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ネット通販で服を購入→商品が届かず問い合わせると「返金します」との連絡が…その後、30代女性を襲った“50万円の悲劇”

  • 2026.5.11
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちは!元警察官のりょうせいです。

ネット通販で商品を購入したものの、「商品が届かない」「注文した物と違う」といった経験をしたことがある人もいるかもしれません。

こうした通販トラブルに便乗し、「返金対応」を装って金銭をだまし取る詐欺が問題となっています。「返金」という言葉から安心してしまいがちですが、そのやり取りの中に危険が潜んでいる場合があります。

実際にあった返金詐欺の事例

※ここで紹介するのは、公的機関などが注意喚起している事例を基に再構成したものです。

30代の女性は、インターネット通販で約1万円の衣類を購入しました。しかし、予定日を過ぎても商品は届かず、販売業者へ問い合わせを行いました。

その後、販売者を名乗る人物から「返金対応を行います」と連絡があり、手続きのためとして通信アプリの追加やスマートフォンの操作を求められます。

女性は指示通りに操作を進めましたが、途中で「返金処理のためATMで手続きが必要」と案内され、ATMへ向かいました。
しかし実際には、返金ではなく送金操作をさせられており、気づかないまま複数回にわたり振り込みを行ってしまったのです。

結果として、合計約50万円ほど振り込んでしまい、購入代金以上の金額をだまし取られる被害につながりました。

なぜ被害に遭ってしまうのか

この手口の特徴は、「返金」という安心感を利用している点にあります。

通常、人は「お金を受け取る手続き」だと思っているため、警戒心が下がりやすくなります。また、すでに通販トラブルが発生している状況のため、「早く解決したい」という心理も働きます。

元警察官として感じるのは、詐欺は“人の焦り”や“安心した瞬間”を狙ってくるということです。

注意したい典型的な特徴

返金詐欺では、次のような特徴が見られることがあります。

  • 通販トラブル後に返金を理由として連絡が来る
  • 通信アプリの追加や画面共有を求められる
  • ATMで返金手続きを指示される
  • 操作を急がせる
  • 「このままだと返金できない」と不安をあおる

こうした言葉が出た時点で、一度立ち止まることが重要です。

被害を防ぐためにできること

ネット通販の返金トラブルを防ぐためには、次の点を意識することが大切です。

  • 公式サイトや正規の連絡先以外でやり取りしない
  • 画面共有や遠隔操作には応じない
  • ATMで返金手続きを求められた場合は詐欺を疑う
  • 不安を感じた時点で家族や周囲へ相談する
  • 必要に応じて消費生活センターや警察へ相談する

まとめ

「返金します」という言葉は、一見すると安心できる対応に見えるかもしれません。

しかし、その手続きの中に詐欺が潜んでいる場合があります。

焦って対応せず、冷静に判断することが、大切なお金を守ることにつながります。

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