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今季のプレミアリーグで「もっとも期待外れだった選手」5名

  • 2025.12.15

2025-26シーズンのイングランド・プレミアリーグはまだ半分も終わっていないものの、それでもすでに興味深い展開が見え隠れしており、降格や優勝の候補も明らかになりつつある状況だ。

今回は『Give me Sport』から「今シーズンのプレミアリーグで最も期待外れだった選手」のTOP5をご紹介する。

オマリ・ハッチンソン

画像1: (C)Getty Images
(C)Getty Images

クラブ:ノッティンガム・フォレスト

チェルシーやアーセナルの下部組織で育ったオマリ・ハッチンソンは、2023年に加入したイプスウィッチ・タウンで目覚ましい活躍を見せ、クラブをプレミアリーグ昇格へと導いたヤングスターである。

昨季のプレミアリーグでもレギュラーとして輝きを見せ、この夏には3750万ポンド(およそ75億円)の移籍金でノッティンガム・フォレストへと移籍することになった。

ここまでの11試合で4アシストは記録しているものの、ゴールはゼロ。この3試合では右サイドのウイングとして先発出場を果たしているが、まだ昨季のようなインパクトは残せていない。

モハメド・サラー

画像2: (C)Getty Images
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クラブ:リヴァプール

通常であればこのリストに入るはずもないモハメド・サラーであるが、今シーズンのリヴァプールが芳しくない成績に終わっている理由の一つが彼の不調であることは間違いない。

プレミアリーグ14試合に出場して4ゴール3アシストという数字は、普通の選手であれば立派なものであるが、これまでの彼の成績を考えればあきらかに物足りないものだ。

先日は「監督との関係が壊れてしまった」と発言して物議を醸したものの、その後問題は解決されたとアルネ・スロット監督が明かしており、この冬の退団についてはなさそうな状況になってきた。しかし、後半戦で彼が例年のような活躍を見せるかどうかはまだまだ不透明だ。

ジェイミー・ギッテンス

画像3: (C)Getty Images
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クラブ:チェルシー

この夏にボルシア・ドルトムントからチェルシーへとやってきたジェイミー・ギッテンスは、実力を発揮できる場所を用意されていない。ここまで公式戦20試合、プレミアリーグでは12試合に出場しているものの、先発出場の機会は少ない。

EFLカップでは2試合で160分に出場して1ゴール2アシストと結果を残しているだけに、彼にとってはかなり歯がゆさを感じる時間になっているはずだ。4850万ポンド(およそ95億円)の移籍金が投じられた選手であるという点を考えれば、彼の価値が上がらない状況にあることはクラブにとっても悩ましいものだ。

エンツォ・マレスカ監督が彼のことをどう見ているのかは不明だが、ギッテンスにはとにかく出場時間が必要だ。

フロリアン・ヴィルツ

画像4: (C)Getty Images
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クラブ:リヴァプール

ヴィルツがプレミアリーグのピッチに初めて足を踏み入れたとき、リヴァプールのサポーターの興奮は一気に高まった。1億1600万ポンド(およそ130億円)もの移籍金で獲得した選手であり、レヴァークーゼンを無敗優勝に導いた今をときめく天才であったからだ。

ただ、リヴァプールの今季の成績が物語るように、アルネ・スロット監督が求めているような期待通りのプレーを見せているとはいいがたい。局所的に輝きはあるものの、なんとプレミアリーグではまだゴールもアシストも記録していない。

当然ながら22歳の若さで新天地に挑戦する選手としては、多少なりとも慣れるための時間は必要になるものだが、これだけの移籍金を支払っている以上は即戦力を期待されているということ。もう少し彼には説得力が必要であろう。

アレクサンデル・イサク

画像5: (C)Getty Images
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クラブ:リヴァプール

イサクがニューカッスルからリヴァプールへの記録破りの移籍を成し遂げたことは、世界的に大きな話題となった。練習参加を拒否するなど強行にステップアップを進めたイサクが、1億2500万ポンド(およそ250億円)もの移籍金で取引されることになったからだ。

ただ、プレミアリーグ開幕前にまともなプレシーズンを過ごせなかったことは、彼にとって大きな問題だったように見える。アルネ・スロット監督の下で出場機会を獲得しているが、ゴールはわずか1。ライバルであるウーゴ・エキティケも決して得点を量産しているわけではないが、イサクよりは大幅に上回る成績を残している。

当然ながら、これだけの選手であればいずれ活躍することにはなるのだろうが、明らかに今シーズンはスロースタートになっている。

※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

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