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オランダのマキシマ王妃、王室に伝わるルビーのティアラ&ネックレスを披露

  • 2026.4.27
Patrick van Katwijk / Getty Images

オランダのマキシマ王妃が、王室に伝わる由緒あるジュエリーを着用してガライベントに出席し、注目を浴びています。

現地時間の4月23日、ウィレム=アレクサンダー国王とマキシマ王妃は、アムステルダム王宮で毎年恒例の外交団ガラディナーを主催。アメリカへの公式訪問から帰国したばかりの王妃は、ベルギー発のブランド、ナタンの鮮やかなピンクのティアードドレスに合わせ、「ルビー・ピーコック・ティアラ」と、セットのパリュールを着用しました。

Patrick van Katwijk / Getty Images
マキシマ王妃とウィレム=アレクサンダー国王 Patrick van Katwijk / Getty Images

このジュエリーの歴史は、19世紀後半にまでさかのぼります。ロイヤルのさまざまな情報を発信しているブログ『ザ・ロイヤル・ウォッチャー』によると、ウィレム3世(ウィレム=アレクサンダー国王の高祖父)の2番目の妃であったエンマ王妃が、先代の王妃ゾフィーの宝石をもとに、ドイツのジュエラー、エドゥアルト・シュールマン&Co.にジュエリー一式の制作を1897年に依頼したそう。

孔雀の尾をモチーフにしたティアラとネックレス、ストマッカー(ドレスのボディス部分の前身頃につけるジュエリー)からなるこのセットは、ウィルヘルミナ女王のため、メレリオ・ルビー・ティアラに代わるより軽やかな代替品として作られたものとされています。

後ろから見たルビー・ピーコック・ティアラ Patrick van Katwijk / Getty Images
セットのネックレスを着用し、ハーグにあるノールドアインデ宮殿で行われたイベントに登場したマキシマ王妃、2017年撮影 Patrick van Katwijk / Getty Images

その後パリュールはオランダ王室の女性たちに受け継がれてきましたが、ベアトリクス王女の妹であるイレーネ王女が、1967年に2つの行事——妹マルフリート王女の結婚式と、母ユリアナ王妃の即位30周年記念ガラ——で着用したのを最後に、数十年にわたり公の場から姿を消しており、売却されたのではないかとの憶測も広がっていました。

しかし2009年、マキシマ王女(当時)が、スウェーデンのオランダ公式訪問の際にルビー・ピーコック・ティアラを着用したことで、再び注目されます。王妃になってからも、彼女はたびたび国賓訪問のタイミングでこのティアラを身に着けています。

そうして、パリュールは王室内で再び受け継がれるようになりました。現国王夫妻の長女で王位継承者であるカタリナ=アマリア王女が2024年に初めて公式晩さん会に出席したときも、このティアラを着用していました。

ルビー・ピーコック・ティアラを着用し公式晩さん会に出席したカタリナ=アマリア王女、2024年撮影 Patrick van Katwijk / Getty Images

今回行われた毎年恒例の外交団ガラディナーには、オランダおよびベルギーに駐在する約140名の各国の外交官が、オランダ政府の大臣や市長、主要機関のトップらとともに一堂に会する場です。毎年テーマが設けられ、今年は「政治と行政」がテーマとなりました。

国王はディナーのスピーチで、こう述べています。

「紛争は国境を越えて制御不能な波紋を広げ、地域社会や文化、経済に甚大な被害をもたらしています……出身地がどこであれ、私たちはみな、この緊迫した時代の振動を感じています」

「前に進む道は、国際協力にあります。協力は、私たちをつなぐものを探し求めることを促してくれます……地政学はゼロサムゲームであってはなりません。私たちの暮らしはあまりにも密接に結びついており、他者の権利や自由を無視したり、侵害したりすることは許されません。これは小国にも大国にも、等しく当てはまることです」

From TOWN&COUNTRY

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