予算￥5,000以下！ 忘年会・新年会ランチで行くべき東京のニューオープン7選

2025年も注目の新店が続々と登場。なかでも予算¥5,000以下で楽しめる、忘年会・新年会ランチにおすすめの店舗を、昼飲みを愛してやまないライターがレコメンド！ 気軽に入りやすいおしゃれ酒場から薪火料理が魅力のレストラン、進化系モダンネパール料理店まで、肩肘張らずに乾杯できるおいしいスポットで一年を振り返ってみない？

【南青山】KOKKO KURKKU

2025年11月、木更津のサステナブル・ファーム＆パーク、「KURKKU FIELDS（クルックフィールズ）」が展開するレストラン「KOKKO KURKKU（コッコ クルック）」が南青山にオープン。

新しい「Farm to Table」をかなえる場を目指し、木更津と都市をつなぐ同店では、自然の恵みを最大限に生かしたメニューをシェアスタイルで楽しめるところが最大の魅力。提供するのは、薪火を使用した地中海料理だ。

敷地内にオーガニック農場を持ち、酪農やハーブの栽培も行う「クルックフィールズ」では、「コッコ クルック」の料理にも木更津で育まれた平飼い卵や、直送の野菜などを積極的に使用。ゲストは都心にいながら新鮮なこだわりの食材を満喫できる。

ご褒美忘年会や新年会にぴったりなのは、野菜・豆・ハーブを中心に薪火を生かした全5皿が楽しめる「プリフィックスライトコース」（￥3,980）。

地中海の伝統料理「ババガヌーシュ」を再構築した「薪火焼き茄子とイチヂクのババガヌーシュ」は、特におすすめの一品。やわらかな燻香を纏ったうま味あふれる茄子と、ほんのり甘いドライいちじくのハーモニーを堪能しよう。

ナチュラルワインを中心に、国内外のワインも15種類以上常備しているので、昼飲みにもぴったりの一軒だ。

KOKKO KURKKU
住所／東京都港区南青山3-14-28 KRKビル 1F
営業時間／平日11:30～14:00L.O.、17:00～21:30L.O.
土・日曜、祝日11:00～14:00L.O.、17:00～21:30L.O.
tel. 03-6271-5480
定休日／水曜
インスタグラム／@kokko_kurkku

【日本橋】MARUYAMA

おしゃれな酒場でひと捻りきいた料理をお供に乾杯したい日は、2025年3月に「K5（ケーファイブ）」に誕生した居酒屋「MARUYAMA（マルヤマ）」へ。

代々木上原のビストロ「メゾン サンカントサンク」や居酒屋「Lanterne（ランタン）」を担う丸山智博シェフが手掛けたこちらでは、和食にフレンチのエスプリを効かせた、独自の創作メニューが味わえる。

「ランタン」同様に居酒屋だが、パセリで色付けした揚げ玉と玉ねぎを添えた「翠のたぬき冷奴 高柳豆腐店」（￥1,000）を筆頭に「マルヤマ」ではより上質な食材を使用。さらにクリエイティブなメニューにアップデートしている。

いちおしは、土日・祝日のランチタイム限定で展開している「おむすび定食とパフェのセット」（￥3,000）。「クリームチーズ明太子、すだち」や「焼き鯖とザアタル」から選べる2種のおにぎりと小鉢や副菜、汁物に加え、〆パフェまで味わえるセットは、満足感たっぷり。

主役となるおむすびには、伊豆にある無添加の干物屋から直送された鯖の干物の炙りや、中東のミックススパイスであるザアタルなど、ユニークな具材を使用。のりはのりソムリエが選定した有明海産のものにこだわり、常時4〜6種類ほど展開している。

焼酎は約50種、日本酒は30～50種、飲みやすい創作サワーもそろい、アルコールのラインナップも間違いなし！

MARUYAMA
住所／東京都中央区日本橋兜町3-5 K5 1F
営業時間／ランチ 月～金 11:30～13:30L.O、土・日・祝 11:30～14:00L.O
カフェ 土・日曜、祝日のみ 14:00～15:00L.O
ディナー 月～金曜 17:00～22:00、土・日曜、祝日 18:00～22:00
tel. 03-4321-1111
無休
インスタグラム／@maruyama_tokyo

