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山田杏奈さんが特に好きなキャラクターは?映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』への想いをインタビュー

  • 2026.3.18

映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』 2026年3月13日(金)開戦ッ!!!!

シリーズ累計発行部数3000万部突破の大人気コミック「ゴールデンカムイ」(野田サトル/集英社ヤングジャンプ コミックス刊)。
第2作目となる実写映画が公開されます。

WEBマガジン「Sitakke」の特集「今こそ沼るッッ!ゴールデンカムイ愛」では、アイヌの少女・アシㇼパを演じた山田杏奈さんにインタビューを実施ッ!

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山田杏奈さんとHBC佐藤彩アナウンサー

「HBC演劇エンタメ研究会(通称“エンケン”)」の佐藤彩アナウンサーがお話を聞きました。
Sitakke編集部IKUが映画を見て感じたアシㇼパ/山田さんの魅力や感想とあわせてお伝えします。

映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』ストーリー

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©野田サトル/集英社 ©2026 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会

すべての謎を解き明かすために…ついに、決戦の地、網走監獄へ。

「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争から帰還した元兵士・杉元佐一(山﨑賢人)は、アイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。
金塊を奪った男「のっぺら坊」は、捕まる直前に金塊を隠し、網走監獄に収監後、そのありかを記した刺青を24人の囚人の身体に彫り、彼らを脱獄させた。刺青は24人全員で一つの暗号になるという。

そんな折、杉元は、アイヌの少女・アシㇼパ(山田杏奈)と出会う。アシㇼパの父は金塊強奪犯に殺されており、事件の真相を知るため、杉元と行動を共にすることに。

同じく金塊を狙うのは、日露戦争を命懸けで戦うも報われなかった師団員のために北海道征服を目論む大日本帝国陸軍第七師団の鶴見中尉(玉木宏)。そして、もう一人、戊辰戦争で戦死したはずの新撰組「鬼の副長」こと土方歳三(舘ひろし)。

それぞれの使命を果たすため、杉元 VS.鶴見率いる第七師団 VS.土方歳三による三つ巴の刺青囚人争奪戦が勃発!
闘いが苛烈を極める中、「のっぺら坊」がアシㇼパの父・ウイルクであるという証言が…。
真偽を確かめるため、杉元はアシㇼパとともに網走へ向かう。

誰が敵で、誰が味方か…?!
様々な思惑が交錯する中、ついに、闘いの舞台はすべての謎を知る「のっぺら坊」が収監された、決戦の地・鉄壁の要塞“網走監獄”へ―。## 「杉元とアシㇼパさん」がそこにいる

映画1作目、ドラマシリーズと続いて約3年。山田さんは、「同じ役を二度やらせてもらえることはあまりないことなのですごく嬉しいですし、自分自身もアシㇼパを演じるたびに成長させてもらっている気がします。彼女の考え方や、自分の人生とちゃんと向き合うというところが、きっと私自身の人生にも影響を与えていくんだろうなという感じがしています」と話します。

試写会で今回のアシㇼパを見てもっとも印象に残ったのは、インカㇻマッ(高橋メアリージュンさん)が、アシㇼパの父=アチャ(井浦新さん)について語るのを聞いているときの表情です。
山﨑賢人さん演じる杉元佐一への感情が、言葉にしないのに、表情にあふれ出ていました。

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©野田サトル/集英社 ©2026 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会

Sitakkeでは1作目からこの特集で映画の魅力をお伝えしてきましたが、当初の記事では、原作ファンとしては「原作では大人と少女のコンビの杉元佐一とアシㇼパ。映画では、2人とも20代のキャスティングなので男女のラブストーリーがメインっぽい作品になってたら、イヤだなぁ」という不安もあったとお話しました。

ただ、実際に映画を見ると、山田杏奈さんのアシㇼパはちゃんと「アシㇼパさん」でした。ちゃんと白目もむくし口角も異様に下がるし、「杉元とアシㇼパさん」がそこにいました。

1作目でもそう感じたのですが、2作目の表情にはさらに「山田さんすごい…」と思わされます。繊細な感情を表現していて、強さも美しさもあるのに、少女感も同居しているんです。

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©野田サトル/集英社 ©2026 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会

山田さんは、「少女感と、しっかりしている芯の強い部分、そして自分の人生をある種、俯瞰して見ているようなところのバランスがすごく素敵なキャラクターだなと思っています。コミカルなところはコミカルに演じつつ、今回はシリアスな場面も多かったのですが、彼女の葛藤や心の揺れ動きがしっかり出せるといいなと思いながら演じました。気持ちが表情に出たらいいなと思いつつも、『彼女なら乗り切れるだろう』と思わせるキャラクターでありたいと思っていたので、一貫した強さがあるようにしたいと思っていました」と振り返ります。

佐藤アナが「ご自身と重なる部分はありますか?」と聞くと、「どちらかというと尊敬する部分の方が多いです。私はあそこまで自分に厳しくできないですし、まだ少女と言われる年齢で過酷な環境に身を置いているアシㇼパがすごいなと思わされます」と話していました。

