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バスで騒ぐ我が子たちに冷や汗「もう降りようか」追い詰められた私 → 運転手の『予想外の一言』にホッ

  • 2026.4.16

子どもが公共の場で騒いでしまい、焦った経験はありませんか? 周囲の視線が気になり、戸惑うこともありますよね。今回は、筆者がバスの中で感じた不安と、ある一言に救われたエピソードをご紹介します。

画像: ftnews.jp
ftnews.jp

思っていた以上に落ち着かない車内

幼い子ども二人を連れてバスに乗ったときのことです。
下の子は初めてのバスに興奮気味。乗った瞬間から嬉しそうに声を上げ、膝の上でもじっとしていられません。

もう一人もつられるように立ち上がろうとして、私の周りだけが一気に慌ただしくなりました。
「座ってね」と声をかけながら抱き寄せるものの、思うようにはいきません。

楽しい気持ちがあふれているのは分かるけれど、どうしたらいいのか迷っていました。

周囲の目が気になる私

足をバタつかせる音やはしゃぐ声が目立っていました。ふと顔を上げると、周囲の視線が気になります。

「きっと、迷惑をかけている」と焦る気持ちから、目的地より手前で降りることまで頭をよぎりました。

まだ乗っていたい気持ちよりも、「これ以上続いたらどうしよう」という不安のほうが大きくなっていたのです。

注意されると思って身構えた瞬間

なんとかそのまま乗り続け、降車のタイミングを迎えました。

そのとき、運転手がこちらを振り返ったのです。

「やっぱり何か言われるかもしれない」そう思い、思わず身構えました。

子どもを静かにさせられなかったことへの後ろめたさもあり、少しだけ視線を避けたくなるような気持ちでした。

張りつめていた気持ちがほどけた一言

けれど、かけられた言葉は想像していたものとは違いました。

「元気でね」
そう言って、にこっと笑いながら手を振ってくれたのです。

その瞬間、胸の奥にあった緊張がすっとほどけました。

子どもたちも嬉しそうに手を振り返し、先ほどまでの落ち着かない空気がやわらいでいくのを感じました。

「迷惑をかけない」に縛られていた

それ以来、子どもたちはバスが好きになりました。もちろん乗るときは「静かにしようね」と伝えています。

ただ、あのときのことを思い返すと、自分の中で少し変わった部分があると感じます。
周囲に配慮することは大切ですが、「迷惑をかけてはいけない」と思うあまり、自分で自分を追い込んでいたのかもしれません。

あの一言があったことで、うまくできないときがあってもいいのだと、少しだけ気持ちが軽くなりました。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。

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