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2025年のデザインシーンを振り返り!『エル・デコ』エディターの心に残った“推し”記事14

  • 2025.12.25
MASAAKI INOUE

建築、アート、ファッション、そして映画。ジャンルを軽やかに横断しながら、日々の暮らしにインスピレーションを与えてくれた2025年のクリエイティブシーン。日々膨大なニュースに触れている『エル・デコ』デジタル編集部員が、今年公開された多岐にわたるストーリーの中から、個人的に心を動かされた記事を厳選してプレイバック。

Hearst Owned

空間美と展示へのこだわりで選ぶ、大人が訪れたい美しい動物園5

副編集長 YUI

「各動物園の方々の解説に、電車の中で読みながらなるほどー!とうっかり声が出た記事。例えば東山動植物園の『ジャガー舎』はジャガーが生息するメキシコを意識し外壁はメキシコの巨匠建築家ルイス・バラガンの黄色や赤錆色に塗られているとか、『霞ケ浦 どうぶつとみんなのいえ』では元『水の科学館(霞ケ浦資料館)』の建物をコンバージョンして使っており、大階段がヤギの遊び場になっているとか。動物を中心にデザインや建築を見てみるとたくさんの発見があって、改めて動物園に行きたくなります」

Photo Aminaka Kenta

アーティスト大宮エリーをギャラリスト小山登美夫が語る

副編集長 YUI

「大宮エリーさんにもっと絵の話を聞きたかったなあという思いを抱えて、エリーさんの作品を長年見てこられたギャラリストの小山登美夫さんにお話しを聞きに行きました。エリーさんはどんなアーティストだったんだろう?何を描きたかったのだろう?という疑問にていねいにお話しいただき感謝しています。インタビューの後、エリーさんの絵や文章を見つめ直し、『伝えるということ』を今一度、意識するようになりました」

Nakajima Mitsuyuki

オラファー・エリアソンの”坪庭”が京都の町家に出現、建築は重松象平・京都会員制サロン「ものがたり」

ブランデッド コンテンツ シニア エディターTORU

「小説家・フィルムメーカー川村元気さんが主導し、建築家の重松象平さんが設計を担当した会員制のサロン『ものがたり』。京都に誕生したこのシークレットなスポットにオラファー・エリアソンの作品《The nowhere garden》が設えられています。京町家の構造をベースにしたスキップフロアの空間にきらめく『光』はさまざまな“ものがたり”を感じさせてくれます。完全紹介制ですのでハードルは高いのですが、いつかは訪れてみたいです!」

©Celia Spenard-Ko

ファッション×インテリアの最前線、いま注目すべき「Matter and Shape」とは?

ブランデッド コンテンツ シニア エディターTORU

「『Matter and Shape』は3月のパリファッションウィーク期間中にチュイルリー公園で開催された、インテリアとデザインに特化した展示会です。開催は2024年に次いで2回目となりますが、今年は出展者数もかなり拡大しての展開でした。展示の傾向としては、家具、オブジェからファッションまで、キュレーション的なスタイルのもとに新しい視点を感じさせる刺激的なスタイル。日本からはwe+、山本大介さんが参加していました。2026年の開催も決定しているので今から楽しみです!」

Hearst Owned

北欧が生んだ巨匠、建築家アルヴァ・アアルトの作品集

エディター NORI

「今年ずっと行ってみたかったアルヴァ・アアルトが幼少期を過ごした街、ユヴァスキュラを巡ることができたので、この記事にその感動を詰め込みました。独立したてから晩年まで、多くの作品を残したアアルト。建築が彼の人生そのものを物語っているようで、これからもたくさんのアアルト建築を見に行きたい!と感じた記事です」

Courtesy of TPS Productions/Focus Features © 2025 All Rights Reserved.

ウェス・アンダーソン待望の新作映画『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』のインテリア大公開!

エディター NORI

「その世界観に浸るために映画館にお金を払っていると言っても過言ではないウェス・アンダーソンの作品群。最新作の公開前にこの記事を見てより堪能!できました。配信も始まっているので、これらか見る、という人はぜひ記事をご一読を」

ハンス・ウェグナー ©Carl Hansen & Søn

『織田コレクション ハンス・ウェグナー展』の見どころを織田憲嗣と建築家の田根剛が語る

エディター RYOKO

「丁度ウェグナーのダイニングチェアを探しているタイミングでの大回顧展。デンマーク本国でも開催されたことのない規模と椅子一脚一脚が輝く会場構成に、デザインにまつわる“今年イチ”の展覧会と呼びたくなるほど。家族や友人に『絶対見ておいた方がいい』と薦めています」

