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肉の街・京都の“気になる”ステーキ【G子の“口福”ダイアリー Vol. 21】

  • 2026.2.19
Hearst Owned

暦の上では春ですね! 今月発売の4月号では「母娘で行く京都旅」の特集を担当。ときに雪がちらつくお天気のなか、あちこち美味しいものや素敵なものを取材してきました(かなり情報量多めなのでご期待を!)。プライベートはもちろん仕事でも「京都に行く!」となると、どのタイミングで何を食べようかと悩ましいのがお約束。時間はもちろん胃袋の容量にも限りがあるのがもどかしい…(笑)。そこで校了後、改めて「京都ごはん旅」へ行くことに。

【2026年2月の口福@京都・烏丸御池】

はじめまして♡ 「京の肉」

どんっ!! コースが始まる前にサーロインの塊を見せていただきました。サシのバランスがお見事! 日本三大和牛といわれる松坂牛、神戸牛、近江牛の産地に近いという地の利、そしてハイカラなもの(かつては牛肉もNEWな食材)をすぐに取り入れる京都人気質もあいまって、牛肉文化が育まれてきた京都。なんでも、世帯当たりの消費量は全国トップクラスなのだそう。 Hearst Owned

今回のいちばんのお目当ては、京都産ブランド和牛「京の肉」のステーキ。「エースホテル京都」のメインダイニング「KŌSA」で2月からスタートした新メニューです。ファーム・トゥ・テーブルを実践し、アメリカの伝統料理にさまざまな国のエッセンスを取り入れた軽やかでクリエイティブな料理が評判の店が、牛肉文化が根付く街でどんな牛料理を振る舞うのか…。気になりますよね?

採れたて&届きたての野菜がテーブルに!

〈左〉前菜「ブリのカルパッチョ バジルと梅のソース、葉野菜のサラダ」。梅とバジルのソースは「KŌSA」を監修するケイティ・コールシェフのスペシャリテ。〈右〉スープ「ミネストローネ 白いんげん、オニオン、ケール」は、九条ネギ入りの自家製フォカッチャと。この味わいをケイティシェフは「Homey」と表現するそう。 Hearst Owned

「京の肉」のステーキはアラカルトもありますが、せっかくなのでコースで。アミューズに続く前菜は旬のブリのカルパッチョ。脂ノリノリなとろける美味しさもさることながら、野菜の力強さ&瑞々しさに感動。なんでも、この日の午後に契約農家さんから届いたばかりの朝採れの野菜たちだそう(季節や日によって入荷状況は異なります)。コースのはじめから究極のファーム・トゥ・テーブルを体感し、この後のお料理にも期待が膨らみます。

続いてはスープ。ほっくりとした白いんげんに京都産の野菜をたっぷり。焦げ目をつけたケールのほろ苦さ、グリュイエールチーズのコクが、ほっこりとした温かみがある味わいのアクセントに。それぞれに合わせたナチュラルワインも楽しんで、ここまででかなり満足。が、主役はまだこれから~♪

「京の肉」のステーキはお好みの味で

私はサーロインにしましたがフィレ肉もあり、120g、180g、240gから選べます。おなかの許容範囲大き目の私でも、120gでしっかり満腹になるボリューム感。ポップオーバー(もちろん自家製)にほうれん草のクリーム煮にと、サイドディッシュがステーキを引き立てます。 Hearst Owned

こちらが「KŌSA」の新たな“顔”となる「京の肉」のステーキ。焼き加減は「シェフのお任せで」とお願いしたら、美しいミディアムレアに。味付けは軽く塩をする程度で、ステーキの隣の山葵やブルーの器の丹後の塩と柑橘、仏料理のステーキの“友”的存在のベアルネーズに生海苔を入れたソース、赤ワイン和風おろしソースと、ソースやコンディメントがずらりと並び、ゲストがそれぞれ好みの味で楽しめる仕立て。塩や山葵で脂の甘みを存分に味わってから、各種ソースで味変するのがおすすめです。

待ってました~(笑)の〆ご飯

ご飯はコースには含まれず、アラカルトからの追加ですが必食!! 「京都産米と季節の野菜の土鍋ごはん」2人分¥3,200[サ込み]。シェフが日本で初めて土鍋ご飯を食べたときの感動を再現しているのだそう。 Hearst Owned

