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「家事はちゃんと分担します」協力的な36歳男性→3人とお見合いするも“全員からお断り”…デート中に連発していた“致命的な矛盾”

  • 2026.8.19
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

共働きを希望する方が増えるなかで、「家事は二人で分担したい」と考える人も多いのではないでしょうか?ただ、同じ“分担する”という言葉でも、想像している内容が大きく違うことがあります。

今回は、私が結婚相談所で婚活サポートをしていたときに担当した、36歳男性のエピソードを紹介します。

「僕も家事はやります」と話していた36歳のAさん

Aさんは36歳の会社員で、年収は約650万円。
結婚後も妻には正社員として働いてほしいと考えており、共働きを希望していました。

ある面談で結婚後の生活について聞いたところ、Aさんは迷わず、「家事はちゃんと分担しますよ。ゴミ出しも皿洗いもやります」と答えました。

本人としては、家事に協力的なつもりだったのです。

一方で、理想の結婚生活についてさらに聞いていくと、

  • 「夕食は、できれば毎日手料理がいいですね」
  • 「洗濯は女性のほうが得意なイメージがあります」
  • 「掃除も細かいところは女性のほうが気づきそうです」

という言葉も出てきました。

Aさんの中では、共働きと家庭的な妻への期待が同時に存在していました。本人はその二つが矛盾しているとは、あまり感じていなかったようです。

女性から相次いだ「結婚後が大変そう」という声

Aさんはその後、4人の女性と仮交際(お見合い後、お互いを知るために複数回デートを重ねる段階)へ進みました。

しかし、そのうち3人から交際終了を申し出られました。

女性側からは

  • 「共働きなのに、料理は毎日こちらがする前提に聞こえました」
  • 「家事を分担すると言っているけれど、実際は手伝う程度なのかなと思いました」
  • 「結婚したら自分の負担がかなり増えそうです」

といった声です。

Aさんにそれを伝えると、「でも、僕もゴミ出しや皿洗いはするって言っているんですよ?」と困惑していました。

Aさんとしては、自分も家事をする意思を示しているつもりでした。
ただ、女性たちが気にしていたのは、「何かをやってくれるか」ではなく、「生活全体を二人で回すつもりがあるか」という部分だったのです。

家事を書き出すと、想像以上に女性側へ偏っていた

そこで面談では、Aさんが考えている家事分担を具体的に書き出してもらいました。
まずAさんが担当するつもりだったのは、ゴミ出し、食後の皿洗い、休日の掃除機がけ。

一方、妻に任せるイメージだったのは、毎日の料理、献立を考えること、食材の買い出し、洗濯、洗濯物をたたむこと、風呂やトイレの掃除、日用品の補充などでした。

一覧を見たAさんは、「こうやって見ると、確かに向こうのほうが多いですね」と話しました。

特に本人が意識していなかったのが、家事には“作業そのもの”以外の部分もあることです。

料理なら、食事を作るだけではありません。
献立を考え、冷蔵庫の中身を確認し、必要なものを買い、調理後に片づけるところまで含まれます。

洗濯も、洗濯機を回して終わりではなく、干す、取り込む、たたむ、収納するといった作業があります。
Aさんはそこで初めて、自分が「家事を分担する」と言いながら、実際には目につきやすい一部だけを担当しようとしていたことに気づきました。

「手伝う」ではなく、二人で生活を回す考え方へ

その後、Aさんには「自分が何を手伝うか」ではなく、「二人の生活に必要なことをどう分けるか」という考え方に変えてもらいました。

たとえば、料理についても「毎日手料理がいい」と一方的に希望するのではなく、

「平日はお互い忙しいと思うので、外食や総菜も使いながら無理なくやりたいです」

と伝えるようにしました。

家事分担について聞かれたときも、

「料理は得意ではないですが、買い物や片づけはできます。できないことは覚えたいです」

と、自分ができることや今後やる意思を具体的に話すようになりました。

また、勤務時間によって分担を固定しすぎないことも意識するようになったそうです。
早く帰宅したほうが夕食を準備する、繁忙期には家事の割合を変えるなど、そのときの状況に合わせて考えるようになりました。

Aさんからは後日、

「前は“何をやれば文句を言われないか”みたいに考えていたかもしれません。今は二人とも仕事をしているなら、二人とも生活を回す側なんだと思っています」

と聞きました。

家事分担は「何割ずつ」より、具体的に話すことが大切

共働き夫婦の家事分担に、すべての家庭へ当てはまる正解はありません。
料理が得意な人が多めに担当し、もう一方が掃除や買い物を引き受ける形でも構いません。

大切なのは、「男性も家事をする」「半分ずつにする」といった曖昧な言葉だけで終わらせないことです。

婚活中に結婚後の生活について話す際は、

  • 「平日の夕食はどうするか」
  • 「買い物は誰が担当するか」
  • 「忙しい時期はどう調整するか」

など、具体的な場面まで話してみると、お互いの認識差に気づきやすくなります。
また、「家事を手伝う」という言い方にも注意が必要です。

“手伝う”という言葉には、家事の主体が相手にあり、自分は補助する側というニュアンスが含まれることがあります。

共働きを希望するのであれば、家事もどちらか一方の仕事ではなく、二人の生活を維持するために必要なこととして考えることが大切です。

結婚後の暮らしを想像するときは、「自分は何をしてあげるか」ではなく、「二人でどう回していくか」という視点を持ってみてください。


執筆:望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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