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「あんたの質問のせいで会議が15分長くなったよ」と先輩に言われた→質問が、翌週の重大ミスを防ぐことに

  • 2026.3.30
ハウコレ

入社してまもないころ、「余計なことを聞いたな」と周りの雰囲気から感じさせられた出来事があります。でも後になって、あの疑問を口にしてよかったと、思えるようになりました。

会議の場で

プロジェクトの仕様を確認する会議の途中、資料の記載と口頭説明の内容が微妙に食い違っているように感じました。自信はありませんでしたが、このまま進めて後からずれが生じると困ると思い、おそるおそる手を挙げました。確認が取れるまで少し時間がかかり、会議は予定より長引きました。

会議室から席に戻るとき、隣にいた先輩にこう言われました。「あんたのせいで会議が15分長くなったよ」と。小さな声でしたが、はっきりと聞こえました。なんか悪いことをしてしまったと思って、モヤモヤが残ったままその日は仕事をしました。

あの「食い違い」が問題になった

一週間後、あの会議で確認した仕様に誤りがあることが判明しました。もし修正されないままシステムに実装されていれば、取引先にも影響が及ぶ可能性があったといいます。原因を調べていくうちに、会議中に私が指摘したポイントがまさに問題の核心だったことがわかりました。あのとき確認していなければ、誰も気づかないまま作業が進んでいたかもしれなかったそうです。

部長の言葉

部長が「あの質問がなかったら終わっていた」と言ってくれました。部長の言い方から、言葉の重さがじんわりと伝わってきました。先輩は特に何も言いませんでした。気まずい空気があったわけでもなく、ただ、何もなかったように業務が続きました。責めたいとは思いません。ただ、あの日の「15分」という言葉は、しばらく頭の中に残りつづけました。

そして...

わからないことを「わからない」と言うのは、勇気のいることだと改めて感じています。場の空気を読みすぎて口を閉じることが正解とは限らない。今でも発言するたびに少し緊張しますが、先月も会議で手を挙げ、担当者に確認を取りました。それでも手を挙げようと思えるようになりました。

(20代女性・IT企業)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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