【筑紫野】迫力のナンと本格スパイスで味わうインドカレー「ラメス」

こんにちは。リビングふくおか・北九州Web地域特派員のアンドレです。今回ご紹介するのは、志免町と筑紫野市に店舗を構える「本格インドカレーレストラン ラメス」。今回は筑紫野店をレポートします。 西鉄二日市駅東口を出てすぐ、エキゾチックな店構えが目を引きます。芳醇なスパイス香るカレーとボリュームたっぷりのナンで、深まる寒さに負けない活力をチャージしましょう。

お店は西鉄二日市駅東口から徒歩1分。オーナーさんの似顔絵の看板が目印。

西鉄二日市駅東口の改札から出て右手方向を見ると、イオン二日市店さんの入り口が見えます。正面に見える横断歩道を渡らずに右手方向に歩道に沿って歩きだすと、１分経たずにお店が見えてきます。遠くからでもパッと目を引く、鮮やかなビタミンカラーの背景に大きく描かれたオーナーの似顔絵の看板が目印です。

西鉄二日市駅東口の改札を出て右を見た風景。正面の横断歩道は渡らずに歩道を右手方向に進みます。

味への自信や活気が伝わってくるユニークなイラスト。お店から香るスパイスに足を止めずにはいられません。

暖かな照明が包む店内。カウンター席もあるので、1人ランチも気兼ねなく楽しめます。

選べるカレー、選べる辛さ。自分だけの組み合わせが見つけられる。

カレーのメニューは、チキン、ポーク、マトン、シーフード、キーマ、ベジタブルと豊富なラインナップ。辛さは5段階から選べ、お子さん向けにはスパイスを調整したマイルドなカレーも用意してもらえます。

初めての方には、ランチ・ディナーそれぞれに用意されたセットメニューがおすすめ。メインのカレーとナンに、サラダ、タンドリーチキン、ラッシーなどがセットになったボリュームたっぷりの内容で、ラメスの味をお得に楽しめます。

ランチタイムのメニュー。ライスを選べるメニューもあります。価格はいずれも税別表示です。

こちらはディナータイムのメニュー。ランチタイムの内容よりボリュームがアップしています。

グランドメニューがこちら。沢山のメニューから、自分の好みのカレーを見つけるのも楽しみです。

30cm超のナン×36種のスパイス＝ラメスの本格カレー。

存在感たっぷりのプレーンナン。料理がのるプレートの直径は約30cmですが、このプレートにおさまりきらない大きさです。オーナーこだわりの土製タンドール（円筒形の窯）で焼き上げるため、表面はパリっ、中はもっちりとした独特の食感が楽しめます。

カレーで使用するスパイスは全てインド・ネパールから取り寄せ、その種類は36種類にも及びます。スパイスは具材の状態や投入のタイミングで味が大きく変わるため、レシピに忠実でありながらも、その都度、状態を見て微調整しているそうです。こうして丁寧に作られた濃厚なカレーは、多くのリピーターを生んでいます。

ディナータイムのラメスセット。ナンの存在感はご覧の通りですが、タンドリーチキンとサラダも美味です。

ランチタイムのレディーズセット。写真はハニーチーズナン。これにデザートがつきます。

チーズの苦みとハニーの甘みとのマリアージュが楽しめる人気のハニーチーズナン。

写真はチキンカレー。深みのある味とスパイスの芳醇な香りで、スプーンが止まりません。

オーナーのバンダリさんこだわりのタンドールは、土製の窯を炭火で熱する本格仕様です。

タンドールの徹底した温度管理が、ナンのパリッともっちりの黄金比を生み出します。

調理未経験から本格インドカレーへ。努力と情熱が生んだ『ラメス』の味。

ネパール出身のバンダリさんは、本格インドカレー店を開くため、福岡の語学学校に通いながら半年で県内52店舗を食べ歩き、理想の味を探しました。しかし調理は全くの未経験。そこで、インドと日本で長年の経験を持つベテラン調理人を雇い、プロの技術を一から学びました。

基礎をしっかりと教わりながらも、「さらに自分の理想に近づけたい」。バンダリさんはその調理人の動きを徹底的に観察し、技術の習得と味の追求に没頭しました。

36種類のスパイスが効いた濃厚なカレー。ベテラン調理人から受け継いだ確かな基礎と、バンダリさんの努力と情熱的な試行錯誤が生んだ、ラメスの味がそこにあります。

『ラメス』は、両親がつけてくれた愛称。バンダリさんの努力と情熱が詰まった一皿をぜひ。