【西新宿】MOMO Stand Tokyo 2nd

グルメなメンバーが集う忘年会・新年会なら、進化系ネパール料理が味わえる「MOMO Stand Tokyo 2nd（モモ スタンド トウキョー セカンド）」をセレクトするのがおすすめ。2025年7月に西新宿にオープンしたこちらは、広尾で人気を誇るネパール料理店「MOMO Stand Tokyo（モモ スタンド トウキョー）」の2号店だ。

看板メニューは、挽き肉に野菜やスパイスを加え、もちもち食感がクセになる皮で包んだ進化系ネパール餃子「モモ」（￥682）。

鮮やかなビーツソースをはじめ、アレンジを加えたソースをプラスし、本場の味を踏襲しつつも、洗練された唯一無二の味わいに仕上げている。チキン・ラム・シーフード・ベジタブルなど、「モモ」の多彩なラインナップも魅力のひとつだ。

特製スパイスに漬け込んだ肉を丁寧に焼き上げたスパイス串焼き「セクワ」（￥462～）や、トマトの酸味と牡蠣のうま味が調和した「オイスター スパイシー」（￥968）、〆にぴったりのカレーやアチャールが盛られた「ダルバート」（￥880）など、そのほかにも食欲そそる新感覚のネパール料理が満載！

現地の装飾を取り入れた隠れ家風のモダン空間で、ソムリエ厳選のワインやクラフトビール片手に、スパイシーな料理を楽しもう。カウンターとテーブル席があるので、少人数でも大人数でも落ち着く一軒だ。

MOMO Stand Tokyo 2nd
東京都新宿区西新宿8-1-7 M’s Garden 西新宿2F 「シェア型レストラン 西新宿」内
営業時間／月～金曜11:30～15:00（L.O.14:30）、17:00～23:00（L.O. 22:45）、土曜15:00～23:00（L.O. 22:45）、日曜、祝日 15:00～23:00
tel. 070-9038-3150
不定休
インスタグラム／@momostand.2nd

【白金高輪】Sillage

2025年10月に開業した白金高輪のフレンチレストラン「Sillage（シヤージュ）」は、一年の締めくくりに贅沢な時間を過ごしたい時に訪れたい、モダンビストロノミーだ。

南仏ニームの一つ星レストラン「Jérôme Nutile（ジェローム・ヌティル）」や、虎ノ門の人気フレンチ「L'ARGENT（ラルジャン）」で研鑽を積んだシェフの宗定和輝さんは、フレンチの技法に、日本の発酵文化を掛け合わせ、ビストロ料理を現代的に再構築したランチメニューを展開。

昔ながらの発酵技術を取り入れていることで、野菜や果実、穀物が時間をかけて生み出す酸味やうま味、複雑な香りが引き立ち、料理の深みがぐっと増すのだとか。

その日の気分によって前菜・メイン・デセールをセレクトできる「アミューズ＋パン＋選べる3皿」（￥4,400）は、おさえておきたい人気No1メニューだ。

シェフの地元・岡山の契約農家から届く無農薬野菜やエディブルフラワー、高知・宿毛から直送される鮮魚など、食材もこだわりのものを厳選し、産地の背景を大切にその素材が一番輝く形を見極めて一皿に仕立てているそう。

「香りの余韻」や「通り過ぎたあとの気配」を意味する「シアージュ」という店名通り、記憶に残るひとときが過ごせるはず。

Sillage
住所／東京都港区白金1-27-6 白金高輪ステーションビル 1F
営業時間／11:30～15:00（L.O. 料理14:00 、ドリンク14:30）、18:00～21:30（L.O. 料理20:00 ドリンク21:00）
tel. 03-5793-5022
定休日／水曜
https://www.sillage-shirokane.jp/
インスタグラム／@sillage_shirokane

【渋谷】Night Market

2025年7月に開業してから、わずか3カ月でミシュラン・ビブグルマンを獲得したことが話題になった「Night Market（ナイト・マーケット）」は、グルメな忘年会・新年会にぴったり。日本全国の生産者から届けられるハーブや野菜を使用しつつ、東南アジアの各国料理にフレンチの技法を掛け合わせた料理を提供する。

シェフは、フランス料理の名店「L'Effervescence（レフェルヴェソンス）」で経験を積み、外苑前「Ăn Đi（アンディ）」のシェフとして「モダン・ベトナミーズ」という食のムーブメントを生みだした内藤千博さん。東南アジア各国を訪れる中で得たインスピレーションをもとに、オリジナリティ溢れるメニューを展開している。

