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「公私混同」の正しい意味や使い方とは? 読み方や例文・言い換えも紹介

  • 2026.3.13
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「公私混同」の読み方・意味

「公私混同」は「こうしこんどう」と読みます。

公的な事柄と、私的な事柄を区別せずに一緒にしてしまうことを指します。

社会的な立場を表す「公(おおやけ)」と、個人的な立場を表す「私(わたくし)」。本来は明確に分けるべきこの二つを、同一のものとして扱ってしまう(混同する)ことから、「公私混同」という言葉が生まれました。

主に仕事の場において、社会人としてふさわしくない行動や、けじめのない態度を非難する際によく使われる言葉です。

「公私混同」を使った例文

「公私混同」は、具体的にどのように使うのでしょうか。例文を見ていきましょう。

(1)お気に入りの部下だけを特別扱いするのは公私混同だ

この例文は、上司が個人的な好き嫌いで、特定の部下だけを優遇している状況を非難している様子を表しています。
「公私混同」を使うことで、仕事上の公平な立場と、個人的な感情の区別がついていない深刻な状態であることが伝わります。

(2)彼は交際している同僚の女性と業務中も会話しており、公私混同だと問題になっている

この例文では、職場という公的な場で、同僚との私的な恋愛関係を仕事中に持ち込んでいる状態を表しています。
「公私混同」とあることで、本来厳格に区別されるべき「仕事」と「プライベート」の境界線があいまいになっている危うさが伝わってきます。

(3)公私混同になるから、仕事の連絡は社内ツールでお願いね

この例文は、仕事の連絡を個人のSNSではなく、会社の公式なコミュニケーションツールで行うよう求めている場面を表しています。
「公私混同」という言葉を使うことで、相手の気分やマイルールを否定するのではなく、「仕事とプライベートの線引きは明確に保つべきだ」という正当な理由として伝えることができます。

Malte Mueller / Getty Images

「公私混同」の言い換え表現

「公私混同」を言い換えるとしたら、どのような表現があるのでしょうか。言い換え表現をいくつか紹介します。

(1)職権乱用(しょっけんらんよう)

「職権乱用」は、「職務上の権限や地位を、本来の目的以外で不当に利用することを指す言葉です。

「公私混同」は、行動そのものが「公」と「私」の境界線を超えてしまっている状態を指しますが、「職権乱用」は地位や権力を悪用するという、より不正なニュアンスが強くなる点に違いがあります。

(2)私情を挟む(しじょうをはさむ)

「私情を挟む」は、「判断や行動に、個人的な感情や事情を持ち込むことを指す言葉です。

「公私混同」が、時間の使い方や物の扱いなど「公私の区別がつかない状態全般」を指すのに対して、「私情を挟む」は判断基準に「感情が入ってしまっている」という点に焦点を当てた表現です。

最後に

公私混同とは、公的な事柄と私的な事柄を区別せずに一緒にしてしまうことを指す言葉です。例文や言い換え表現などもあわせて学び、語彙力を豊かにしましょう。

※この記事は2026年3月13日時点の情報です。

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