1. トップ
  2. ヘンリー王子、チャールズ国王との来年春の再会は実現せず? アメリカ建国250周年で国王が訪米

ヘンリー王子、チャールズ国王との来年春の再会は実現せず? アメリカ建国250周年で国王が訪米

  • 2025.12.3
メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)、ヘンリー王子(Prince Henry) John Nacion / Getty Images

来年の春、チャールズ国王とカミラ王妃がアメリカ建国250周年を祝いアメリカを訪問するという報道が浮上している。アメリカ在住のヘンリー王子の動きに、英米マスコミの注目が集まっている。

報道によると、国王夫妻は来年4月にワシントンD.C.を訪れる。英国王室は正式に発表していないが、滞在は4日以上。長めの日程になるが、ホワイトハウスでのドナルド・トランプ大統領との面談、建国250周年を祝う式典への出席、その他の公務が詰め込まれた多忙なスケジュールになると見られている。

英米マスコミの関心はヘンリー王子との再会が実現するのかどうか。王子と国王は今年9月にロンドンにある国王の邸宅、クラレンスハウスで対面した。関係改善への一歩と報じられたが、その後、進展は見られない。国王がカリフォルニアに寄り道する可能性や、国王のスケジュールに合わせて王子とメーガン妃が子どもたちを連れてワシントンD.C.を訪問するという展開を期待する声も上がっている。そうなれば、国王と孫の対面が久しぶりに実現する。国王がアーチー王子とリリベット王女に直接対面したのは、2022年6月が最後だと見られている。このときヘンリー王子と妃は子どもたちと共にイギリスに帰国、エリザベス女王のプラチナジュビリーに出席した。

カミラ王妃(Queen Camilla)、チャールズ国王(King Charles) Chris Jackson / Getty Images

しかし英国王室の専門家は、来年春の対面は実現しないだろうと見ている。王室の動向に詳しい伝記作家のロバート・ジョブソンは「国王が寄り道をすることはないだろう」とコメント。「一部の王室関係者は、国王と密かに会談するために王子一家が秘密裏にワシントンD.Cに向かう可能性を示唆している。しかし国王が王子と会えば、国王が国賓としてアメリカを訪問したことを凌ぐほどの騒ぎになる。だから対面が実現する可能性は低い」。

り、マスコミに大きく取り上げられるのは必至。英国王室は、王子一家に注目が集まる事態を避けようとするだろうと雑誌『ハロー!』は見ている。

ウィリアム皇太子(Prince William, Prince of Wales)、キャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales) WPA Pool / Getty Images

つまり4月の訪米の主役は国王夫妻。英国王室は、国王夫妻からスポットライトが奪われる事態を避けようとするだろうとロブソンは見ている。同じ理由から、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃も、国王の訪米には同行しない可能性が濃厚。その代わり、皇太子夫妻は7月頃に開催される祝賀イベントに招待されるのではないかと同誌は報じている。

王子がロイヤルファミリーとの和解を望んでいると発言してからも、王子の関係者からは王室を批判するコメントも出てきている。9月の再会後も、王子の関係者は「灰色のスーツを着た男たちが和解を阻んでいる」と王室を非難。国王はそれに戸惑っていると報じられていた。仲直りできる日は来るのか、来年も注目を集めそうだ。

元記事で読む
の記事をもっとみる