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プロ3人が“アイアン上達”の秘訣を伝授!球を狙い通りに打つ方法

  • 2026.2.25

コースではシチュエーションによって球筋をコントロールして打ちたいときがある。その「打ちたい」を狙いどおり「打てる」にできるテクニックをプロが伝授!状況に合った球筋でコースを上手に攻略しよう!

ドライバーはドローアイアンはフェード

プロ3人が“アイアン上達”の秘訣を伝授!球を狙い通りに打つ方法
「以前はアイアンもドローでしたが、フェードに変更。左に引っかける悪いクセがなくなりショットの安定感が向上しました」(蛭田)

私の場合、ドライバーはドローを打ちますが、アイアンはフェードでピンを狙います。ドローよりフェードのほうが、球の高さが出てピタリと止まりやすく、クラブの入射角が鋭角になるぶん、悪いライでも上からしっかり打てるからです。

まず、構えるときに肩のラインはスクエアにしたまま、足(スタンス)だけオープンにする。そして、そのスタンスの向きに沿ってクラブを振る。ややダウンブローにボールをとらえたら、体の回転に合わせてクラブを左に振る、という意識が大切です。

スタンスの向きに沿って振る

オープンにしたスタンスに沿ってスイングすると、軽いフェードになる。ダウンスイング以降、左ワキを締め、体と腕の同調性を高めることが大事

肩を開くのはNG

目標を何度も見ると、右肩が前に出て肩のラインが開いてしまう。すると、球筋のコントロールが難しくなる

スタンスはややオープン

肩のラインはスクエアにしたまま、ややオープンスタンスに構える。曲げ幅を大きくするときはよりオープンにする

プロ3人が“アイアン上達”の秘訣を伝授!球を狙い通りに打つ方法
両肩を結んだラインはターゲットラインと平行にセットします!

ボールは通常より左に置く

ボールは半個から1個ぶん左にセット。ボールの近くにスパットを設定し、それを見ながらアドレスを作れば、肩が開かずにスクエアな状態をキープできる

蛭田みな美
●ひるた・みなみ/1997年生まれ、福島県出身。164㎝。16年のプロテストに合格。23年の「CATLadies」で悲願のツアー初優勝をあげた。25年シーズンは「富士フイルム・スタジオアリス」4位。ユアサ商事所属。

下半身のスエーを防げばつかまった球が打てる

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クローズスタンスで打ちましょう!

ドローボールは下半身をうまく使うことでヘッドを走らせ、ボールをつかまえて打ちます。しかし、アマチュアは下半身を使うのが苦手!使おうとすると左へスエーしがちで、逆にスライスしてしまう人もいます。

もっと簡単にドローボールを打つには、右足をうしろへ引いたクローズスタンスがオススメです。この構えから打つと、ダウンスイングで腰が左へ流れなくなる。すると、ヘッドを走らせることもできるので、ボールががっつりつかまって球筋はドローになります。

さらに、バックスイングでは体が回しやすくなるため、体の捻転が大きくなる。飛距離アップにもつながりますよ!

腰が左にスエーすると振り遅れてしまいフェースを返せないので、ドローボールを打つのが難しくなってしまう

ボール位置は左足の前から

右足はこのくらい大胆に引いてOK。ボール位置は左足の前。「左寄りのほうがボールをつかまえやすいので、まずは左足の前にセット。ボールをつかまえる感覚がわかってきて、ドローの度合いが強くなりすぎたら徐々に内(右)側にズラしていきましょう」(竹村)

バックスイングでは左腕フォローでは右腕を伸ばす

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腕とフェースのターンを同調させます

打ちたいのはフックではなく、精度の高いドロー! ヒジを曲げるとヘッドが大きく返ってしまうが、バックスイングでは左腕、フォローでは右腕を伸ばすと適度なフェースターンで打てる

ヘッドを真っすぐ出すのはNG

クローズスタンスの向きに沿って振ると軌道はインサイド・アウトになる。これもドローを打つのに有効だが、ヘッドをターゲットに向かって真っすぐ出すのはNG。真っすぐ振り出すとフェースが返りにくく、スエーもしやすくなってしまう

竹村真琴
●たけむら・まこと/1990年生まれ、大阪府出身。157cm。2009年プロテスト合格。ツアーに参戦後、現在はレッスンやメディアを通じてゴルフの楽しさを伝えている。自然体の魅力を詰め込んだ最新写真集(小社刊)も好評発売中(デジタル版、紙版はAmazonで発売中)。

ボール位置を変えてもそれを意識せずに振り切れるかがカギ

プロ3人が“アイアン上達”の秘訣を伝授!球を狙い通りに打つ方法
ノーマル(左上段)、低い球(左下段)この形は同じ!(右写真)

アイアンで低い球を打つとき、普段と変えるのはボール位置だけ。ボール位置を1、2個ぶん右寄りにすれば、同じスイングをしても自然とロフトが立って球は低くなります。とはいえ、ボール位置を変えて「普通に」スイングするのは難しいものです。

大事なのはボールの存在をできるだけ意識から消して「振る」ことに集中すること。動きは意識しにくいので、いつもどおりのフィニッシュを意識し、そこに向けてしっかり振り抜くようにしています。

スイングは同じでもロフトが自然と立つ

ボール位置を右寄りにすれば、普段と同じように振ってもインパクトポイントが右になってロフトが立ち、打球が自然と低くなる

インパクトの意識を消したい

プロ3人が“アイアン上達”の秘訣を伝授!球を狙い通りに打つ方法
ボールはないものと思いたい

インパクトの「当て方」を意識しすぎると動きが悪くなる。ボールの意識を頭から消して「振る」ことに集中したい

いかがでしたか? ぜひ、レッスンを参考にして練習してみてください!

小西たかのり
●こにし・たかのり/1992年生まれ、東京都出身。175㎝、81㎏。研修生を経て20歳でプロテスト合格し、翌13年には「日本プロゴルフ新人選手権」を制覇。23年からシード権を獲得。今年の「前澤杯」でツアー初優勝を遂げた。

構成=小山俊正、岡田豪太、鈴木康介
写真=田中宏幸

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