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3分に1回出動で救急車がゼロになったことも…札幌で「日中専門」救急隊が必要になるワケ

  • 2026.5.7

2025年1年間で札幌市民の約17人に1人が要請した計算になる救急隊の出動回数。
札幌市は、出動要請の増加をうけて2026年4月から日中時間帯に稼働する救急隊を新たに発足させました。

札幌市の豊平消防署に新たに配置されたのは、「月寒救急隊」です。

「月寒救急隊」は24時間体制の救急隊ではなく、日中の時間帯のみ稼働する日勤の救急隊で、救急救命士の資格を持った隊員ら5人が所属します。

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札幌市の2025年1年間の救急出動件数は約11万5000件。
高齢化などの影響で増加傾向にあり、過去10年間で約2万7000件増えています。

特に、日中の時間帯は1時間あたり平均18件の出動があり、夜間の10件を大きく上回っています。

冬場は通勤時間帯の雪道での転倒で、夏場は熱中症による搬送で日中の出動件数が増えているということです。

札幌豊平消防署・月寒救急隊の有馬尉亮隊長は「われわれの増隊は1分1秒でも早く現場に到着することが目的。いち早く駆けつける救急隊として任務を全うしたい」と話します。

3分に1回出動…年間15万件の予測も

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日中時間帯を専門にする日勤救急隊の発足は、2024年の西消防署の発寒救急隊以来5隊目です。

札幌市消防の救急隊の、日中と夜間の出動件数の比較を見てみると、1時間あたりに計算すると、日中の出動件数は夜間の時間帯の2倍近くになります。

午後6時から15時間ある「夜間」は、6分に1回に対し、午前9時から9時間の「日中」は、約3分に1回出動要請がある計算です。

札幌市によりますと、AIの予測では、2030年には出動件数がさらに3万件以上増えて、年間15万件に上るというデータもあります。

実際に2025年まで、日中に全ての救急隊が出払ってしまって、要請があっても出動を保留したり、消防隊が代わりに現場に駆けつけたりすることもあったということです。

取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年4月10日)の情報に基づきます。

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