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斎藤工が『サンキュー、チャック』の宣伝アンバサダーに就任!不穏と恐怖の本編映像も

  • 2026.4.17

スティーヴン・キングの小説を『ドクター・スリープ』(19)でもキング作品を映像化したマイク・フラナガン監督が映画化し、第49回トロント国際映画祭で最高賞である観客賞に輝いた『サンキュー、チャック』(5月1日公開)。このたび、斎藤⼯が本作の宣伝アンバサダーに就任し、斎藤登壇のイベントも開催されることが決定した。あわせて、突如、世界に静かな異変が広がる本編映像も解禁された。

【写真を見る】心温まる感動作である一方、キング作品らしい“不穏”と“恐怖”のエッセンスも

『サンキュー、チャック』は5月1日(金)より公開 [c] 2024 DANCE ANYWAY, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
『サンキュー、チャック』は5月1日(金)より公開 [c] 2024 DANCE ANYWAY, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

2024年に作家生活50周年を迎えたキング。新作小説は常にベストセラーランキングを席巻し、キングに影響を受けたテレビシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」が世界的大ヒットを記録するなど、いまなお絶大なる人気と評価をアップデートし続けている。そんなキングが2020年に発表した「The Life of Chuck」を映画化したのが本作。監督、脚本は『ジェラルドのゲーム』(17)『ドクター・スリープ』に続き、キングとの信頼の絆で結ばれたフラナガンが担当する。

主演には、「マイティ・ソー」や「アベンジャーズ」シリーズで活躍するトム・ヒドルストンを迎え、アカデミー賞作品賞受賞作『それでも夜は明ける』(13)で主演を務めたキウェテル・イジョフォーや「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのカレン・ギラン、『ルーム』(15)で数々の賞に輝いたジェイコブ・トレンブレイ、「スター・ウォーズ」シリーズのルーク・スカイウォーカー役でおなじみのマーク・ハミルなど、実力と人気を兼ね備えたスターキャスト陣の共演が実現した。

舞台は、異常気象などで崩壊寸前の世界。絶望する人々の前に突如現れたのは「チャールズ・クランツ すばらしい39年間!ありがとう、チャック!」という大量の感謝広告。チャックとは一体だれなのか。「ありがとう」の意味とは。チャックの人生をさかのぼった先ですべての謎が解ける時、衝撃と感動が押し寄せるヒューマン・ミステリーとなっている。また、『ラ・ラ・ランド』(16)の振付師マンディ・ムーアが担当したヒドルストンのエモーショナルなダンスシーンにもご注目を。

斎藤工が『サンキュー、チャック』宣伝アンバサダーに就任 [c] 2024 DANCE ANYWAY, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
斎藤工が『サンキュー、チャック』宣伝アンバサダーに就任 [c] 2024 DANCE ANYWAY, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

このたび、俳優、映画監督、写真家として幅広く活躍し、自ら監督を務めた『blank13』(18)が上海国際映画祭に出品されるなど映画人としても知られる斎藤が本作に深い感銘を受け、宣伝アンバサダーに就任した。さらに、5月1日(金)からの全国公開に先駆け、4月29日(水・祝)に宣伝アンバサダーとして斎藤が登壇する日本公開記念舞台挨拶付き上映の開催も決定。本上映は、4月18日(土)よりいち早プレリザーブの受付も開始となる。

トロント国際映画祭で満場一致の観客賞に輝き、「人生を肯定する感動作」として世界中の注目を集める本作。だが、原作者はキングで、監督は「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」などのフラナガンである。この組み合わせが生む本作の「もうひとつの顔」を、今回解禁された本編映像が鮮烈に映しだす。

映像の舞台は、街灯が消えた夜の住宅街だ。静まり返った路上で、高校教師マーティー(イジョフォー)は、ローラースケートを履いた少女(ヴァイオレット・マッグロウ)と出会う。「家に帰りなさい。街灯がないとスケートは危険だ」と諭すマーティーに、少女は「いつか収まる?」と不安げに問いかける。その瞬間、家々の窓に不気味に青白い光が灯る。そこ浮かび上がったのは、穏やかに微笑みながら執筆に勤しむ謎の男、というチャールズ・クランツの広告だ。マーティーは動揺を押し殺し、「帰るんだ。ママとパパの元へ」と少女を促す。その声ににじむ恐怖が、日常の崩壊を静かに告げている。

この不穏な空気を成立させているのは、2人のキャストの力量にほかならない。イジョフォーは2005年公開の『キンキーブーツ』でドラァグ・クイーンを好演し、『それでも夜は明ける』ではアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。2026年にはA24製作のホラー『The Backrooms』への出演も控える実力派が、本作では恐怖と不安を、わずかな表情の変化だけで表現してみせる。

一方、少女役のマッグロウは『M3GAN/ミーガン』(23)での名演が記憶に新しい15歳(撮影時)。フラナガン監督の「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」ではクレイン家の末っ子ネルの幼少期を演じ、ホラー・ジャンルに欠かせない存在として頭角を現した。本作で監督と再会を果たした彼女の澄んだ瞳と危うげなローラースケート姿が、作品に幻想的かつホラー的なエッセンスを加えている。

【写真を見る】心温まる感動作である一方、キング作品らしい“不穏”と“恐怖”のエッセンスも [c] 2024 DANCE ANYWAY, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
【写真を見る】心温まる感動作である一方、キング作品らしい“不穏”と“恐怖”のエッセンスも [c] 2024 DANCE ANYWAY, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

心温まる感動作である本作だが、ふとした瞬間にキングらしい不穏さも漂う。恐怖の先に待つ驚きと感動の結末を、ぜひ劇場で確かめていただきたい。

文/山崎伸子

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