ステーキを味わいつつ「白飯が恋しい~」と思ってしまうのは私だけじゃないはず(と信じたい)。ポップオーバーも好相性ですし、それ自体が本当に美味しいのですが、ご飯と牛肉の組み合わせはまた格別なわけです。と思ったころに湯気と共に現れるのが、ケイティシェフ渾身の土鍋ご飯。この日の具材は聖護院かぶ、紅心大根、干し椎茸。昆布とかつおのだしで炊き上げ、バターを効かせて洋のフレーバーに。ちょっぴり焦げた香ばしさもたまらず「お替り!」といきたいところですが、さすがの私もおなかパンパン。

アメリカンな王道デザートに心和んで

〈左〉「アイスクリームサンド」は素朴な佇まい。本当に美味しいものって見た目は“フツー”なんです…というお手本のよう。〈右〉「チョコレートスフレケーキ」はベリーのソースが華やか。 Hearst Owned

メニューを見るとデザートは2種類。どちかを選んだり片方が小菓子だったり…と思いきや、2品ともしっかり1人前で登場。しかも、誰もが好きな王道のデザートという点に、アメリカ料理をベースにしたお店らしさを感じます。シンプルに、見たままに美味しい! ってほっとしますよね。アイスクリームサンドはクッキー生地まで手抜きナシ!ですし、スフレは見た目よりもずっと軽くてシュワリと口に溶けるよう。

思い出すだけで本当に口福♡ 京都の牛肉文化の進化系、ぜひ皆さんもご賞味を!

エースホテル京都「KŌSA(コウサ)」

京都府京都市中京区車屋町245-2 新風館内
tel.075-229-9005
営業時間/11時半~14時半(L.O.)17時半~21時半(L.O.)
無休
「ステーキディナーコース」¥8,000~[サ込み]


【Drop In】口福の寄り道スポット♡

京都取材の合間に寄った、美味しいお店をプチっとご紹介!

① The sunset beach @木屋町松原

海なし県(府)の京都にありながら、ビーチリゾートのような名前が興味をひくおしゃれな酒場は、京都のライターさんに連れて行っていただいたお店。「スイングカラン」という復刻ビールサーバーで注ぐクリーミーな泡の生ビールで乾杯したら、旬の食材を生かした肴をあれこれと。メニューに価格が書かれていなくてドキリとする人もいるかもしれませんが、人数やリクエストに応じポーションを調整しているからだそう。そんな心遣いも嬉しい。

〆にオーダーしたのは「牡蠣煮麵」。底冷えするような京都の冬、あったかメニューで体の中から温まれば幸せ。…<a href="https://www.25ans.jp/lifestyle/gourmet/a70056074/kofuku-gourmet-2601/" target="_blank">先月も牡蠣まみれでした(笑)</a>。 Hearst Owned

② assemblages+ @丸太町

京都、いや日本を代表するパティシエ、垣本晃宏さんの3軒目のお店。2023年のオープン時から気になっていましたが、ようやくお伺いできました。ここはジェラートとパウンドケーキが“売り”なので、サクッとテイクアウト…のつもりが! 季節限定の熱々の「フォンダンショコラ」に導かれるように店内へ。お食事メニュー&アルコールも豊富だったのが嬉しい発見。次はご飯に来たい!

焼き立ての熱々で登場するフォンダンショコラに、キュートな白くまちゃんが! ジェラートは「チョコレートとカカオニブ」「ミルクと淡路塩」の2種類を味わえて大満足。濃厚なカカオの風味が生きた、大人のスイーツです。 Hearst Owned

③ イノダコーヒ 三条店 @烏丸御池

京都でコーヒーブレイクといえば!のイノダ。私も何度お世話になったか分かりませんが、今回は2024年にリニューアルした三条店を取材。クラシカルな趣は変わらないのに明るく開放的になり、若いゲストも緊張せずに入りやすくなったと評判だそう。そんな三条店限定のデザートメニューは本誌でご覧ください♡

創業時からの深煎りのブレンド「アラビアの真珠」。三条店の名物・オーバル形のカウンターの中で、職人さんが寝るドリップする姿を見、説明を聞くと、美味しさひとしお。お店としては、ミルクと砂糖「アリ」がおすすめというのも、今回初めて知りました。 Hearst Owned

京都取材の余韻に浸る間もなく、次は滋賀県の取材へ! 25ans初となる滋賀特集、ご期待ください。

※この記事は2026年2月19日時点のものです。

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