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「丁々発止」の正しい意味や使い方とは? 読み方や例文・言い換えも紹介

  • 2026.3.20
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「丁々発止」の読み方・意味

「丁々発止」は「ちょうちょうはっし」と読みます。

「激しい音を立てて、刀で打ち合うさま」「激しく議論を交わすさま」を指す四字熟語です。

「丁々」は金属や木材が続けてぶつかり合う甲高い音を表し、「発止」は硬いもの同士が強くぶつかる音を表します。これらを組み合わせて、お互いに激しくぶつかり合う状況を表す「丁々発止」という言葉が生まれました。

元々は「刀で切り結ぶ激しい戦いの様子」を形容する言葉でしたが、転じて「白熱した議論」を指すようになりました。

ビジネスシーンでは、お互いに意見を譲らず、熱い議論を交わす場面を表すことが多いです。

「丁々発止」を使った例文

「丁々発止」は、具体的にどのように使うのでしょうか。例文を見ていきましょう。

(1)新商品の方向性を巡って、リーダーとデザイナーが丁々発止でやり合っていた

この例文は、新しい商品のコンセプトやデザインの方向性について、専門家同士が激しい議論を交わしている様子を表しています。
「丁々発止」を使うことで、お互いが一歩も引かず、白熱した議論を戦わせている様子が伝わります。

(2)先輩と丁々発止の議論を交わしたことで、新たな視点を発見できた

この例文では、先輩と一歩も引かずに真剣に意見をぶつけ合った結果、一人では気づけなかった新しい視点を得られた様子を表しています。
「丁々発止」とあることで、単なる口論ではなく、お互いに敬意を持って真剣なやり取りを繰り広げたことが伝わってきます。

(3)クライアントと丁々発止のやり取りをして、なんとか合意を得た

この例文は、クライアントとの交渉において、お互いの利害がぶつかりあった末、ようやく合意に至った場面を表しています。
「丁々発止」を使うことで、お互いの主張が火花を散らすように激しく、緊張感に満ちたものであったことが伝わりやすいです。

PrathanChorruangsak / Getty Images

「丁々発止」の言い換え表現

「丁々発止」を言い換えるとしたら、どのような表現があるのでしょうか。言い換え表現をいくつか紹介します。

(1)侃々諤々(かんかんがくがく)

「侃々諤々」は、「遠慮することなく盛んに議論し、自分が正しいと思うことを堂々と主張し合う様子を指す言葉です。

「丁々発止」は主に一対一、または少人数での鋭い意見の応酬を指す言葉ですが、「侃々諤々」は大勢の人が遠慮なく盛んに意見を出し合っている状況を指すことが多いという違いがあります。

(2)甲論乙駁(こうろんおつばく)

「甲論乙駁」は、「お互いに論じ合い、反対意見を出し合って議論がなかなかまとまらないことを指す言葉です。

「丁々発止」が議論の激しさや勢いを表しているのに対して、「甲論乙駁」は議論がまとまらず、収拾がつかない状態に焦点があたっているという違いがあります。

最後に

丁々発止とは「激しい音を立てて、刀で打ち合うさま」「激しく議論を交わすさま」を指す言葉です。例文や言い換え表現などもあわせて学び、語彙力を豊かにしましょう。

※この記事は2026年3月20日時点の情報です。

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