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「うちの嫁は気が利かない」親戚の前で私を下げ続ける義母→次の法事で私が欠席したら、義母が恥をかいた話

  • 2026.3.5
ハウコレ

法事のたびに義母は決まってこう繰り返すのです。「うちの嫁は気が利かなくて」と。私が料理や段取りも全て準備したのにも関わらず、義母は親戚の前で何度も頭を下げていました。

その横で、私はただ黙って笑うしかなかったのです。そんな中で迎えたある法事が義母を変えることになりました。

親戚が集まるたびに繰り返される言葉

法事や親戚の集まりがあるたびに、義母は「うちの嫁、気が利かなくて」と言います。最初のころは「そんなことないですよ」と周囲がフォローしてくれていましたが、何度も繰り返されるうちに、それが事実のように定着していきました。

親戚の間で、私は「ちょっと気の回らない嫁」という存在になっていたのだと思います。夫に相談しても「母さんも悪気はないから」と取り合ってもらえず、私はその言葉を飲み込むことしかできませんでした。

裏では全て私が動いていた

けれど実際の法事の準備は、ほぼ全て私が担っていました。親戚に出す料理の献立を考え、買い出しに行き、前日から仕込みをする。当日は朝5時から台所に立ち、座敷の準備や返礼品の手配まで一人でこなしていたのです。

義母はというと、親戚が到着するころに居間に座り、「まあまあ、お茶でもどうぞ」と迎える役回り。料理が並ぶと「なんとか間に合いました」と、まるで自分が準備したかのように話すのです。悔しさはありましたが、嫁の立場で波風を立てるのが怖くて、何も言えずにいました。

体調不良で欠席した法事の日

ある日の法事の前日、私は熱を出してしまいました。「体調が悪いので休ませてください」と義母に電話すると、少しの沈黙のあと「わかりました。」とだけ返ってきました。

当日、布団の中で「大丈夫だろうか」と気にかけていましたが、夕方になって夫から連絡が入ったのです。

「大変だったみたいだよ。料理が全然足りなくて、おばさんたちが気を使って惣菜を買ってきてくれたらしい」。そして親戚のひとりがこう言ったそうです。「全部お嫁さんがやってたのね」と。

そして...

翌月、義母から電話がかかってきました。いつもの用件かと思って出ると、少し震えた声で義母はこう言ったのです。「いつも……本当に助かってた。ごめんなさいね」。短い言葉でした。けれどそれは、何年も待ち続けたひと言でした。

電話を切ったあと、涙が止まりませんでした。全部が報われたとは思いません。でも、あの日私が休んだことで、義母は初めて気づいたのかもしれません。「当たり前」の裏側に、いつも誰かの手があったことに。

(30代女性・主婦)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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