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目指せ!茶寿(108歳)まで元気よく!加藤綾菜の【加藤家・笑顔の秘訣#1】

  • 2026.3.1

目指せ!茶寿(108歳)まで元気よく!加藤綾菜の【加藤家・笑顔の秘訣#1】

加藤綾菜さんと加藤茶さんといえば、芸能界きってのおしどり夫婦。綾菜さんは芸能活動のかたわら、45歳年上の夫の健康面を献身的にサポートしています。そんな綾菜さんの大きな目標は、夫が108歳(茶寿)まで元気で過ごせること。少しでも夫の健康を守る知識を得るために、健康の達人にアドバイスやヒントを教えてもらう新連載企画がスタートします。みなさんも一緒に健康情報を深めていきましょう!

83歳になった夫の健康のために

こんにちは、加藤綾菜です。私の夫は「ザ・ドリフターズ」の加藤茶です。2011年6月に結婚して、今年で16年。結婚当時、私は23歳で夫は68歳でした。その夫は2026年3月1日で83歳になりました。ここで私が祝うのもへんですが、おめでとう!

夫には90代になっても現役で活躍してほしいと思っています。できれば、夫の芸名にちなんで108歳の“茶寿(ちゃじゅ)”まで元気でいてほしいと願っています。

83歳の今も現役バリバリの夫ですが、これから先も元気に活動するためには、健康に関する専門的な知識も必要です。そこで、健康の専門家や達人の方々に健康長寿の秘訣を教えていただくという、この連載企画に参加させていただくことになりました。

「健康法」というと、難しそう……と思われる方もいるかもしれませんが、ご安心ください。夫でも簡単に実践できる方法を紹介したいと思っています。私たちができる健康法でしたら、きっと「ゆうゆう」世代のみなさんも楽しくできるはずです。

月に2~3回の更新を予定しており、毎回、最新の役立つ健康情報をアップデートしていきたいと思っております。みなさんと一緒に楽しく健康的な生活が送れるようにしていけたら嬉しいです!

体操の専門家に聞く、健康の極意

さて、前置きが長くなりましたが、記念すべき第1回目の本題に入ります。みなさんは、日常的に体操や運動をしていますか? 体操や運動は健康維持に必要不可欠とはわかっていても、つらいし、長続きしないというイメージがありますよね。特にシニア世代にとってはハードルが高いのではないでしょうか。

そこで、体操・運動の専門家である日本体育大学教授の三宅良輔(みやけ・りょうすけ)先生に、私たちでも簡単にできるものを教えていただくことになりました。三宅先生は体操や運動を考案する専門家でもあり、とても心強い味方なんです。

綾菜 三宅先生、こんにちは! 本日はよろしくお願いいたします!

三宅先生 こんにちは! 元気がいいですね。今日はなんでも聞いてください。

綾菜 ありがとうございます! さっそくですが、今、年の離れた夫の健康のことで悩んでいます。80歳を過ぎてから急激に体力が落ちたような気がするんですよ。

三宅先生 年齢差のあるパートナーに限ったことではありませんが、加齢に伴って、誰でも体力は落ちてきます。筋肉は使わないと衰え、固まってきます。放置すると、サルコペニアやロコモティブシンドロームのリスクが高まります(注1)。それを防ぐためにも体操や運動は必要です。

注1)
サルコペニア:加齢や運動不足などによる筋肉量の減少、筋力の低下のことで、「歩く」「立ち上がる」などの基本動作が困難になること。
ロコモティブシンドローム:加齢や生活習慣などによって、筋肉や骨、関節などに障害が起こり、日常生活に支障をきたすこと。

綾菜 でも、飽きてくるからと、ただのスクワットなどはやらないんです……。

三宅先生 例えば、音楽を聴きながら体操や運動をすると、自然と体が動き、楽しくなってきますよ。スクワットも音楽を流しながらやると、気分が乗ってくるはずです。

綾菜 旦那さんは、ロックバンドのドラマーもやっていましたから、音楽を流しながら体を動かすのはいいですね! 好きな音楽を聴きながらやれば、飽きないと思います。

三宅先生 音楽だけではないですよ。楽しく体操・運動をする秘訣はほかにもあります。

綾菜 ぜひ、教えてください!

