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【2026世界のアート】わざわざ行きたい、必見展覧会19

  • 2026.3.10
Thomas Faull / Getty Images

人生に潤いや学びをもたらしてくれ、私たちに欠かせないものになったアート。2026年も、気になる展覧会や大注目の芸術祭が世界各国で目白押しだ。そこで、アート好きやファッション好きならぜひ覚えておきたい、各地のおすすめイベントを厳選して会期順にご紹介。ゴールデンウィークや夏休みは、これをもとに旅行プランを練ってみてもいいかも!

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Museum of Applied Arts Vienna(@mak_vienna)がシェアした投稿

Helmut Lang: Séance de Travail 1986-2005 @ウィーン応用美術博物館

90年代ミニマリズムの先駆者がもたらしたもの

MAKことウィーン応用美術館では、90年代を象徴するブランド「ヘルムート・ラング」の初の回顧展を開催中。同館が誇る最大かつ唯一の公式アーカイブをもとに、ラングの先鋭的なビジョンが、いかにファッションやビジュアルコミュニケーションの認識を世界規模で変えていったかを辿る。従来のファッション展示の枠を超えた、ブランドの世界観にどっぷり浸れる空間は必見。

会期/~2026年5月3日(日)
会場/ウィーン応用美術博物館(オーストリア・ウィーン)

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Museum of Fine Arts, Houston(@mfahouston)がシェアした投稿

Frida: The Making of an Icon @ヒューストン美術館

知っているようで知らない、フリーダ・カーロのすべてを紐解く

世界で最も影響力のある女性アーティストのひとりフリーダ・カーロの、生涯とレガシーを振り返る本格的な展覧会が米ヒューストンで行われている。無名の作家から世界的アイコンとなった彼女の軌跡や世界に与えたインパクトを、改めて知る絶好の機会となるはず。

会期/~2026年5月17日(日)
会場/ヒューストン美術館(アメリカ・ヒューストン)

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Whitney Museum of American Art(@whitneymuseum)がシェアした投稿

WHITNEY BIENNIAL 2026 @ホイットニー美術館

アメリカで最も古い歴史をもつ現代アートの祭典へ

アメリカで最も長く続く現代美術展であり、アメリカにおけるアートの鼓動をとらえ続けてきた『ホイットニー・ビエンナーレ』の第82回が開催中。アメリカ建国250年となる今年は、日本をはじめイラクやベトナム、パレスチナなどの56組の作家に光を当て、時代を反映したタイムリーかつタイムレスな作品を展示する。

会期/~2026年8月23日(日)
会場/ホイットニー美術館(アメリカ・ニューヨーク)

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Tate(@tate)がシェアした投稿

Tracey Emin: A Second Life @テート・モダン

モダンアート界に衝撃を与えたアイコンの、過去最大規模の展覧会

イギリスの現代アートを象徴する女性作家、トレイシー・エミンの40年にわたる活動を包括的に紹介する、過去に類を見ない規模の個展がロンドンで2月末より始まったばかり。がん闘病や母の死、中絶など、自身の痛みや喪失をアートに変えてきた彼女の作品は、親密でありながら観るものの内面を鋭くえぐる。

会期/~2026年8月31日(月)
会場/テート・モダン(イギリス・ロンドン)

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국립현대미술관(@mmcakorea)がシェアした投稿

Damien Hirst: Nothing Is True But Everything Is Possible @国立現代美術館 ソウル館

ホルマリン漬けのサメも! 賛否を巻き起こす大御所の大規模個展がアジア初開催

韓国・国立現代美術館のソウル館では、ダミアン・ハーストのアジアにおける初の大規模個展がまもなくスタート。代表作であるホルマリン漬けシリーズをはじめ、絵画、彫刻、インスタレーションなど50点を超える作品が揃う。

会期/2026年3月20日(金)~6月28日(日)
会場/国立現代美術館 ソウル館(韓国・ソウル)

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Le Grand Palais(@le_grand_palais)がシェアした投稿

Matisse, 1941-1954 @グラン・パレ

芸術の道を突き進み続けた巨匠の、晩年の作品が一堂に

1954年に84歳でこの世を去ったマティスだが、彼は80歳を前に「切り絵」という手法に出会い、自らを再定義してみせた。芸術に対する情熱の炎を燃やし続けていたそんな彼の晩年を、絵画や切り絵、デッサンなど300点を超える作品とともに振り返る。

会期/2026年3月24日(火)~7月26日(日)
会場/グラン・パレ(フランス・パリ)