MASAAKI INOUE

【小関裕太が探す 癒やしのデザイン】記憶と感覚の旅、香りが導く自分の現在地

エディター RYOKO

「今年からスタートした小関裕太さんの連載、その第一回。撮影時の小関さんの熱量と、緒方慎一郎さんの丁寧な案内が、記事からも立ち上ってくるようです。小関さんとカメラマン・井上昌明さん、ライター・猪飼尚司さんの相性も回を重ねるごとに深まり、現場の空気がよりのびやかに。自然と小関さんの笑顔も増えてきています」

Hearst Owned

巨匠建築家・坂倉準三が手掛けた名作、蘇る。話題のホテル『泊船』の全貌を徹底解剖!

エディター KAORI

「老朽化が原因で取り壊されてしまう名建築も多い中、巨匠建築家の坂倉準三が手掛けた市庁舎がホテルとしてよみがえるという嬉しいニュース。MARU。architectureによる改修は、建築そのものへのリスペクトが感じられます。来年4月には建物内に図書館もオープンするということで、引き続きキャッチアップしていきたいです!」

naoko akechi

「イケア」人気デザイナー、フリソ・ワイヤーズマの自宅拝見! 200年を受け継ぐ北欧のログハウス

エディター KAORI

「『イケア』のデザイナーの自宅をのぞき見できる、プチ連載。デザイナーだからこその、『イケア』アイテムの取り入れ方はとっても参考になります。現時点で3本の記事が上がっていますが、アップされたばかりのログハウスは“古い部分と新しい部分を明確にする”という改修プランによって、どこかモダンさも感じるインテリアに仕上がっていて眼福でした。また記事内で紹介されていた『イケア』のガーリックプレスが猛烈に欲しくなり、次にイケアに行く際にゲットしようと思います」

©Hufton+Crow

ヴィクトリア&アルバート博物館の新施設「V&Aイースト・ストアハウス」は"見せる収蔵庫"

アシスタントエディター TOMOYO

「イギリスの大学への留学時代、ことあるごとに足を運んでいたのがV&Aでした。私にとってロンドンで一番大好きな場所です。そんなV&Aの最新施設とあって、記事を読みながらワクワクが止まりませんでした。『V&Aイースト・ストアハウス』の魅力は、なんといっても“見せる収蔵庫”という画期的なスタンス。記事内で紹介されているフランク・ロイド・ライトのインテリアや、ピカソの巨大な舞台幕も圧巻ですが、個人的に最も刺さったのが“オーダー・アン・オブジェクト”いうサービス。予約をすれば所蔵品を間近で鑑賞できるなんて、デザイン好きにはたまりません。デヴィッド・ボウイ・センターも併設されていますし、次回のロンドン滞在ではマストで訪れたいと思います!」

Forward Stroke Inc.

【京都】建築好きが行くべき、フォトジェニックな名建築20

アシスタントエディター TOMOYO

「京都出身の私ですが、灯台下暗しというか、まだまだ未訪の建築がたくさんあることにハッとさせられました。千年の時を刻む『清水寺』や『桂離宮』から、任天堂の旧本社が生まれ変わった『丸福樓』、新風館の『エースホテル京都』といったモダンなリノベーション建築まで。古都の伝統と革新が共存するこの街を、建築という視点を通して、改めて深掘りしてみたい。そんな知的好奇心を掻き立てられています」

Hearst Owned

【東京】スター建築家やデザイナーによる、いま行きたい名作カフェ10

アシスタントエディター RINA

「元建築学生の私ですが、学生時代にこの記事があれば、友人とカフェ巡りのついでに建築の勉強にもなっただろうな~と感じた今年の中でも印象的な記事です。東京版とは別に全国版もあるのですが、まずは東京から攻めていくか...とコーヒー好きの私は意気込んでおります。建築好き・デザイン好きの友人におすすめしたい記事です」

Hearst Owned

おしゃれに夏の暑さ対策! 冷感ひんやりグッズのおすすめ35選【2025年最新】

アシスタントエディター RINA

「今年の夏は、家の中にいても外に出てもとにかく暑く、バテてしまった苦い思い出。少しでも涼を感じようと、ハンディファンやネッククーラーなどこの記事を参考に購入しました。Xの投稿でもインプレッションが高く、日本全国で涼を求めているのが実感できました。2026年もデザインに優れた、ひんやりグッズが登場しますように!」

Hearst Owned

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