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気温4度のなか熱い「連結」が復活!札幌まで走り抜く…おじさんたちの新幹線PR隊の今

  • 2026.4.11

3月26日に開業から10年の節目を迎えた、北海道新幹線。
次の10年に向けた課題や展望をお伝えします。

夢の乗り物、北海道新幹線は何をもたらしたのか。
新幹線を応援し続ける地域住民を取材しました。

あのPR隊が再結成!

Sitakke
2016年3月 新函館北斗駅

10年前、北海道民の夢を乗せてついに開業した北海道新幹線。

当時、その盛り上げにひと役買った男たちが話題となりました。
その名も「函館はやぶさPR隊」。
さまざまなイベントに登場し、その強烈ないでたちから注目を集めていました。

Sitakke
2014年

あれから10年。

「車両基地」を兼ねる隊長の自宅には再びあの男たちの姿がありました。

「いや重い。首大丈夫かな、あした」と話すのは、函館はやぶさPR隊の小林正明隊長です。

北海道新幹線の開業以降、ほとんど出演のオファーがなかったという「はやぶさPR隊」。
3月24日に控える新幹線の開業イベントで再結成し、あの「連結」を披露するというのです。

小林隊長は、「JR北海道を応援するのは僕たちの使命」と語ります。

札幌まで走り抜きたい

Sitakke
新幹線開業10周年イベント 新函館北斗駅

迎えた本番当日。小林隊長が「きれいな整列を見ていただきたい」と意気込みます。

気温4度。冷たい風がメンバーを襲う中、いよいよ「出発」です。

役目を全力でやり遂げるおじさんたちによって、会場には笑顔があふれ、大役を無事、務め上げました。
今後も新幹線の延伸に向けて、「車両のメンテナンス」を続けるといいます。

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「札幌延伸が2038年度末以降で上の者が68歳になっている。可能であれば若い方に引き継ぎたいが、いなければわれわれが力を出して札幌駅まで走っていきたい」

新幹線延伸の応援は、松前町からも届いています。

アワビにクジラ…郷土料理ふるまうのは

Sitakke

アワビを使った炊き込みごはんに、くじら汁。
松前町の矢野旅館では、松前藩の時代に食べられていた婚礼の祝い膳を提供しています。

野菜にもクジラのうまみがしっかりとしみ込み、松前町の郷土料理を存分に楽しめる内容です。

この料理を考案したのは、「マグロ女子会」のメンバーでこの旅館で働く工藤夏子さんです。

「マグロ女子会」は新幹線延伸をきっかけに北海道南部と青森の女性で結成されたグループで、ふるさとの魅力を発信しようとバスツアーや特別メニューを開発してきました。

2014年の結成以降、取り組みを継続してきた工藤さん。

「目的みたいなものがないと、やっぱり素通りの町になってしまう。こうして12年たっても、わざわざ松前に来てくれる人がいるのはやってきた活動の成果」と手応えを感じています。

札幌延伸で、さらに観光客を呼び込みたいとする一方、地域をどう活性化させるかが問われていると工藤さんは話します。

「真ん中にどーんとレールが通ったとしても、波及効果がないことには北海道全体として新幹線を活用しきれないと思う。日々できることを細く長く、札幌につながるまでやり続けるしかない」

地域を支え、住民に支えられている北海道新幹線。
札幌延伸を控えるレールの先にどんな景色が広がっているのでしょうか。

取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年3月23日)の情報に基づきます。

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