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新郎「誰のための結婚式だよ!」打ち合わせに“全参加”し新婦の要望を無視する“新郎母”に、プランナーが提案した打開策とは…

  • 2026.5.24
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

こんにちは、yukimaruです。

結婚式の内容に口をはさんでくる親族、いつの時代にも必ずいます。
今回のエピソードは、費用は親族持ちであるものの、新郎新婦の希望をことごとく潰してしまう親族のお話です。

「誰のための結婚式?!」と言いたくなる、親族に新郎新婦も疲労困憊。
私のキャリアの中でもとてもよく印象に残っている事例です。

いつの時代にも必ずいるでしゃばり親族に我慢の限界!

昔の結婚式は、新郎新婦主導ではなく、両親・親族が主導でした。

その名残はまだ残っており、少なくはなっているものの、親族が前に出る結婚式があります。

新郎新婦が強く出られないのは、資金援助があるからです。

両親や親族に関わってほしくない、2人が主導で行いたいというカップルは、資金を自分たちで用意します。
とはいえ、数百万かかるイベントなので、若い2人で出すにはなかなか難しいのも事実です。

今回のおふたりもまた、若く、援助どころか全額、両親が支払うケースのカップルでした。

新郎は結婚式にこだわりが全くない一方で、新婦は非常に夢を抱いており、イメージとしては洋風のオリジナル結婚式です。

新郎にはこだわりがないものの、新郎家両親、親族は「和」へのこだわりが強く、うちの洋風式場を選ぶこと自体大反対していました。

そこは、新郎様が「この会場でできないなら結婚式自体しなくても良い」と新婦のために押し切った形です。

打ち合わせは新郎親族主導!新婦の夢が崩れていく様子に新郎激怒!

洋風の式場で挙式をすることの条件が、打ち合わせすべてに新郎母が同席すること。

同席しても確認だけで、口出しはそんなに…と考えていた新郎新婦が甘かった!ここからが大変でした。

まず、ドレス自体がNG!しかし、そこはチャペルでの結婚式なので、ウエディングドレスだけはなんとかお許しをいただき、カラードレスは却下、和装2着をゴリ押しにて決定されます。

この時点で新婦は「理想の披露宴会場で着物なんて...」と涙されていました。

次に料理、演出へと続きます。

新郎新婦は西洋フルコースを望んでいましたが、新郎家は格式高い和食にすべきだということで、2人で決めていたコースを却下、憧れのウエディングケーキ入刀は、お酒の鏡開きに変更されてしまいました。

費用は全て両親が払うということで、口を出したくなる気持ちも十分にわかるのですが、あまりに新郎新婦の意向からはかけ離れた内容に…

とうとう打ち合わせの場で、新婦が号泣、「誰の結婚式なんだよ!」と新郎も激怒する事態に。

新婦は、費用は私たちでは出せないし、理想の結婚式とは程遠いし、もう結婚式はしたくないと言い出しました。

「誰のための結婚式…」

プランナーとして、その新婦の様子を見てさすがに放っておけないと考え、少しお金はかかるけれど、2回の披露宴をする提案をします。

1回目は、これまで通り親族の思い通りの和装婚を新郎家の費用で行うけれど、出席者を親族のみにする。

そして2回目は、友人と職場でプチパーティーで軽い軽食形式にして、洋装婚を叶えるという提案です。

新郎新婦2人は、自分の貯金を使ってその選択を受け入れてくれました。

新郎家はしぶってはいたものの、自分たちでお金を出すなら、と最終的に納得をします。

結果、どちらも少し妥協して、思い通りの結婚式に近いものをすることができました。

結婚式は、様々な人の想いが交錯する場所、プランナーとしての立ち位置を再確認したエピソードです。


ライター:ゆきまる

大学卒業後、フリーターを経てウェディングトップの大手の会社に入社。 ウェディングプランナーを10年経験し、その後、支配人を5年、エリアマネージャーとして全国の店舗の管理活動を行っている。 現在は、Webライターとして活動。 ウェディングプランナーから培った「人をう気持ち」を大切に、コラム記事からSEO記事まで幅広く執筆中。

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