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81歳で驚きの腹筋200回!アナウンサー 草野仁さんが実践する健康長寿の秘訣とは?【対談 和田秀樹さん×草野仁さん】

  • 2026.2.13

81歳で驚きの腹筋200回!アナウンサー 草野仁さんが実践する健康長寿の秘訣とは?【対談 和田秀樹さん×草野仁さん】

80歳、90歳を超えても、現役でいきいきと輝き続ける人たちがいます。その元気の秘密とは? 高齢者医療のプロ・和田秀樹さんが人生のレジェンドたちと語り合いながらそのヒントを探る、新刊『80歳の壁を超えた人たち』(幻冬舎刊)が話題です。その中から一部抜粋してお届けする第2回は、“老いをはねつけ意欲的に生きる” アナウンサー・草野仁さんです。

和田秀樹さんの対談のお相手は

草野仁さん キャスター
(くさの・ひとし)1944年旧満州生まれ、81歳(2026年1月時点)。東京大学文学部社会学科卒業後、NHKに入局。1985年に退局しフリーに。『草野仁のGate J. プラス』(グリーンチャンネル)でMCを務めている。『「伝える」極意 思いを言葉にする30の方法』(SB新書)など著書多数。

トレーニングを続ける。少量でも毎日やるといい

和田 草野さんはスーツの上からも筋骨隆々なのがわかります(笑)。

草野 いやいや(笑)。もうだいぶね。トレーニングも軽めにしていますから。

和田 毎日されるんですか。

草野 はい、毎日やります。

和田 どれくらいの量を?

草野 腹筋は一応200回。あとは15キロのダンベルを持って自分で工夫した「組み合わせ体操」を6種類くらいやっています。エアロバイクはできれば30分ぐらいはやりたいんですが、短めで終わる日も結構あります。有酸素運動をきっちりやらなきゃ、ということで。

和田 失礼ながら80歳の方のトレーニングとは思えません(笑)。

草野 (笑)。以前と比べると、だいぶ軽めになりました。

和田 そもそもなぜ筋トレをやり始めたんですか?

草野 50代後半くらいだったでしょうか。年齢とともに運動量が減っていくなかで、背中の皮を引っ張ってみると、ちょっと厚くとれるようになったんです。それで「運動しなきゃいけない」と思い、最初はジムに通ったんです。ところがジムの休館日と私の休日が合致すると行けない。それで最低限の機材を自宅に持ちこむことにしたんです。家ならやりたい時にできますからね。そこからだいぶ熱心にやって、結構重たいものも含めてやっていたんですね。

和田 面白くなっちゃった?

草野 はい。ところが60歳を過ぎた頃でしたね。東京都知事の石原慎太郎さんにインタビューした際に「草野君、まだ重いのやってるのか?」と聞かれ、「やってますよ」と答えました。すると「おまえな、人間、60歳を過ぎたら血管がプチッといくぞ。重たいのはやめておけ」と言われたんです。それで「わかりました」と。

和田 そこから軽量化した?

草野 はい。別に大会に出て競ってるわけじゃありませんからね。そこから量も時間も軽めにして、ある程度必要なことはきっちりやろうと。でもなるべく休まずにコツコツやっています。

和田 いいですね。年をとったら、少量でも毎日やることが大事なんです。

草野 やりすぎはダメですか。

和田 やりすぎて危険ということはそうありません。だけど見習える人と見習えない人がいます。草野さんはたぶん、家系的にも丈夫な人です。だから腹筋を毎日200回やっても大丈夫(笑)。でもそれを見習おうとしても、できない人は多いでしょうね。

年をとると意欲が衰える。習慣にしておくと続けられる

和田 結局ね、運動をするかしないかは、意欲があるかどうかなんですよ。僕は患者さんに「歩かないと歩けなくなりますよ」と言うんですね。すると「頑張ります」と口では言うものの、やらない人が多いんです。

草野 意欲の低下ですね。

和田 はい。一般的に認知症は物忘れから始まると思われているけど、その前に意欲が低下して活動量が減るんです。草野さんは真逆ですね。意欲がみなぎってる(笑)。

草野 いやいや(笑)。私もね「今日は休みたい」と思うことはあるんですよ。でも、もともとが怠け者の体質なので、休むと続かなくなる。だからやり続ける。

和田 毎日やることは習慣化に繫がります。習慣になると、やらないと気持ち悪くなる。例えば夜にシャワーを浴びるのが習慣になっている人は、浴びないと気持ち悪くて寝られない。やらないと気持ち悪い状態を作ることは、とても大事なんです。いかに習慣をつけるか。

草野 仰る通りです。

和田 例えば子供に勉強させる時に、一番賢いやり方は、学習習慣をつけることです。学習習慣がつくと、勉強しない日は頭が悪くなった気がする。強制的にやらせるのではなく、習慣化すれば自発的にやるようになるわけです。

草野 それはいいですね。

和田 はい。だけど年をとってくると困ったことが起こります。せっかく身につけた習慣がポツリポツリと抜けてくるんですよ。だからやはり、草野さんが筋トレの習慣を貫いているのは、素晴らしいのです。

撮影:筒井義昭
対談日:2024年10月8日

この記事は『80歳の壁を超えた人たち』和田秀樹著(幻冬舎刊)の内容を、ウェブ記事用に再編集したものです。

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