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職員室で突然「おい!!」→廊下に呼び出され1時間…。職員会議中、年配教師が30代教員に激怒したワケ

  • 2026.4.30
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こんにちは。
元教員ライターのkntです。

職員室は、20代から60代まで多くの年齢層で構成されています。
さらには管理職以外はほとんど同様の仕事を行います。
そんな職場だからこそ起こり得るトラブルについてお話しさせてください。

バランスが大切

一般的な規模の中学校では、数十人の教職員で構成されることが多いです。または私が勤務していた規模の学校では、大体30〜60人の職員で構成されていました。

そして校長先生が学年部の編成を行います。

普通の会社で言うところの「部署」というイメージをもっていただければと思います。

学年部、いわゆる部署が違うと先生同士で関わったり、一緒に仕事をしたりすることがほとんどありませんでした。

基本的には学年部の中で全てが行われます。学年部は、初任の先生から60代の先生まで多岐にわたっています。

そして自分の立ち位置やお互いを尊重しながら仕事をすることが一番大切であると教員時代にはひしひしと感じました。

なぜかというと、学年部のバランスを崩し、一人立ちしたい若い頃の私と、年配の先生の対立が起きてしまったからです。

緊迫の職員室

当時、私は3校目ということもあり任された仕事をこなせる自信と自負がありました。

30代ということもあり、学年部でも学校でも核となる立ち位置であったことも間違いありません。

そんな自負が、生んだトラブルです。

私はいつも通り、学年部での会議で中心となり、年上、年下に忖度なく生徒のためにできることを本気で考え、物事を発言していました。

誰の意見であっても忖度せずに、良いものは良い、悪いものは悪いと主張する行為が一人の先生のスイッチをいれてしまいました。

「おい!!!!!!!!!」
「年上を尊敬して発言をしろ」
「スポーツをやってきてそんなことも学んできていないのか」

といきなり大きな声で私を叱責し始めました。

私は驚き、なにがそうさせたか冷静に聞こうとしましたが、聞く耳持たずとはまさにこのこと。

「年上を敬え」「若者は黙ってろ」「でしゃばるな」

そんな罵声を私に浴びせてきました。その瞬間、職員室は完全に凍ってしまいました。

それもそのはず。

職員室では大きい声を出すことももちろんありませんし、後になって気付いたのですが、その先生はご自身の経験や立場に対する強い自負があり、良かれと思った私のストレートすぎる物言いが、結果的にご自身の存在を否定されたように感じさせてしまっていたようでした。

しかし私はどの先生にも平等に、もちろん尊敬を持って話をしていたつもりでしたが、それがスイッチの元でした。

そのまま廊下に呼び出された私は、厳しい言葉をかけられ続けることに。

見ていた先生方も止めに入りますが、私が制し、二人で話をさせてください。と言いました。

なんとかおさまるまで1時間ほど。

その先生の思いを聞くことがやっとできました。

「若者が頑張るのはいいことだが、自分の考えを蔑ろにされている気分だった」

といった声でした。

当然、大声での叱責や高圧的な態度は今の時代決して許されるものではありません。しかし、あの時の私には、相手の気持ちやどのように受け取るかということにまで思考を巡らせる余裕が欠けていたのも事実でした。

相手の立場や気持ちを考えた発言ができなかったことに私も反省し、言動を以降改めることを決意しました。

生徒のためのチームづくり

良い学校を作るための第一歩は良い職員室を作ること。

先生同士の仲が悪いとそれが生徒にも伝播してしまい、よい関係は生まれません。

「先生」である以上、生徒からしたらみんな先生です。年齢や性別、立場などは関係ありません。

バランスよく、そして雰囲気よく職員室でチームを作ることが学校のためになるんだと実感をした出来事でした。


ライター:knt
中部の公立中学校で10年、生徒たちと向き合ってきました。
離れて気づいた教員の大変さであったり、現場の先生方への尊敬。現状などをみなさんにお届けします。


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