出てるんですから」と、本人たちの意思を尊重している。それでも「最近は『ちょっと(ゴルフに)飽きた』と言うのが口癖なんです(笑)」と実情を語ってくれるが、ゴルフに飽きたようなプレーぶりには見えず、むしろ毎試合ますます楽しんでいるように見えるのも面白い。

体力オバケ、という言葉は、岩井姉妹のために用意された言葉なのだ。

フォトグラファー 田辺安啓 (通称JJ)
●たなべ・やすひろ/1972年生まれ、福井県出身。ニューヨーク在住。ウェストバージニア大学卒業後、ゴルフコース、テレビ局勤務を経験し、ゴルフを専門とするフォトグラファーに転身。ツアーのみならず、コースやゴルフ業界全般に関わる取材も行なっている。

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