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義母「牛肉嫌い?間違えてステーキ用意しちゃった♡」食べ物で嫁いびり。感謝です♡義母が涙目…だって

  • 2026.3.10

私は半年前に同い年の夫と結婚し、新婚生活を送っています。共働きのわが家では、料理は私、洗濯と掃除は夫が担当し、忙しいながらも、穏やかな毎日を過ごしていました。
そんなある日、夫が「来週の日曜、実家行こう。母さんが手料理作るって張り切ってる」と言ったのです。夫の言葉に私は少し緊張はしましたが、「おふくろの味を覚えたい」と思い、その日を楽しみにしていました。
そして迎えた訪問の日。玄関を開けると、義両親が笑顔で迎えてくれました。その穏やかな表情に安心しながら靴を脱いだ私は、このあと起きる出来事を、まだ何も知りませんでした。

“偶然”が続く義母の嫌がらせ

義実家のリビングに通されると、義母は終始にこやかでした。 お茶を出しながら世間話もしてくれて、「緊張しなくていいのよ」と笑顔を見せてくれました。

――なのに、なぜか胸の奥が落ち着きませんでした。落ち着かないのは心だけじゃありません。実は玄関で出してくれたスリッパに違和感があったのです。私は言われた通り履いたはずなのに、次の瞬間、足元にじわっとした感覚が広がりました。慌てて足元を確認すると、スリッパの裏には水が染み広がっています。夫も気づいて目を丸くしました。すると義母は、まるで思い出したように「あら~ごめんなさい。今朝、綺麗なスリッパを出したくて洗ったの忘れてたわ!」と言い、洗面所へ案内され足を洗うように促してくれました。言われるがまま、洗面器の水に足を入れた瞬間「つ、冷たい!」と思わず声が出てしまいました。しかし、義母は涼しい顔のまま「ほら、しっかり洗って!」と言うのです。さらに差し出されたタオルは、鼻をつくような雑巾の匂い。さすがに使えず、私は持っていたハンカチで足を拭きました。すると義母は追い打ちをかけるように、明らかに履き古した靴下を差し出してきたのです。

私は「ありがとうございます。でも今日はこのままで大丈夫です」と断りました。その瞬間、義母の表情がほんの一瞬だけ固まりました。 私は気づかないふりをして、冷えた足のまま食卓へ戻ったのです。

露骨な嫌がらせ

食卓には豪華な料理が並んでいました。海鮮がたっぷり乗ったちらし寿司に、ローストビーフ山盛りのサラダなど、華やかなテーブルに嬉しくなりました。

義母は手際よく取り分けてくれたのですが、そこで夫が私のお皿を見て「あれ? エビもお肉もないよ?」と首をかしげました。言われて見てみると、私の皿だけちらし寿司の具がほとんどありませんでした。すると義母は「あら! ごめんなさい。慌ててよそっちゃって……」と笑顔で一言。夫と義父が「俺のを分けるから大丈夫だよ! まだ手をつけてないし」と言ってくれました。 ところが、その瞬間、義母の声色が急に強くなり「だめよ!一度よそったものを分けるなんて行儀が悪いでしょ!」と言い放ったのです。私は慌てて「大丈夫ですよ。牛肉は控えてるので。これで十分です」と伝えピリッとした空気を丸く収め、その後は何事もなく義実家を後にしました。

その数日後、また義実家に呼ばれました。義実家に着くと「この前はバタバタしちゃってごめんなさいね」と義母は笑い、今度こそ“普通の食事”みたいな顔をしています。しかし、テーブルには見事な高級牛肉のステーキが……。ステーキを見た夫は「母さん! 彼女は牛肉を控えてるって言ったよね?」と強い口調で問い詰めました。すると義母は「あら、そうだったかしら。やだ! ごめんなさいね〜! 間違えて用意しちゃった」と、とぼけたように笑うのです。その瞬間、私はハッキリとわかってしまったのです。あの日の“具なし”は序の口で、今日が本命なんだ、と……。

大逆転成功!

義母の狙いは、はっきりしていました。 ――これは嫁いびりです。私と夫は目を合わせうなずきました。だって、この作戦が裏目に出るだなんて思っていないことでしょう……。

なぜなら私は牛肉が嫌いなわけじゃなく、むしろ、大好きなのです。好きすぎてつい食べすぎてしまい、ほかの料理に手が伸びなくなってしまうこともあるほど! なので、義実家の食事の場では失礼にならないよう「控えている」と伝えていたのです。私はわざと苦い顔をし、「いただきます」と小さく呟きました。私の困ったような顔を見て、義母は勝利を確信したのか、その瞳をキラキラと輝かせています。しかし、一口食べた瞬間、私のスイッチが入りました。

「……っ、おいしい! 幸せです!!」

義母の呆然とした顔を横目に、私は吸い込まれるように次々とステーキを口に運びました。それを見た夫も笑いながら、「本当に好きだよね〜! 食べられて良かったじゃん!」と一言。義父までもが私の豪快な食べっぷりに声を上げて笑い出し、「そんなに好きなら私のも食べなさい」と皿を差し出してくれました。気づけば、私はみんなの分のステーキまで完食。義母は顔面蒼白になり、「嫌い……なんじゃないの……?」と力なく呟きました。

すると夫が「嫌いなんて一言も言ってないよ。“控えてる”って言っただけじゃん」と言い放ったのです。その様子を見ていた義父が「母さん。もうやめなさい。みんな気づいてるよ」と言うのです。義母が言い訳しようとすると、義父は「スリッパの件も、食事の件も……“偶然”にしては続きすぎだ。人を困らせることを楽しむのはみっともない」とキッパリ。

義母は黙り込み涙目のままうつむきました。こうして、義母のあからさまな嫌がらせは、ぴたりと止まったのでした。

◇ ◇ ◇

にこやかな言葉の裏に混ぜられる小さな悪意は、気づきにくいぶん心を削ります。だからこそ、違和感をごまかさず、「私が我慢すれば丸く収まる」と遠慮し続けるだけでは、関係は守れないこともあるのかもしれません。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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