1. トップ
  2. グルメ
  3. 知る人ぞ知る!【東京の大福5選】まんまるのふわふわ大福、朝ついたお餅で作る絶品、愛される老舗の味…スイーツなかのが今推したい大福5つ【ベスト記事2025】

知る人ぞ知る!【東京の大福5選】まんまるのふわふわ大福、朝ついたお餅で作る絶品、愛される老舗の味…スイーツなかのが今推したい大福5つ【ベスト記事2025】

  • 2026.1.4

2025年1年間で特に人気を集めたCREA WEBの記事を発表! あの映画やドラマのヒットの理由から、気の利いた手土産、そして、じっくり読みたい注目の人のインタビューまで。たっぷりお楽しみください。(初公開日 2025年10月23日 ※記事内の情報は当時のものです)


知る人ぞ知る! 東京の大福5選。

よろスィーツ! スイーツなかのです。今回のテーマは「大福」。

豆大福、栗大福、苺大福など、大福ひとつとってもいろいろな種類がありますが、今回は定番のものではなく、そのお店ならではの大福をセレクトしました。

大福が誕生した背景、素材へのこだわり……一つ一つに理由があり、その辺りも含めて読んでもらえたら嬉しいです。


お酒とも合う和洋折衷の味

◆KIKYOYA ORII

「白いちじくとマスカルポーネの大福」490円。

世田谷・駒沢にある「KIKYOYA ORII」。

1607年創業、三重にある老舗和菓子屋「桔梗屋 織居」から、19代目の中村弓哉さんが立ち上げたブランドです。

「白いちじくとマスカルポーネの大福」は、その名の通り、白いちじく餡にマスカルポーネクリームを合わせたもの。

バーでウィスキーとドライ白いちじくを食べたとき、お酒との相性の良さ、種のプチプチした食感が印象に残り、これを和菓子に活かしたいと思ったのだそう。

ラム酒が香る白いちじく餡とクリームのコクがたまらなく、一度食べたら忘れられない艶やかな甘さがナイスィーツ! 滋賀羽二重餅米を使用した、朝つきたてのお餅も至福のおいしさで、和と洋のバランスが見事。

お酒とのペアリングもおすすめしたい、大人の大福です。

餅菓子専門《KIKYOYA ORII -since 1607-》

所在地 東京都世田谷区駒沢1-4-11 Kハウス・ツノダ 1F
電話番号 03-6805-5228
Instagram @kikyoya_orii_mochi

希少な鬼クルミの存在感

◆七里香

「七里香餅」270円。

新宿・早稲田にある「七里香」。

2017年に創業した和菓子屋さんで、大福などの朝生菓子を中心に、どら焼きや羊羹など数多くの和菓子が並びます。

お店の名前がついた「七里香餅」は、胡桃を合わせた餅⽣地で粒あんを包み、⻨焦がしをまぶしたもの。

お餅は、餅の粒が残るように粗挽きの生地で仕上げていて、おはぎと大福のいいところどりをしたようなおいしさです。

胡桃自体にもこだわり、縄文時代からある日本固有の“鬼クルミ”を使用していて、餅生地からひろがる香ばしさがたまらない。

口中調味という日本食の概念に基づき、食べた口の中でちょうど良い味わいになるようにと、粒あんの甘さを抑えるなど、一つ一つにこだわった緻密なつくりが素晴らスィーツ!

お餅と胡桃が奏でる、至福の大福です。

和菓子nanarica~七里香~

所在地 東京都新宿区早稲田鶴巻町111
電話番号 03-6233-8477
https://nanarica.shopinfo.jp/

雪に見立てたふわふわのお餅

◆SISIRI

「雪もち 9個入」3,499円。

渋谷区・恵比寿にある「SISIRI」。

2023年にオープンした和菓子屋さんで、北海道の食材を生かした“北和菓子”を手がけるお店です。

名物の「雪もち」は、餅生地で粒あんとクリームを包んだ和洋折衷の大福。表面には氷餅を削ったものをまぶし、北海道に積もる雪をイメージした風情ある佇まいです。

なんといってもお餅の柔らかさが特徴で、持った手からも伝わってくるほど、ふんわりとした生地。求肥に卵白を加えて練り上げており、食べると絹のようななめらかさです。

粒あんは帯広から届く“えりも小豆”、クリームは北海道産“グラスフェッドミルク”を使い、北の恵みを大切にしたつくりがナイスィーツ!