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MoMu - Fashion Museum Antwerp(@momuantwerp)がシェアした投稿

The Antwerp Six @アントワープ・モード博物館

世界初、モード史に名を残す“アントワープの6人”の展覧会

「アントワープの6人(アントワープ・シックス)」と呼ばれ愛された、アントワープ王立芸術アカデミー卒のファッションデザイナー、アン・ドゥムルメステール、ダーク・ビッケンバーグ、ドリス・ヴァン・ノッテン、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク、マリナ・イー、ダーク・ヴァン・セーヌ。彼らが国際的な評価を得てから40年を経た今、その業績を辿る展覧会が世界で初めて行われる。

会期/2026年3月28日(土)~2027年1月17日(日)
会場/アントワープ・モード博物館(ベルギー・アントワープ)

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The Metropolitan Museum of Art(@metmuseum)がシェアした投稿

Raphael: Sublime Poetry @メトロポリタン美術館

アメリカ史上最大級、ルネサンスのマエストロの傑作が集う

レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロとともに「ルネサンスの3大巨匠」と呼ばれるラファエロ。アメリカにおいて最大級にして初となる彼の包括的な展覧会が、METで開催。わずか37年の短い生涯のなかで手がけてきた絵画やデッサン、タペストリーなどおよそ200点が、ルーブル美術館やウフィツィ美術館などから集結。

会期/2026年3月29日(日)~6月28日(日)
会場/メトロポリタン美術館(アメリカ・ニューヨーク)

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Fondazione Dries Van Noten(@fondazionedriesvannoten)がシェアした投稿

Fondazione Dries Van Noten @ベネチア

ドリス・ヴァン・ノッテンが新たにオープンする文化の発信地

2026年4月、デザイナーのドリス・ヴァン・ノッテンが、公私ともにパートナーであるパトリック・ヴァンゲルウェとともにベネチアで新プロジェクトを開始。かつて貴族が暮らした宮殿を文化的ランドマークへと再構築し、年間を通じて展示やアーティスト・イン・レジデンス、教育イニシアチブなど多彩な催しを展開していくという。

場所/ピザーニ・モレッタ宮(イタリア・ベネチア)

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High Museum of Art(@highmuseumofart)がシェアした投稿

Isamu Noguchi: “I am not a designer” @ハイ美術館

光や空間さえも彫刻した、稀代の芸術家のレガシー

かつて「私はデザイナーではない」と言い残したこともあるイサム・ノグチ。彼の個展が、アトランタのハイ美術館で約25年ぶりに開催される。未発表のものや滅多に見られないピースも含め、約200点を展示。本展は、ノグチが生前にアメリカで建設した唯一の子ども向け遊び場、アトランタにあるプレイスケープの50周年を祝うものでもある。

会期/2026年4月10日(金)~8月2日(日)
会場/ハイ美術館(アメリカ・アトランタ)

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Fondation Louis Vuitton(@fondationlv)がシェアした投稿

Calder. Rêver en Equilibre @フォンダシオン ルイ・ヴィトン

没後50年、“モビールの父”の足跡を辿る

「動く彫刻」ことモビールを発明したアーティスト、アレクサンダー・カルダー。彼がフランスに移住してから100年、そして没後50年を迎えるのを記念して開催される、大規模回顧展。カルダー財団との綿密な協働のもと、彼のルーツを辿りながら、モビールや彫刻、絵画など約300点を展示する。

会期/2026年4月15日(水)~8月16日(日)
会場/フォンダシオン ルイ・ヴィトン(フランス・パリ)

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Gallerie dell'Accademia(@gallerieaccademiavenezia)がシェアした投稿

Transforming Energy @アカデミア美術館

水の都で知る、パフォーマンスアートの女性パイオニアの偉業

ベネチア・ビエンナーレにあわせてアカデミア美術館で催されるのは、生誕80年を迎えるマリーナ・アブラモヴィッチの大規模個展。ここで存命の女性アーティストの個展が行われるのは初めてのこと。初期のパフォーマンス映像からインタラクティブなインスタレーション、本展のために制作された新作まで、多彩なラインナップで魅了する。

会期/2026年5月6日(水)~10年19日(月)
会場/アカデミア美術館(イタリア・ベネチア)

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La Biennale di Venezia(@labiennale)がシェアした投稿