金曜・土曜限定で展開する「ランチセット」（￥2,500）は、フォー4種類とカオマンガイ、カレーに選べるおかず（生春巻きや揚げ春巻きなど）とドリンクがセットになった、欲張りなセットメニュー。

店内には、東南アジアの太陽に照らされた森を想起されるグリーンの壁になじむウッディなアンティーク家具が配され、まるで南国ヴィラのような空間でリラックスしたひとときが過ごせる。

Night Market
住所／東京都渋谷区渋谷2-6-6 COERU渋谷イースト 1F
営業時間／11:30～14:30（L.O. 料理14:00）、17:30～23:00（L.O. 料理21:00）
tel. 03-6433-5516
定休日／月曜
https://nightmarket.tokyo/
インスタグラム／@nightmarket.tokyo

【表参道】TWO ROOMS

2025年4月にリニューアルした表参道の「TWO ROOMS（トゥールームス）」も、スタイリッシュな空間で忘年会・新年会を楽しみたい時におすすめの一軒。人気のルーフトップテラスからは、青山のスカラインを一望でき、ソファも備えたダイニング席では、爽やかな開放感を味わえる。

メニューは、季節感溢れるグリル料理を中心に世界各国のフードカルチャーを融合させた、独創的なフュージョン料理を展開。週末のブランチにゆったり楽しむなら、前菜一品と主菜一品、紅茶・コーヒーがセットになった「246セット」（￥3,800〜）がぴったりだ。

アラカルトメニューにも注目。「山形牛 ユッケタルタル ＆ 根室うに」（￥1,550）や「中トロ & キャビア」（￥1,750）の2種をそろえた「海苔ラップ」、「鮟肝パテ × 紫蘇 × サワードゥクリスプ」（￥1,400）など、日本独自の食材の魅力を引き出した創作料理も実は豊富だ。

世界各地から厳選された約1800本のワインや旬の果物とハーブを使用したオリジナルカクテルなど、ドリンクも充実。ハズさない料理やドリンク片手に、おいしいひとときを過ごそう。

TWO ROOMS
住所／東京都港区北青山3-11-7 AOビル5F
営業時間／月・火曜 11:30～26:00、水～土曜 11:30～27:00、日曜 11:30～24:00
tel. 03-3498-0002
不定休
https://tworooms.jp/
インスタグラム／@tworooms.tokyo

【白金台】ALL DAY DINING FUDO

親しみやすさがありながらラグジュアリー感も兼ね備えた「八芳園」のオールデイダイニング「ALL DAY DINING FUDO（オールデイダイニング風土）」は、大人数で集まりたい日に最適な一軒。

2025年10月にオープンしたばかりの店内には、ゆったりくつろげるソファ席や、石窯併設のバーカウンターなど、シーンによって使い分けしやすい席がそろう。

土地の風土や文化を知り、素材への理解を深めることを大切に、料理には実際に対話を重ねた信頼する生産者から届く、こだわりの野菜をふんだんに使用している。

看板メニューは、高温の石窯で焼き上げ、野菜のうま味や甘みをじっくり引き出した「石窯ピザ」。少し厚めのナポリ風生地は、外はカリカリ、中はしっとりとした食感で、小麦の香ばしさが感じられる。

￥3,200で楽しめる「ランチセット」は、八ヶ岳の名水で育った赤鶏の入ったチャイニーズチキンサラダに加え、「信州ゆめクジラ農園 野菜のマルゲリータ」や「食感を楽しむ宮崎県産アカエイのムニエル」（＋￥500）など、メインを5種から選べるのがうれしいポイント。オープンキッチンの音や香りを堪能しつつ、寛ぎのひとときを楽しんで。

ALL DAY DINING FUDO
住所／東京都港区白金1-27-6 白金高輪ステーションビル 1F
営業時間／月～金曜 11:00～21:00 （L.O. 料理20:00 ドリンク20:30）、土・日曜、祝日 8:00～21:00（L.O. 料理20:00 ドリンク20:30）
tel. 0570-064-128
定休日／水曜
https://happo-en.com/restaurants-and-gifts/#fudo
インスタグラム／@fudo_happoen

こちらもCHECK！