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工夫して5秒で計算してみて!「4488×5」→暗算できる?

  • 2026.1.26
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今回は、×5の計算をより簡単にするための工夫を紹介します。

この工夫は、特に「掛け算の中で繰り上がりが起こると暗算しづらい」と感じる人におすすめです。

ぜひ問題にチャレンジして、どのような工夫ができるのかを確認してください。

問題

次の計算をしなさい。
4488×5

※制限時間は5です。

解答

正解は、「22440」です。

桁数が多いので5秒以内の計算は難しそうに見えるかもしれませんが、次の「ポイント」で紹介する工夫を使えば、あっという間に答えが出ます。

ぜひ、どんな工夫なのかを確認してみてください。

ポイント

この問題のポイントは、「×5を×10÷2として計算すること」です。

今回の問題であれば、次のように計算できます。

4488×5
=4488×10÷2←×5を×10÷2にする
=44880÷2
=22440

この計算方法の利点は、繰り上がる数を覚えなくてもよいことです。

最初の4488×10は4488の後ろに0を書くだけで計算が終わります。また、44880÷2は各桁の数を半分にすれば終了です。44880は各桁が偶数なので、÷2の計算もスムーズに終わるはずです。

×5と×10÷2は同じ計算?

今回の問題では×5を×10÷2に変えて計算しました。計算式を変えてしまっても、答えは変わらないのでしょうか?

しかし、心配する必要はありません。×5と×10÷2が同じ計算であることは、分数の計算ルールを使って確認できるからです。

任意の数A×10÷2がA×5に書き換えられる様子を見てみましょう。

A×10÷2
=A/1×10/1÷2/1←分数の式にする
=A/1×10/1×1/2←分数の割り算では割る数の分子と分母を逆にした数を掛ける
=(A×10×1)/(1×1×2)←分数の掛け算では分子どうし、分母どうしを掛け合わせる
=(A×5×1)/(1×1×1)←分子と分母を2で割って約分した形
=(A×5)/1
=A×5

こうしてみると、×10÷2と×5がイコールの関係にあると理解できるのではないでしょうか。

まとめ

今回は、×5を×10÷2にして計算する工夫について紹介しました。

×10は、掛けられる数の位を一つ上げるだけという簡単な計算です(整数×10という形なら、掛けられる数である整数の後ろに0を付けるだけで計算は終わります)。また、次の÷2も、今回登場した44880のように各桁の値がすべて偶数であるなら、簡単に計算できるはずです。

一方で、各桁の数に奇数が含まれていて単純に半分にできない場合は、計算がややこしくなる可能性があります。そんなときは、×5のまま計算した方が効率的かもしれません。

式に合わせて、そのまま×5で計算するのが楽か、×10÷2の形に直した方がよいのかを判断できるようになりましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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