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【博多/マイング】やまや初のおむすび専門店「おむすびやまや」オープン!

  • 2025.12.29

人生で最後に食べたいメニューを聞かれたら、迷わず「おむすび」と答えます。リビングふくおか・北九州Web地域特派員のよんななです。

今やインバウンドからも注目される、日本人のソウルフードともいえる「おむすび」。以前、朝ドラの題材にもなっていましたね。 そんなおむすびの専門店が、博多駅1階のマイングに新しくできると聞いて、おむすび好きとしてはちょっと気になっていました。

オープンするのは、福岡ではおなじみの辛子明太子メーカー「やまや」が手がける「おむすびやまや」。 和食やもつ鍋などいろいろなレストランを展開しているやまやですが、意外にもおむすび専門店は今回が初めてなのだそうです。

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出典:リビングふくおか・北九州Web

天井から下がるかわいいおむすび型のサインが目印[/caption]

出典:リビングふくおか・北九州Web

なぜ今、おむすび専門店?

東京ではおむすび専門店をよく見かけるようになりましたが、博多ではまだそこまで多くありません。 観光や出張で人の行き来が多い博多駅のエキナカで、やまやの辛子明太子を、いちばんおいしい形で食べてもらいたい。 そんな思いから、このお店が生まれたそうです。

買い物の途中や、新幹線に乗る前、仕事帰りなど、「ちょっと小腹すいたな」というタイミングで立ち寄れるおむすび屋さん。 こういう存在、地味にうれしいですよね。

お店では、カゴを持って好きなおむすびを選んでいくスタイル。 おむすびを買うと、パックに入ったやまや自慢の168時間熟成辛子明太子か、からし高菜のどちらかが付いてきます。 「え、これ付いてくるの?」とかなり得した気分。

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出典:リビングふくおか・北九州Web

まずは好きなおむすびを選んで…[/caption]

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出典:リビングふくおか・北九州Web

次に高菜か168時間熟成明太子を選びます。どちらもご飯一杯いただけそうな十分な量![/caption]

おむすびのほかには「うまだし豚汁(単品 300円[税込])」もあり、セットにするとお得。 購入した商品を、その場で食べることができる6席ほどのカウンターもありました。移動の合間にさっと食べることもできます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

九州の名物がぎゅっと詰まったおむすび

おむすびは全部で13種類。 梅やおかかといった定番に加えて、大分の「とり天(¥390[税込])」、鹿児島の「豚みそ(¥390[税込])」、宮崎の「チキン南蛮(¥390[税込])」など、九州らしい具材も並びます。 塩むすび(¥290[税込])には、上五島・矢堅目(やがため)の塩を使っているそうで、こだわりを感じます。

お米は、豊かな水と綺麗な空気に恵まれた福岡県朝倉市でやまやが育てている自社米。 店内で炊いて握っているので、手に取るとほんのりホッとする温かさが伝わってきます。 有明産の海苔は別添えなので、食べる直前に巻いて、パリッとした食感とふわっとたつ香りを楽しめます。

食べてみました

まずいただいたのは「めんたい風味・とろ鯖(¥390[税込])」とうまだし豚汁。 鯖の脂のうまみのあとに、挟まれた青じそのさっぱりとした味、最後にめんたいのピリッとした辛さが残って、満足度の高い一品でした。

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出典:リビングふくおか・北九州Web

一口で3度のおいしさ「とろ鯖」。別添えの海苔は一旦全部出してからが巻きやすい[/caption]

沢山の根菜と豚肉を用いたうまだし豚汁はおむすびのお供としてやはり鉄板。やまやのうまだしはお店でも購入可能です。

そして気になっていたのが、できたてめんたいを丸ごと使ったスペシャルメニュー。 「できたてめんたい」は、毎日工場から届く漬け上がり後一度も冷凍していない明太子で、粒感がしっかりしているのが特徴なのだそうです。

注文してから店内で握られる「できたてめんたい丸ごと1本おむすび」は、少し時間がかかります。 今回は「できたてめんたい丸ごと1本おむすび 炙りめんたいバターチーズ(¥700)」をいただきました。

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出典:リビングふくおか・北九州Web

美しいできたてめんたいは工場直送。手前は明太子の調味液に漬け込まれた卵黄[/caption]

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出典:リビングふくおか・北九州Web

目の前でバターチーズをかけていただけます![/caption]

ふわっと握られたおむすびの上に、軽く炙られた明太子が本当に丸ごと1本。 その上から、温かいバターチーズをのせてもらいます。 ちょっとしたエンターテインメント感もあり、見た目のインパクトもなかなかです。

紙に包まれて出てくる様子は、ちょっとハンバーガーみたい。 バターとチーズのコクに、明太子の塩気。 正直「重いかも…?」と心配になったのですが、食べてみると表面の炙られた部分はぱりっと香ばしく、中の方はいつもの明太子とは少し違う、つぶつぶ感を感じる味わい。 あっという間に完食してしまいました。

お店の企画やメニュー開発を担当しているエリアマネージャーの品川さんによると、「おむすびやまや」は今後、複数店舗の展開も予定しているとのこと。おむすびの新しい具材の構想もまだまだストックがありそうでした!

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出典:リビングふくおか・北九州Web

品川さんのおにぎりをつくる慣れた手つきは、やまやのレストランで培われたのだそう[/caption]

「おむすびやまや」の九州の魅力の詰まったおむすびが、これからどこで食べられるようになるのか、ちょっと楽しみです。

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