お餅、あんこ、クリームの三位一体のおいしさが楽しめる、贈りものとしても重宝したい大福です。

SISIRI

所在地 東京都渋谷区恵比寿3-38-25 1F
https://sisiri.com/

下町で長く愛される大福

◆竹隆庵 岡埜

「こごめ大福 竹籠6個入」2,900円。

台東区・根岸にある「竹隆庵 岡埜」。

昭和33年創業の老舗で、本店を構える根岸周辺の日暮里、鶯谷、上野など、下町エリアに多くの店舗をもつ和菓子屋さんです。

名物の「こごめ大福」は、白餅と草餅の二種類があり、もち米にうるち米をブレンドしたお餅が特徴です。

お米の粒感が残る餅生地がたまらないおいしさで、たっぷりと入った粒あんともよく合う。自家製の餡は、小豆の選定はもちろん、不純物がなく純度の高い“白ざら糖”を使うなど、素材へのこだわりを徹底されています。

焼き目のついた餅生地からは程よく塩気も感じられるため、あんこの甘さが引き立ち、いくつでも食べたくなるような味わいがナイスィーツ!

食べるとわかる、長く愛される理由。竹籠に入った風情ある包みも手みやげにぴったりです。

竹隆庵 岡埜 本店

所在地 東京都台東区根岸4-7-2
電話番号 03-3873-4617
http://www.chikuryuan-okano.com/

胡麻を練り込んだ香ばしさがたまらない

◆御菓子所 胡禾

「胡麻餅」300円。

渋谷区・西原にある「御菓子所 胡禾」。

2025年にオープンした、店主の岩田大二郎さん、千納さんのご夫婦で営む和菓子屋さんです。

名物の豆大福と一緒に食べてもらいたいのが、こちらの「胡麻餅」。奥さまからのリクエストがきっかけで作られたそうで、胡麻を練り込んだ餅生地でこし餡を包んでいます。

滋賀の羽二重糯でつくる餅生地は、やわらかすぎずかたすぎず、食感を大切に仕上げているそう。胡麻は風味を生かすために、生地に合わせる直前で煎るなど、一つ一つが細やかなつくり。

あんこは北海道産のえりも小豆を使用し、特注の鉄の羽釜で炊き上げるのが特徴です。小豆の風味を生かすように丁寧に仕上げたあんこは、餅生地とのバランスが絶妙で、胡麻の香ばしさに包まれる実直な味わいが素晴らスィーツ!

ご夫婦のお人柄が現れているような、穏やかで温もりのある和菓子が待っています。

御菓子所 胡禾

所在地 東京都渋谷区西原1-14-13
Instagram @koka_okashi

スイーツなかの

東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、吉本興業に所属。子どもの頃から好きだったお菓子を独学で勉強し、唯一無二のスイーツ芸人として活動をはじめる。10年間吉本で活動後、特注のパンケーキハットをトレードマークに幅広く活躍中。老舗からコンビニまで多ジャンルの和洋菓子を一万種類以上食べ歩き、その確かな知識と情報で「林先生の初耳学」「メレンゲの気持ち」「スクール革命」など多数のテレビ番組に出演。西武渋谷店では自ら企画した催事「奥渋ギフト」を開催、行政と取り組んだ監修商品を発売するなど、幅広いシーンで活動中。
Instagram @yorosweets
X(Twitter) @yorosweets

文=スイーツなかの
撮影=深野未季

元記事で読む
の記事をもっとみる