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「卑しい」の正しい意味や使い方とは? 読み方や例文・言い換えも紹介

  • 2026.3.6
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「卑しい」の読み方・意味

「卑しい」は「いやしい」と読みます。

品がなく、欲望に対して貪欲であること」を指す言葉です。

「卑しい」は、もともと「身分や地位が低いこと」という意味があり、古語の「賤し(いやし)」に由来します。そこから、「品性に欠けている」「飲食物や金銭に対して貪欲である」「貧しい」などと意味が派生していった言葉です。

主に、他者を軽蔑するようなネガティブなニュアンスで使われる表現です。

「卑しい」を使った例文

「卑しい」は、具体的にどのように使うのでしょうか。例文を見ていきましょう。

(1)いつも優雅に見える彼女だが、実はお金に卑しい

この例文は、普段は気品があるように振る舞っている彼女が、見た目とは裏腹に、お金に対して強い執着心を持っている様子を表現しています。
「卑しい」を使うことで、時に品性を欠くほど金銭に執着するような、がめつい本性が伝わってきます。

(2)人の失敗を笑うような卑しい真似はやめましょう

この例文では、他人が失敗している姿を笑うという品性に欠けた行為をしないように戒めている様子が表現されています。
「卑しい」とあることで、その行為が心の貧しい下劣な行為だと軽蔑していることが伝わってきます。

(3)タイムセールになった途端、彼女らは卑しい本性をむき出しにして争い始めた

この例文は、セールが始まった途端、平静を装っていた人々が豹変して、我先にと商品を奪い合い始めた様子を表現しています。
「卑しい」を使うことで、普段は理性で抑えられていた物欲が表に現れ、品位を忘れて欲望に忠実な行動をし始めたことが伝わってきます。

Philipp Nemenz / Getty Images

「卑しい」の言い換え表現

「卑しい」を言い換えるとしたら、どのような表現があるのでしょうか。言い換え表現をいくつか紹介します。

(1)下品(げひん)

「下品」は、「品性や品格が劣ること」「卑しいこと」を指す言葉です。

「卑しい」が広範囲で内面的な品性や低俗さなどを指す言葉であるのに対して、「下品」は「表面的な品位やマナー」に焦点があるという違いがあります。

(2)さもしい

「さもしい」は、「品性が下劣なさま」「心が卑しいこと」を指す言葉です。

「卑しい」が「身分・地位の低さ」を含むのに対して、「さもしい」は精神的なケチさや品性のなさを指すことが多いという違いがあります。

最後に

卑しいとは品がなく、欲望に対して貪欲であることを指す言葉です。例文や言い換え表現などもあわせて学び、語彙力を豊かにしましょう。

※この記事は2026年3月6日時点の情報です。

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