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イギリスを拠点に教育支援事業を展開。グローバルに活躍する相馬れいこさんの原動力とは

  • 2025.12.27
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“本当によいもの”を伝えたい、その使命感が原動力に

子どもも教師も尊重し合えるイギリスの教育法に感動

子どもの発達支援を担う事業を展開する、相馬れいこさん。同事業の一環でドバイで暮らす夫の崇人さんとは遠距離結婚というスタイル。現在は4人の子どもとイギリスを軸に、日本とドバイの3拠点を行き来しています。イギリスでは日本にはない洗練された教育方針があるのを知り、感銘を受けたとか。

「例えば、幼い子のSNSへの依存を回避させるため、スマホに触れさせないよう徹底。子どもに恐れを植え付けないのがポイントで、“厳しさ”の正しい使い方を学びました」

だからこそ、子どもも保護者も先生へ信頼を寄せるといいます。「今一番興味があるのはイギリスのナニー文化。バースに英国王室が信頼する専門学校があるので視察してみたいです」と、上質な情報に出合いながら、確かな目で見極めたいと語る相馬さん。

「レッジョ・エミリア(アート教育)を学ぶため、神戸から社員を呼んでイタリア研修に行く計画も。体得したたくさんの幸せの種を、ご縁をいただけた親や子どもたちへ、伝えていきたいです」


<strong>自邸は英国らしい空間<br></strong>留学のため先に渡英していた長男長女の後を追う形で移住。学びもあり来てよかったと思える日々。 Reiko Soma
<strong>スペインでドバイ在住の夫と合流<br></strong>サッカーの元日本代表であり事業を共同運営する夫の崇人さんと。家族との束の間の時間。 Reiko Soma
<strong>ドバイの砂漠は圧巻の景色<br></strong>夫の拠点であるドバイに家族で滞在。砂と太陽のみの非日常の景色に触れて。 Reiko Soma
’24年よりモンテッソーリ教師としての活動も開始。モンテッソーリ教育に ついて、約500人ものスタッフに伝えるため、社内研修も。 Reiko Soma
イギリスで小学校を卒業した長男。通っていた男子校の前での記念写真。<br> Reiko Soma

“原動力”に迫る、3つの質問

Q1 座右の銘は?

“一期一会”。今までもこれからも出会う人たちに感謝して、日々を大切に過ごしたいです。

Q2 現地のお気に入りの文化や食は?

秋の実りをお祝いするハーベストフェスティバル。ボランティアでお手伝いしました。

Q3 パワーをくれるものは?

すべての子どもの笑顔と可能性。その存在が原動力であり、使命感、ワクワクを与えてくれます。

Key Words of Power Action

Reiko Soma

ファッションにもパワーをもらえます。小雨が降り出したニースでバッグインしていた“ルイ・ヴィトン”のスカーフでヘッドアレンジ。ヴィンテージの“シャネル”のサングラスとマッチ。

Reiko Soma

家族旅行も、忙しい日常をリセットする幸せな時間。スケジュールを合わせては、各地へ。写真はスペイン・イビサ島のプールサイドで。

Reiko Soma

海、山など大自然の中でパワーチャージ。特にスイスの山々は何度も訪れたい大好きな場所。

相馬れいこさん
PROFILE 保育園、発達支援スクールを運営するキッズデペロッパー創業者。国際モンテッソーリ教師。2025年夏イギリスに拠点を移し、子育てをする大人が子供にとってよい人的環境になるよう幸せ思考を育む場としてオンラインサロン“マザーズカレッジ”を始動。
Instagram:@motherscollege

Interview & Text:NONOKO HATA
Coordination:SAYURI HIRATSUKA
25ans(ヴァンサンカン)1月号掲載(2025年11月28日発売)

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