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福岡土産はこれ!創業明治39年の博多の民藝お菓子「二○加煎餅」【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】

  • 2025.4.11

旅と想いや歴史を感じるお土産が大好きで、皆さんにもご紹介したいと思いはじまりました。デザイナーのrumiです。

 

駅や空港で目が合う!?ユニークな顔が目印 郷土芸能「博多仁和加」の「二○加煎餅」

福岡県に行くと博多駅や福岡空港で必ず目が合うお土産があります。赤い顔にちょっと垂れ目で太めの眉毛。いままでしばらく手に取らず横目で見ていたのですが、先日福岡に行った時のこと。やっぱり気になり、おそるおそる手に取ってみると、なんとお面が入ったお煎餅と書いてあるではないですか!しかもパッケージも老舗レトロ系。

 

福岡土産はこれ!創業明治39年の博多の民藝お菓子「二○加煎餅」【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

これは面白そうと、早速お土産で購入。

 

福岡土産はこれ!創業明治39年の博多の民藝お菓子「二○加煎餅」【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
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赤い顔にちょっと垂れ目で太めの眉毛がどなたなのか、全く知らなかったのですが、古くから博多の郷土芸能として庶民の間で親しまれている「博多仁和加」の半面を形どった、ユーモアあふれる煎餅がこの「二○加煎餅」だったのです。

 

福岡土産はこれ!創業明治39年の博多の民藝お菓子「二○加煎餅」【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
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嬉しいチャック付き。大きなお煎餅なので、ゆっくり食べられます。

「博多仁和加」は、福岡市指定無形民俗文化財として長い歴史と伝統を持つ郷土芸能。紙で作ったかつら「ぼてかずら」に「にわか面」と言われる半面を着け、博多弁を使いながら会話の最後に面白いオチをつけて話をまとめるもので、題材として世相を反映させたユーモアな即興笑劇をするのだそう。

 

福岡土産はこれ!創業明治39年の博多の民藝お菓子「二○加煎餅」【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
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味は牛乳煎餅のような、昔懐かしい甘いお煎餅。厳選された原料とオリジナルの製法で作られています。上質の小麦粉と卵をたっぷり使い、こんがり焼きあげられています。見た目は硬そうなのですが、サクサクとした歯ごたえと、卵の風味が特徴です。サイズは特大、中、小の3種類。今回は特大を購入したのですが、さっぱりサクサクといくつも食べられちゃいそうな美味しさ。

 

福岡土産はこれ!創業明治39年の博多の民藝お菓子「二○加煎餅」【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
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お面にゴムを通して遊んでみるのもよし。煎餅を顔に当ててみんなで写真をとってもよし。コンセプトの通り、楽しい煎餅です。

煎餅を作る東雲堂は、博多の情緒に想いを寄せながら、ひとびとに笑みをはこぶ銘菓にこだわり、明治39年の創業以来「博多仁和加」の半面を意匠にし「二○加煎餅」を作り続けているのだそう。いつも目が合うユニークな顔のお煎餅は、お土産でもご家庭用でも喜ばれる、古くから愛されるお煎餅でした。

 

九州屈指の広さ!福岡で一番大きくて豊かな公園「海の中道海浜公園」

博多駅から電車で30分ほどの場所に「海の中道海浜公園」という公園があります。この公園は、すごいのです。何がすごいって、とにかく広い。10,000㎡の広大な花畑ではこれからの時期、ネモフィラが見れます。そして遊具やアスレチックがあり、こどもも一日中遊べます。

 

福岡土産はこれ!創業明治39年の博多の民藝お菓子「二○加煎餅」【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
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芝生が広すぎて人が小粒です。休日なのにこの人口密度。

福岡土産はこれ!創業明治39年の博多の民藝お菓子「二○加煎餅」【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
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福岡の中心地からすぐの場所にここまでゆとりのある大きな公園があることに驚きました。あまりの気持ちのよさに帰ることを忘れてしまいそうになるくらいでした。この春、ゆっくりお散歩におすすめの場所です。

 

身近な日本の軌跡と奇跡。旅するデザイナーrumiのInstagram。
@find_rumi

 

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