ベネチア・ビエンナーレ国際美術展 @ベネチア

2年に一度の芸術の祭典で知る、現代アートの風向き

130年以上の歴史を誇り、世界で最も重要な国際美術展のひとつに数えられるベネチア・ビエンナーレは、今年で第61回を迎える。今回のメイン展示のテーマは、「In Minor Keys(短調で)」。世界のさまざまな国や地域から111組のアーティストが出展し、各国のパビリオンで展示を展開する。

会期/2026年5月9日(土)~11月22日(日)
会場/イタリア・ベネチア市内各所

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The Metropolitan Museum of Art(@metmuseum)がシェアした投稿

Costume Art @メトロポリタン美術館

衣服と体の関係性に焦点を当てる、新ギャラリーで行われる特別展

メットガラでおなじみ、メトロポリタン美術館コスチューム・インスティテュートの毎年恒例の特別展。今年は「Costume Art」と題し、先史時代から現代までの西洋美術を中心に、衣服と体の間に宿る本質的な関係性を浮き彫りにする。なお本展は、新たにオープンするギャラリースペースのこけら落としでもある。

会期/2026年5月10日(日)~2027年1月10日(日)
会場/メトロポリタン美術館(アメリカ・ニューヨーク)

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부산비엔날레조직위원회(@busanbiennale)がシェアした投稿

釜山ビエンナーレ @釜山

注目度急上昇の韓国アートシーン、その最先端を見つめて

近年国際的に高い評価を獲得している釜山ビエンナーレ。今年は「Dissident Chorus」をテーマとし、多彩な表現でひとつの歌を構成する、合唱のような展示を目指す。釜山現代美術館をメインに、市内のさまざまな空間が会場となるので、より観光気分を味わいながら堪能できそう。秋にはソウルでもアートイベントが多数行われるので、あわせて行ってみても◎。

会期/2026年8月29日(土)~11月1日(日)
会場/韓国・釜山現代美術館、釜山市内各所

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SFMOMA(@sfmoma)がシェアした投稿

RM x SFMOMA @サンフランシスコ近代美術館

ファン必訪、BTSのRMがいざなうモダンアートの世界

トップアイドルにして熱心なアートラバーでもある、BTSのRM。彼とサンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)の共同企画による本展では、彼の個人コレクションを世界初公開。SFMOMAの所蔵作品とあわせ、韓国人現代アーティストやロニ・ホーン、マーク・ロスコらの作品約200点が一堂に会する。RMは主任キュレーターも務める。

会期/2026年10月3日(土)~2027年2月3日(水)
会場/サンフランシスコ近代美術館(アメリカ・サンフランシスコ)

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The Metropolitan Museum of Art(@metmuseum)がシェアした投稿

Krasner and Pollock: Past Continuous @メトロポリタン美術館

アートに革新をもたらした、芸術家夫妻のキャリアを振り返る

ジャクソン・ポロックとリー・クラズナー夫妻は、20世紀のアート界を語るうえで欠かせない存在。「Past Continuous(過去進行形)」と名付けられた本展は、20年以上ぶりとなるニューヨークでの両名の大規模な展覧会。120点を超える作品を展示し、2人の歩みの全貌を振り返る初の試みだ。

会期/2026年10月4日(日)~2027年1月31日(日)
会場/メトロポリタン美術館(アメリカ・ニューヨーク)

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Edward Enninful, OBE(@edward_enninful)がシェアした投稿

The 90s @テート・ブリテン

ノスタルジックで新しい、魅惑の90年代を大フィーチャー

アレキサンダー・マックイーンやヴィヴィアン・ウエストウッド、ユルゲン・テラー、ダミアン・ハーストといった、1990年代を象徴するクリエイターの作品とともに、この時代のほとばしるエネルギーを改めて分析する展覧会。ゲストキュレーターを務めるのは、元UK版『ヴォーグ』の編集長だったエドワード・エニンフル。

会期/2026年10月8日(木)~2027年2月14日(日)
会場/テート・ブリテン(イギリス・ロンドン)

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Bangkok Art Biennale(@bkkartbiennale)がシェアした投稿

Bangkok Art Biennale @バンコク

アートの新たな聖地バンコクで知る、現代美術の潮流

新たな現代美術館のオープンやビッグギャラリーの進出などが重なり、世界的な視線を集めているバンコクで、2年に一度のイベントがこの秋開催。美術館はもちろん、歴史的建造物や寺院など市内全域がモダンアートの舞台となり、ここでしか味わえない体験を提供する。今年のテーマは「Angels & Mara(天使とマーラ)」で、日本からは森村泰昌も参加。

会期/2026年10月29日(木)~2027年2月28日(日)
会場/タイ・バンコク市内各所

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