三宅先生 いくつもありますが、実践しやすいのは「道具」を使うことと、「誰か」とやることです。例えば、体幹トレーニングなどに使われるバランスボールもおすすめ。バランスボールの上に座ってバランスを取るだけでも面白いと思います。もちろん、転倒には注意してくださいね。また、ウォーキングなども1人ではなく、誰かと一緒にやると会話も弾み、自然と楽しくなります。パートナーや友人などを誘ってみるといいでしょう。

自分の体を好きになることが大切

綾菜 体操や運動を習慣にすると、体力はどの程度まで戻るんでしょうか? これからの人生を2人で楽しむ時間を増やすためにも気になります。

三宅先生 中高年以降に体を動かす習慣を身につけても、体力はV字回復して20代の頃までは戻りません。でも、今の体力を維持したり、落ち方を緩やかにしたりすることは十分可能です。綾菜さんの旦那さんの場合、今でも現役バリバリですし、アクティブに活動しているように見えます。この調子でいけば、108歳まで元気に活動することも夢ではありません!

綾菜 わぁ! 三宅先生、ありがとうございます! でも、最近気になることがあって、ちょっとご相談させてください。実は夫が、先日の舞台稽古で腰を痛めて、自宅でもじっとしていることが多くなったんです。ジムやピラティスにも行かなくなって、困っています。

三宅先生 個人差はありますが、同じ動きをするにしても、加齢とともにケガをしやすくなっています。ケガを防ぐには、例えば舞台稽古の前でしたら、自分のペースで準備運動をすることも大切です。ケガをしてしまったら、もちろん無理は禁物。ケガをした状態で、体操や運動をしても悪化につながります。まず、ケガを治すことに専念しましょう。

綾菜 やはり、痛いところがあれば、治すことが先決ですよね。日頃からケガを予防する秘訣などはありますでしょうか?

三宅先生 自分の体を好きになることです。肩や腰、膝など、一つひとつの場所を気にかけ、大切にしようと思うだけでも違ってきます。また、起床時には「今日もよろしくね」、就寝時には「今日もありがとう」と、体にあいさつすることで、自然と体を労われるようになれますよ。

綾菜 体へのあいさつだったら、今日からでもできますよね。さっそく私たちも実践しようと思います。ぜひみなさんも取り入れてみてほしいですね。では、次回は三宅先生がおすすめする具体的な体操や運動を教えてください!

三宅先生 はい、わかりました! 次回は、誰でも手軽に短時間でできる体操や運動の秘訣をお話いたしますので、楽しみにしていてくださいね。

取材・文/宮岸洋明

プロフィール

日本体育大学体育学部体育学科教授
三宅良輔先生
1969年生まれ。95年、日本体育大学卒業後、同大学院健康科学コースにて体操学を研究。2011年に弘前大学大学院医学研究科にて医学博士の学位を取得。日本各地で子どもから高齢者までを対象に、健康づくりを目的とした「簡単で楽しい体操」の普及に努めている。

加藤綾菜
1988年、広島県生まれ。2011年、ザ・ドリフターズの加藤茶と結婚。45歳の年の差婚だったこともあり、注目を集める。現在は高齢の夫を支えるため、「介護福祉士実務者研修(旧ホームヘルパー1級)」「生活習慣病予防アドバイザー」「介護食アドバイザー」「介護予防運動指導員」などの資格を持つ。タレントとしても活動し、著書に『加藤家の食卓 医師と栄養士の先生に長生きする食事の作り方を習いに行ってきたレシピ集』(アスコム)など。

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