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「高齢の親が招き入れそうに…」「20万円と言われた」東京都水道局の注意喚起に536万表示「ご注意ください」

  • 2026.1.22
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

「水道の点検に伺います」「メータ交換の時期です」、そんな電話や訪問を受けたことはありませんか?年明け以降、寒さが厳しくなるこの時期は、水回りのトラブルが気になる人も多く、こうした連絡を疑わずに受け入れてしまいがちです。

そうした中、東京都水道局が公式X(旧Twitter)で発信した注意喚起が、536万件表示され(2026年1月22日時点)、大きな反響を呼んでいます。内容は、いわゆる「点検商法」への警戒を呼びかけるもの。

身近なインフラ業者を装うだけに、「自分は大丈夫」と思っている人ほど注意が必要です。

東京都水道局による取替作業は「無料」

東京都水道局は1月21日、公式Xで「水道の点検」や「メータ交換」を名目にした不審な電話や訪問、いわゆる点検商法が増えているとして、注意を呼びかけました。

東京都水道局は、メータ交換の際、「水道(スマート)メータ取替えのお知らせ」の紙を通知していること、さらに水道メータの取替作業は「無料」で行っていることを強調しています。

また、浄水器等の販売や紹介等は一切行いません、と注意を呼びかけました。

公式サイトが紹介する実際の手口

東京都水道局の公式サイトでは、これまでに寄せられた相談や報告をもとに、典型的な手口が紹介されています。

事例1
水質検査の結果を偽って不安をあおり、浄水器を取り付け高額な代金を請求された。取り外しを要求しても「外せない」と言われ、代金を払わせられた。

事例2
「水道局○○○会社(水道局と誤解させるような会社名)です。1,000円で錆びた蛇口を交換します」と言われ、家にあげると、高額な浄水器を勧められた。

事例3
水道局を名乗る者が訪問してきて「水道メータの交換を行った」と言って、高額な交換代金をだまし取られた。

「水質検査」や「簡単な点検・交換」といった、断りにくい言葉を使って接触してくるのが特徴です。自分の家の水まわりに不備があるように不安を感じさせる説明を交え、話を進めようとするケースもあります。

被害を防ぐために気を付けたいこと

対策として最も大切なのは、「その場で決めない」「一人で判断しない」ことです。

東京都水道局は、以下の点について注意を促しています。

・水道局の関係者だと思っても、簡単にお宅内へ入れないでください。
・少しでも不審に思ったら、その場で身分証明書の提示を求めるか、水道局お客さまセンターに問い合わせて、水道局または水道局の委託会社の職員であるか確認してください。
お近くの警察署の生活安全課 防犯係へご相談ください。
出典:水道局職員を装った悪質な訪問販売や詐欺が多発しています!(東京都水道局)

さらに、トラブルが疑わしい場合は、消費生活センター(局番なし188)への相談も有効です。早めに相談することで、被害の拡大を防げることもあります。

家族で共有したい注意点

SNSでは、「実家に水道局を名乗る電話がかかってきて、20万円を超える見積もりを言われた」「高齢の親が対応して家に招き入れそうになっていて怖かった」といった体験談や、「交換が無料なのは知らなかった」「水道局がこうやって発信してくれるのは助かる」という声も見られました。

今回の東京都水道局の注意喚起は、「自分は大丈夫」と思っている人ほど知っておきたい内容です。特に一人暮らしの高齢者は、点検や修理の話を信じやすく、狙われやすい傾向があります。

家族や身近な人と情報を共有し、「水道の点検を名乗る連絡はまず確認する」という共通認識を持つことが、被害防止につながります。


参考:
東京都 水道・下水道(@tocho_suido)公式Xアカウント2026年1月21日投稿
水道局職員を装った悪質な訪問販売や詐欺が多発しています!(東京都水道局)
有効期限に伴う水道メータの取替え(東京都水道局)