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練習の質をすぐに上げるにはどうすればいい?女子プロがアマチュアの悩みを解決!

  • 2026.3.9

いま注目の女性コーチによるレッスン。

多くのプロに指導を受けてきており、自身もオンラインレッスンも行っている幡野夏生プロが読者の悩みに答えます。

【お悩み】クラブと体の動き、両方、同時に意識できないよ……

練習の質をすぐに上げるにはどうすればいい?女子プロがアマチュアの悩みを解決!
クラブを正しく動かすのが優先です!

Q:レッスンでは「クラブはこう、体はこう」と2つ、ときには3つ以上のことを同時に意識して動かさなくてはいけないことがありますが、私、ひとつが精一杯です。ひとつに絞るとしたら何が大切ですか?

【Natsuki's解決法】まずはクラブ!正しい通り道をマスターしましょう

A:このお悩みは、私がレッスンのモットーとする「体とクラブを同調させて軌道が安定すればゴルフはもっと簡単になる」に当てはまりますね。どちらも大事ですが、まず意識するのはクラブです。体の動きがよくても、クラブの軌道が悪いと結局はダメ。クラブの正しい軌道に対して、体が同調するようにスイングしてください。

クラブの正しい軌道は、ハーフスイングまではライ角を意識してクラブを動かす。前傾角度をキープしながらバックスイング、ダウンスイングからインパクト、そしてフォローでクラブがシャフトプレーンをなぞるように振る。「クラブのポジションと通り道はココ!」と徹底して反復することが、スピード上達への近道です!

シャフトプレーンをきちんとなぞるようにクラブを動かす(写真上)。体が深く回っていても、体重移動ができていても、クラブが正しい軌道を通っていないとミスしやすくなってしまう(×)

「やっぱりハーフスイングのゾーンが大事ですね」と夏生先生。腰の高さの振り幅でバックスイング、ダウンスイングからインパクト、フォローでクラブが、シャフトプレーンを正しくなぞる反復練習は”基礎練習”といっても過言ではない!

【お悩み】練習の質を上げたい!

Q:練習場では、ドライバーからアプローチまでまんべんなく打って終了。疲労感はあるけど満足感をあまり感じませんが、きちんと上達していますかね?

【Natsuki's解決法】「形」と「実戦を意識する」を分けて練習しましょう!

A:狙った目標に狙った飛距離を出す。これも決してムダではありませんが、質が高く中身が濃い練習とは言い難いですね。練習量が少ない人ほど”形”をしっかり意識して練習することが上達の近道です。練習では毎回ではなくてもいいので「形」のチェックをしてみましょう。クラブはきちんとスイング中に体の前にあり、外れていないか。回転時は単に回っているだけでなく体に”側屈”が入っているか、調子が悪いときや調子を落とさないためにも「形」の確認は大事ですから、練習メニューに取り入れてくださいね。

クラブは体の正面にある?

練習の質をすぐに上げるにはどうすればいい?女子プロがアマチュアの悩みを解決!
クラブを体の正面で構えて回転します

直立した状態でクラブを体の正面で持つ。そのまま左右に回転してもクラブは胸の前にあるのが正しい動きで、前傾しても同じように動くのがゴルフスイング。その形ができているかのチェックは都度、欠かせないことのひとつ。

スイングは単なる回転ではない!

前傾して回転するときは、軽く”側屈”が入るのが正しい形。単なる回転(×)ではなく”引く”動きが入り、正面から見てバックスイングで逆「く」の字、ダウンスイングからフォローにかけては「く」の字になる。「この形ができているかを、鏡で見てチェックできたら最高ですね」(夏生)。

「形」のチェックは止めて見る”目視”も有効!

練習の質をすぐに上げるにはどうすればいい?女子プロがアマチュアの悩みを解決!
(左から)Halfway Back → Top→Halfway Down止めて「形を見る」を繰り返す!

振り上げたら止めて、クラブの位置や向きを目で確認する”目視”も有効。「止めて形の確認をするときはゆっくり動かす。目視の際は正しい形を目で覚えておくことも大切ですね」(夏生)。

[実戦的を意識]弾道のイメージを明確に描いて打つ

実戦を意識した練習も取れ入れてほしい夏生先生は「毎ショット、弾道のイメージも明確に描いてください」という。狙ったところに飛ばすだけでなく、ターゲットに対しての「出球の方向、打球の高さ、球筋」までイメージして打つと実戦に結びつく練習となり、練習の質が上がる。

【お悩み】振っても振っても飛びません!

Q:速く!強く!ガンバって振っているのですが、まったく飛びません。むしろガンバるほど飛ばない私のスイング、何が悪いのでしょうか?

【Natsuki's解決法】大きなスイングアーク「体」で作っていますか?

A:じつは、体を速く回しても飛距離は伸びません。大切なのはヘッドを大きく動かす=スイングアークを大きくすることなのですが、ただアークを大きくするだけでもダメなんです。再現性のある体の使い方には、体の伸展・側屈・回転が必要です。そして、スイングアークを大きくしながら、前出でも説明した”側屈”、そして”伸展”する体の動きを取り入れながら振る。すると、飛躍的に飛距離が伸びますよ!

ヘッドを大きく動かしながら、体には回転と同時に”側屈”と”伸展”を入れていくのが、大きく飛ばせる大きなスイングアークだ!

手だけを動かさず、体もしっかり回してスイングアークを大きくしているが、じつはこれだけでは不十分。

ダウンスイング以降は、股関節やヒザが伸びる伸展が入る。これらを行ないながら大きなスイングアークで振ろう。

振り上げると側屈が入るので、左のワキ腹が右に引っ張られながら縮む感覚が出る。

バックスイングでは胸郭を動かし、深く捻転。胸を張る伸ばす感覚も得よう。

いかがでしたか。幡野プロのレッスンをぜひ参考にしてください!

幡野夏生
●はたの・なつき/神奈川出身。2019年「富士通レディース」5位など、ツアーでも活躍。これまで多くのツアープロコーチに習った(おそらく日本一の人数)理論や自身の経験と研究をもとにレッスン活動もスタート。LPGAのプロテストとティーチングプロ資格の取得もあきらめないガンバり屋さん。

●活動場所は?
10月15日から、MOSHサイト内(https://mosh.jp/)でオンラインレッスン(LINEで動画添削サービス)を開始。

●レッスンのモットーは?
ゴルフは、体とクラブを同調させて軌道が安定すればもっと簡単になる!

●自身のセールスポイントは?
単に1回ずつレッスンを受けるだけではなく「なぜそうなったのか?」を根本的に理解してもらい、自分でも直せる生徒さんを
増やす指導方法をしています。

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