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工夫して5秒で計算してみて!「993+528」→5秒でチャレンジ

  • 2026.1.27
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繰り上がりの多い足し算は、暗算するのもなかなか大変です。

しかし、計算の仕方次第では、ややこしい繰り上がりを極力回避して答えが出せるかもしれませんよ。

今回の問題を効率的に計算するには、どんな工夫が有効か考えてみてください。

問題

次の計算をしなさい。
993+528

※制限時間は5です。

解答

正解は、「1521」です。

この問題、頭の中で筆算をしようとすると三桁すべてで繰り上がりが発生してしまいます。この状態で短い時間内に答えを出そうとすると、計算ミスが起きやすいですね。

一方で、次の「ポイント」にて紹介する計算方法を使うと、繰り上がりの煩雑さを回避できます。

どのような方法か興味を持ったという人は、ぜひ先に進んでください。

ポイント

この問題のポイントは、「993を1000として考えること」です。

切りのよい数(100や1000など)の足し算は、繰り上がりが起こりにくく、計算も簡単です。例えば、993が1000であれば、次のように計算ができます。

993+528
1000+528=1528

1000+528はとてもシンプルな足し算なので、答えもすぐに出るはずです。

ただし、本当の問題は993+528なので、1000+528の答えである1528を解答とするわけにはいきません。

では、993+528と1000+528の違いは何なのでしょうか?足される数が993か1000かという点ですね。

ここで、993は1000よりも7小さい数だということに注目してください。

この違いは答えにも表れるので、993+528の計算結果は1000+528の計算結果よりも7小さいと言えます。よって、1528から7を引けば、本問の答えになるのです。

1528−7=1521

ここまで説明した内容を式で表すと、次のようになります。

993+528
=1000+528−(1000−993)←1000と993の差を引く
=1528−7
=1521

二行目の変形では、計算しやすい1000+528の式を作りつつ、元の式とのイコール関係を壊さないために1000(変形後の足される数)と993(元の足される数)の差を引いています。足しすぎた分を後で引いているイメージです。

このように工夫して計算すると、繰り上がりなしで、足し算の答えを出せますよ。

まとめ

繰り上がりを回避するには、足し算の中の数を切りのよい数に変えるのがコツです。特に足し算の中に出てくる数のうち、切りがよい数に近い方を変えると効率がよくなります。今回は、足される数を993から1000に変えました。

ただし、式の中の数を変えると、答えも変わってしまいます。あとから、元の式と変形後の式がイコール関係になるような計算を付け加えることも大事です。今回の問題では、1000と993の差を後から引く計算がこれに当てはまります。

扱うのが面倒そうな数を一度切りのよい数に変えて計算するのは、暗算の工夫としてよく使われる手法です。他の暗算問題でも似たような工夫ができるかどうか、ぜひ試してみてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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