1. トップ
  2. 京都人に愛される名店で美食ランチを。わざわざ訪れたい京都のレストラン5選

京都人に愛される名店で美食ランチを。わざわざ訪れたい京都のレストラン5選

  • 2026.4.4
Hearst Owned

和、仏、伊はもちろんエスニックまで、ジャンルを問わずハイレベルな店が揃う京都は、ランチの選択肢も大充実。コースをゆったり、アラカルトをクイックに…と、予定に合わせてセレクトを。

HARRY NAKANISHI

【1】モーネ

旬を味わう、地元食材を使ったイノベーティブイタリアン
京都市内からもわざわざ訪れる人が多かった京田辺市・松井山手の人気レストランが2024年に街中に移転。河村昭多シェフの料理は“イノベーティブ”と称されることがありますが、「京都をはじめ日本の食材を使い、食材の持ち味を生かそうと思うと、和食やフレンチの調理法を自然と用いるようになりました」と、河村シェフ。春の前菜、サワラのカルパッチョも、和食の技法を用いて炭火でさっとあぶったサワラに、千枚漬けやかぶのソース、りんごのムース、ハーブを盛り付けて。ひと皿でいろいろな味の組み合わせを楽しませてくれるのも河村シェフの得意技です。

(写真)ランチコース¥8,360は前菜3品、パスタ、メイン、パン、デザート。冷前菜「鰆のカルパッチョ、蕪とたっぷりのハーブ、リンゴのムース」。

HARRY NAKANISHI

メインは「聖護院大根と穴子のフリット、山菜のソースと発酵させた金柑のジャム」。

HARRY NAKANISHI

シェフが料理を作るオープンキッチンの脇を抜けてカウンター席に向かう、臨場感ある造り。

HARRY NAKANISHI

カウンターと作業テーブルが一体に。丸みをつけた先端はグループで座れ、ダイニングテーブルを囲むような一体感に包まれます。


DATA

住所:京都市中京区山本町440-1
tel.075-741-6563
営業時間:12時~15時(最終入店) 18時~22時(最終入店)
定休日:月曜、不定休
Instagram:@mane-kyoto

HARRY NAKANISHI

【2】-和生- ワヴィ

日本の食材や文化をフランス料理を通して表現
田村和儀シェフは、大阪のミシュラン一つ星フレンチ「レストラン ディファランス」で修業後、京都のホテル「アゴーラ 京都烏丸」で開業から3年間、料理長を務め、2024年に31歳という若さで独立。自身の店では、フォアグラをはじめとする輸入食材は一切使用せず、国産食材に特化。コースは、和の技法を取り入れ、和と仏を自由に行き来する唯一無二な料理の連続です。フランス料理の醍醐味であるフォン(だし)や野菜を煮詰めたソースを大切にしながら、味わいは和食における苦みや酸味を意識し、軽やかに。長屋をリノベーションした空間や日本の作家の器も、モダンななかに和を感じさせます。

(写真)前菜3皿、魚料理、肉料理、デザート、小菓子とお茶が付いたランチコース¥8,800。お品書きには素材名のみが書かれ、この日の魚料理は「ワカサギ 菜の花 八朔」。ワカサギや抹茶のクレープ、菜の花など、いろいろな苦みの掛け合わせが絶妙。

HARRY NAKANISHI

肉料理「美山の鹿」。1時間半かけて炭火で火入れした鹿のロース肉に、鹿肉のフォンのソースや蓮根まんじゅう、菊芋のソースを添えて。

HARRY NAKANISHI

田村シェフとサービスを担当するパートナーの未有生さん。

HARRY NAKANISHI

長屋の一角に。


DATA
住所:京都市右京区花園伊町27-3
※電話なし、予約はWEBより。
営業時間:12時、12時半、18時、18時半
不定休
Instagram:@wavie_kyoto

HARRY NAKANISHI

【3】洋食屋なかご

大人好みの洋食店ランチは名物のハンバーグを目指して
惜しまれつつも閉店した「ビストロセプト」で料理長を務めた、松本奈火吾さんが開いた洋食店。2023年にオープンしたときには「またあのハンバーグが食べられる!」と、歓喜する京都人が続出しました。ランチには、ポークジンジャーやカツレツといったメニューも揃うなか、名物の「ハンバーグセット」が注文の9割を占めるそう。夜は洋食あり、旬のひと皿ありのアラカルトをみんなでシェアしてお酒と共に味わうスタイル。老舗洋食店とは違った楽しみ方がお待ちかねです。