「これがチタタㇷ゚の中のチタタㇷ゚か」

山田さんはアシㇼパと、そのキャラクターを形作るアイヌ文化にも真摯に向き合おうとしてきました。
アイヌ語のイントネーションや所作の指導を受けたほか、色々な文献を読んだり資料館に行ったりしたといいます。

その準備が生きたか尋ねると、謙虚に微笑みながら「生きているといいな、と思います。前回から引き続き、アイヌ語監修の中川先生にたくさん教えてもらいながら、前作より少しずつ上手になっていたらいいなと思いながら取り組みました。全てを把握することは難しいかもしれないですが、触れている時間が長いことにはきっと意味があると思って、精一杯がんばろうと向き合いました」と話していました。

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今作ではアイヌ料理がとってもおいしそうなのも印象的です。コタンで過ごすアシㇼパの生き生きとした姿が際立ちます。
山田さんは、「全部おいしいのですが、今回は鮭のチタタㇷ゚が想像以上に美味しかったです。どんな食感なんだろうと思っていましたが、『これがチタタㇷ゚の中のチタタㇷ゚か』と思わせる味でした。貴重さも含めてすごくいい経験でした」と笑顔で振り返ります。

「大変な撮影が多い中で、コミカルなシーンはみんなで和気あいあいと楽しく撮影できましたし、アシㇼパらしさが出ているシーンになったと思います。今回の映画の冒頭には、前作の振り返り映像も入っています。クセの強いキャラクターがたくさん出ながらもなぜか一つにまとまっているのが『ゴールデンカムイ』らしさだと思うので、ここから作品に入る方でも『沼って』もらえるんじゃないかと思います」

お気に入りのキャラクターは?

映画ではアシㇼパのほかにも、「よくここまで再現できるな」と驚くキャラクターが続々登場します。

山田さんが特に好きなキャラクターを聞いてみると、多くの選択肢から迷いながらも「舘ひろしさん演じる土方歳三が大好き」と教えてくれました。

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©野田サトル/集英社 ©2026 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会

「かっこいいなと思いながら完成した映画を見ていました。今回、土方と犬童四郎助(北村一輝さん)が1対1で戦うアクションシーンがあるのですが、本当に大好きなシーンです」

お気に入りシーンは「網走監獄に入ってからの全部」。山田さん自身も完成した映画を見て、「それぞれの思惑が交錯し、目を離せない展開とスケール感に驚かされた」といいます。

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©野田サトル/集英社 ©2026 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会

「山﨑賢人さんの杉元のアクションもそうですし、監督と役者が練りに練って作り上げたアクションシーンは大きな見どころの一つだと思います」

山﨑さんについては、「座長として本当に頼れるなと思いますし、役者として背中を追いかけさせてもらいながら、アシㇼパは相棒としての関係をすごく着実に育んでいるなという感じがします」と話していました。

「人生は全く別のものになっていた」

山田さんに、アシㇼパへの思いを聞きました。
この作品をやっていなかったら人生は全く別のものになっていただろうなと思います。20代の物理的に長い時間を共にしているので、本当に大きな存在です。アシㇼパをきちんと理解できる人間でありたくて、一緒に歩んでいきたいなと思わせてくれる存在です」

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©野田サトル/集英社 ©2026 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会

そんなアシㇼパの姿には、映画を見た側も勇気づけられます。
山田さんは、「私自身も行き詰まったなと思ったときに、壮大でアクションがあって純粋に『楽しかった』と思える映画を見ます。この作品は、『おもしろかった』と思ってもらえる自信のある映画です。アシㇼパについても、大変な運命の中で人生を切り開いていく、勇気をもらえるキャラクターなので、楽しんで見ていただくことが『明日ちょっとがんばろう』につながったらいいなと思います」

山田さんにとっても大きなきっかけとなった映画『ゴールデンカムイ』。
劇場でぜひ「沼って」みてはいかがでしょうか。

映画を見て感じた見どころや、魅力的なキャラクターの面々については、この特集の前回の記事でくわしくお伝えしています。

映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』 2026年3月13日(金)全国公開

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©野田サトル/集英社 ©2026 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会

・キャスト:
山﨑賢人
山田杏奈 眞栄田郷敦 工藤阿須加 栁俊太郎 塩野瑛久 稲葉友 / 矢本悠馬
大谷亮平 高橋メアリージュン / 桜井ユキ 勝矢
中川大志 ・ 北村一輝 ・ 國村隼
池内博之 木場勝己 和田聰宏 杉本哲太 / 井浦新
玉木宏 ・ 舘ひろし

・原作:野田サトル「ゴールデンカムイ」(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)
・監督:片桐健滋(※片は旧字)
・脚本:黒岩勉

・音楽:やまだ豊 出羽良彰
・主題歌:10-FEET「壊れて消えるまで」(UNIVERSAL MUSIC / BADASS)

・アイヌ語・文化監修:中川裕 秋辺デボ
・製作幹事:WOWOW・集英社
・制作プロダクション:CREDEUS

・配給:東宝
・PG12

詳細は公式サイトからご確認ください

特集「今こそ沼るッッ!ゴールデンカムイ愛」

取材:HBCアナウンサー佐藤彩、HBCテレビ「グッチーな!」
文:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は取材時(2026年3月)の内容に基づきます

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