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「普通じゃないんですか?」お見合いするも4回続けて“お断り”された35歳女性…男性に対して取っていた“驚きの言動”とは?

  • 2026.8.18
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

婚活では、せっかく交際を続けたのに、後から結婚観が合わないと分かることがあります。「それなら最初に全部確認したほうが効率的」と考える方もいるでしょう。

しかし、確認する内容だけでなく、タイミングによって相手が受ける印象は大きく変わります。今回は、私が結婚相談所で婚活サポートをしていたときに担当した、35歳女性のエピソードを紹介します。

「合わない人と何か月も付き合いたくない」35歳のAさん

Aさんは35歳の会社員で、結婚相談所へ入会した当初から「できるだけ早く結婚したい」という希望を持っていました。以前、交際した男性と約1年付き合った後に結婚観の違いが分かり、別れた経験があったためです。

「半年付き合ってから条件が合わないと分かるのは避けたいんです。だったら最初に聞いたほうが、お互いのためですよね」

Aさんはそう考え、お見合いでも積極的に結婚後の希望を質問していました。

ある男性との約1時間のお見合いでは、転勤の可能性、子どもを希望するか、家事分担、親との同居、住みたい地域など、10項目近くを確認。

さらに、

  • 「貯金はされていますか?」
  • 「ご両親の介護が必要になったら、どうする予定ですか?」

と踏み込んだ質問もしていたそうです。Aさんにとっては、相手を困らせる質問ではなく、「結婚できる相手かどうかを確認するために必要なこと」でした。

男性からは「お見合いというより面接みたいでした」

ところが、Aさんは4回続けてお見合い後の仮交際(お見合い後、お互いを知るために複数回デートを重ねる段階)へ進めませんでした。

男性側から届いた感想には

  • 「質問に答えているだけで、お見合いというより面接のように感じました」
  • 「まだ初対面なのに、貯金や親の話まで聞かれて少し戸惑いました」

という声がありました。

この結果をAさんへ伝えると、「でも、結婚相談所ですよね? 結婚のことを聞くのは普通じゃないんですか?」と納得できない様子。

確かに、結婚相談所で出会う以上、結婚観を確認すること自体は重要です。問題は、約1時間の初対面ですべてを確認しようとしていたことでした。

Aさんのお見合いでは、男性が一つ答えると、すぐ次の質問へ移ります。

「転勤はありますか?」

「あります」

「どの地域ですか? 私も一緒に行くことになりますか?」

と続き、そこから同居、仕事、子どもと話題が次々に移っていました。男性を知るための会話よりも「条件に合うかを判定する時間」になっていたのです。

確認したい10項目を「3段階」に分けてみる

そこでAさんには、お見合いで聞いていた内容を一度すべて書き出してもらいました。

そして

  • 「初回で確認したいこと」
  • 「仮交際中に話したいこと」
  • 「真剣交際前までに確認したいこと」

この3段階に分けました。

初回では、休日の過ごし方や仕事についてなど、人柄や普段の生活を知る話を中心にします。
仮交際へ進んだ後は、結婚後も仕事を続けたいか、住む地域についてどう考えているかなど、少しずつ具体的な話へ。

親との同居や家事分担など、お互いの生活に大きく関わる内容も、関係ができてから落ち着いて話すことにしました。

もちろん、本人にとって絶対に譲れない条件がある場合、何か月も聞かずにいる必要はありません。

ただ、Aさんの場合は「今聞かなくてもよいこと」まで初回に詰め込んでいたのです。Aさんも、「全部重要だから、全部すぐ聞かなきゃいけないと思っていました」と話していました。

「確認する時間」から「相手を知る時間」に変わった

その後のお見合いでは、Aさんは事前に質問リストを用意することをやめました。結婚条件を一つも聞かないのではなく、会話の流れで自然に話せる内容だけに絞ったのです。

たとえば男性から「仕事が忙しくて平日は帰りが遅い」と聞いたときには、「忙しい時期は大変そうですね。休日はどう過ごしているんですか?」と、その人の生活を知る方向へ話を広げました。

以前なら、そこから「結婚後も残業は続きますか?」「家事はできますか?」と確認していた場面です。

Aさんからは後日、「条件を聞かないと時間を無駄にすると思っていました。でも、人柄を知らないまま条件だけ聞いても、結局その人と結婚したいかは分からないですね」

という言葉がありました。

質問の順番を変えてからは、お見合い中の会話も続きやすくなり、仮交際へ進めるようになりました。

結婚条件は「聞くかどうか」より「いつ聞くか」

婚活では、結婚後の希望を確認することは必要です。

一方で、子ども、家事、親との同居、住む場所、お金など、すべてを初対面で確認する必要はありません。

初回はまず、会話をしていて無理がないか、考え方に強い違和感がないかなど、その人自身を知る時間として考えてみましょう。
仮交際へ進んだら、仕事や住む場所、結婚生活の希望などを少しずつ話していきます。

そして真剣交際(結婚を見据えて、原則1人の相手と関係を深める段階)へ進む前には、子ども、家計、家事分担、親との関わりなど、結婚後に大きな影響がある内容を曖昧にしないことも重要です。

効率よく婚活することと、最短時間で相手を審査することは同じではありません。

「この質問は大切か」だけでなく、「今、このタイミングで聞く必要があるか」まで考えると、相手にも負担をかけずに結婚観を確認しやすくなるでしょう。


執筆:望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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