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ボンボン・ショコラに南仏の風を詰め込んだパパリーヌ・ダヴィニョン。【パリジェンヌの4時のおやつ】

  • 2025.12.10

昼食も夕食も日本より遅いフランスは、おやつ時間も16時。パリジェンヌが普段食べているおやつを紹介します。

〈ラ・トロペジェンヌ〉のパパリーヌ・ダヴィニョン―1袋€5.40―

『ラ・トロペジェンヌ』のパパリーヌ・ダヴィニョン。

地方菓子はその地域で採れる独特の素材が使われる。南仏の街、アヴィニョンの銘菓、パパリーヌ・ダヴィニョンもその一つ。この地にあるヴァントゥー山で採取した、約60種の薬草を漬け、同じく地産であるラベンダーの蜂蜜を加えたリキュール「オリガン・デュ・コンタ」を中に閉じこめたピンク色のボンボン・ショコラ。1960年頃に地元の菓子職人が考案し、14世紀に遷座したアヴィニョンの教皇(仏語でパップ)から命名。口に含むと、中からジュワッとマジョラムや薬草の風味が広がり、甘さより爽やかな味わいに。お薦めは旧市街にある人気店『ラ・トロペジェンヌ』のもの。ピンクのアザミ形のショコラで大人のおやつ時間を過ごしたい。

出典 andpremium.jp
文・写真/紀中麻紀

パリでケータリングを主宰。お菓子と猫好き。

instagram.com/makikinaka_aubonmparis

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