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【乾燥対策レシピ】すりおろしれんこん×トマトで作る「冬の潤いミートボール風」

  • 2025.12.16

 れんこんが冬にうれしい理由

 

れんこんは東洋医学で「肺を潤し、呼吸を助ける」とされ、乾燥しやすい時期の“内側のうるおい”を支えてくれる頼もしい食材です。

 水溶性食物繊維(ペクチンなど)

れんこんの粘りには、ペクチンなどの水溶性食物繊維が含まれています。このとろみがのどをやさしく包み、胃腸の通りも穏やかにしてくれます。

 むくみをサポートするカリウム

カリウムは体内の水分バランスを整えるミネラル。冷えや運動不足で巡りが滞りやすい冬の“重だるさ対策”にも役立ちます。

 巡りに関わるポリフェノール

れんこんに含まれるポリフェノールには、酸化によるダメージを抑える抗酸化作用があります。これにより、血流の乱れや冷えにつながる“こわばり”をゆるめるサポートになるといわれています。冷える季節の疲れ対策にも取り入れたい成分です。

れんこんボールのトマト煮(調理時間:15分)

れんこんボールのトマトに
Photo by Nao Yamada

【材料(2人分)】

・れんこん‥‥‥‥‥200g(すりおろし)※うち20gほどは粗みじん切り
・しいたけ‥‥‥‥‥1枚(みじん切り)
・玉ねぎ‥‥‥‥‥‥しいたけと同量(みじん切り)
・にんじん‥‥‥‥‥少々(みじん切り)
・塩‥‥‥‥‥‥‥‥小さじ1/8〜1/4
・片栗粉‥‥‥‥‥‥少々
・トマトソース‥‥‥1カップ
・パセリ‥‥‥‥‥‥適量

【作り方】

1. 下準備
れんこんをすりおろして軽く水気を切り、うち20gほどを粗みじん切りにする。しいたけ・玉ねぎ・にんじんはそれぞれみじん切りにする。

下準備
Photo by Nao Yamada

2. ボール状に丸める
ボウルに1の具材と塩を加えてよく混ぜ、30gほどの大きさに丸める。水分が多い場合は軽く絞って調整し、片栗粉を薄くまぶす。

ボール状にまとめる
Photo by Nao Yamada

3. 揚げる
鍋またはフライパンに油を熱し、れんこんボールを色よく揚げる。

ボールを揚げる
Photo by Nao Yamada

3. トマトソースで煮る
鍋にトマトソースを入れて温め、揚げたれんこんボールを加える。弱火で軽く煮からめるように火を通す。

4. 仕上げ
器に盛り、刻んだパセリを散らす。

栄養ワンポイント

すりおろしたれんこんから出る水分にも、ペクチンなどが含まれています。トマトソースに加えたり、みそ汁・スープに入れると栄養を無駄なく使えますよ。

のどや胃にもやさしいれんこんボール。冬の養生レシピとして、ぜひお試しください。

山田直

ヨガ講師・自然食料理人。福岡県出身。写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。後に、湘南のオーガニックレストランにてキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさ、味わいの違いに深く感動。学びを深める。現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、ワークショップにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。全米ヨガアライアンスRYT200認定ヨガ教師/クシマクロビオティックLevel2修了/ヒツジナヨガ主宰

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