(写真)国産牛に鹿児島・ふくどめ小牧牧場の幸福豚を加え、ふっくら感と豚肉の甘みをプラス。10日間かけて作るデミグラスソースは深みとコクがあり、絶品。無農薬野菜のサラダ、具だくさんの野菜スープ、白ご飯付き「ハンバーグセット」¥2,200

HARRY NAKANISHI

カウンターのほか、2階にテーブル席も。

HARRY NAKANISHI

京町家が軒を連ねる路地の奥


DATA
住所:京都市下京区石不動之町682-4 もみじの小路H-8
tel.075-600-9655
営業時間:11時半~12時(最終入店) 17時半~21時(L.O.)
定休日:月曜、不定休
Instagram:@yousyokuyanakago

HARRY NAKANISHI

【4】割烹料理 福やす

おばんざいがぎっしり! カジュアル割烹の昼膳
店主・福安雅己さんは、京都のホテルや和食店で腕を磨き、料理人歴20年以上。自身の店は地元の人に頻繁に通ってもらえるように、昼は気軽な御膳を、夜はアラカルトをメインに、コースも手頃な価格で用意されています。昼の御膳は、天ぷらやお造り、西京焼きなど、主菜もいろいろ。どの御膳もまずは、おばんざいを八寸風に盛り付けたお重が供されるのが嬉しい。具材に合わせて炊き方を変えていて、京都の農家直送の旬の野菜をしみじみ味わえます。

(写真)天ぷらは全8種類。おばんざい八寸が付く「海老天ぷら御膳」¥2,100 夜のコースは全7品¥6,900

HARRY NAKANISHI

お重で出されるおばんざい八寸。飛竜頭やかぼちゃ、こんにゃくなどはそれぞれ炊き分けて。ナスの揚げ浸しやせりのおひたしと盛り付け、ひと皿で供されます。小鉢は、おから、切り干し大根、糸こんにゃくと揚げ。

HARRY NAKANISHI

カウンターのほか、テーブルや庭を望む座敷もあり。


DATA
京都市中京区花立町274
tel.075-200-2361
営業時間:11時~13時半(L.O.) 17時~21時(L.O.)
定休日:火曜、金曜のランチ
Instagram:@0fkys_

HARRY NAKANISHI

【5】ニューオリエンタル

滋味深い台湾蒸しスープとボーダレスなスパイス料理を
東京・西荻窪で人気の「スパイス飯店」の姉妹店。本店とはまったく違うメニュー構成で、こちらでは台湾式蒸しスープを中心に。京地鶏と豚スペアリブで基本のスープを取る際も、寸胴鍋を蒸し器に入れて火入れすることで、煮詰まることなくうまみが凝縮。塩のみで味付けし、濃厚ながら優しい味わいが広がります。蒸しスープ以外にも、台湾や中国の麺やご飯物、個性豊かな小皿料理など気になるメニューがいっぱい。スパイシーな味わいに、昼からナチュラルワインが飲みたくなります。

(写真)薬膳食材、百合の花はシャキシャキ! 「蒸湯・京地鶏、豚スペアリブ、百合の花」¥850。麻辣醤がしっかり辛い「南昌拌粉(麻辣和えビーフン)」¥1,000に、3~4種類をブレンドした「雲南ハーブ」をトッピング+¥200。

HARRY NAKANISHI

台湾ではおなじみの引き出し型蒸し器を使用。


HARRY NAKANISHI

路地沿いの古民家を改装し、2025年11月にオープン。


DATA
住所:京都市下京区若松町425-2
tel.050-1794-1121
営業時間:11時~18時(L.O.)
定休日:火・水曜
Instagram:@neworiental.kyoto


Photos:HARRY NAKANISHI
Text:JUNKO AMANO
25ans(ヴァンサンカン)4月号掲載(2026年2月27日発売)

元記事で読む
の記事をもっとみる