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日本代表MF守田英正、契約残り半年もスポルティングは高額オファー以外拒否!?「監督は死守希望」と現地紙

  • 2025.11.30

ポルトガル王者スポルティングCPでプレーする日本代表MF守田英正。

流通経済大学を経て、川崎フロンターレでプロになると、2021年1月からポルトガルで活躍してきた。

2022年ワールドカップにも出場するなど日本代表でも主力に君臨してきたが、昨シーズンから怪我に苦しむようになった。

30歳になった守田とスポルティングとの契約は今シーズン限りとなっており、トルコのベシクタシュが関心を示しているとされている。

そうしたなか、ポルトガル紙『A Bola』は、「スポルティングはどんな代償を払っても守田を死守する」という話題を伝えた。

「1月がこの日本人選手で金銭的な利益を得られる最後のチャンスとなる。

ベシクタシュは守田に引き続き関心を示しており、今冬の移籍市場での獲得を狙っている。しかし、スポルティングのルイ・ボルジェス監督は、この日本人選手を何としても引き留めたいと考えている。

指揮官は彼を頼りにしている一方、クラブは、積極的な売却を狙ってはいないものの、オファーを検討する可能性は否定していない。ただ、高額でなければ交渉には応じない構えだ。

守田はボルジェス監督のお気に入り選手と言える。指揮官が彼をとても好んでいるのは、チームの戦術上とても安定した選手であるからだ。監督は可能な限りこのMFを引き留めるだろう。

3連覇を本気で目指しているため、グループに完全に溶け込み、認められている選手(守田)を残す方が、適応期間を必要とするシーズン中に日本代表選手の代わりに新戦力を迎え入れるよりも好ましいと考えているからだ。

守田は契約満了となるシーズン終わりにフリーでチームを去るリスクはあるが、スポルティングの経営陣は、冬の移籍市場では移籍金が高額な場合にのみオファーを検討するだろう。

夏にスポルティングがこのMFを移籍させる際の基準額が1000万ユーロ(約18.1億円)だったことを忘れてはならない」

スポルティングが現時点で契約が今シーズン限りとなっている守田を売却する機会は来年1月の移籍市場しかない。

ただ、ルイ・ボルジェス監督は、かねてより高く評価してきた守田を保持することを望んでいるという。

リーグ3連覇を狙うクラブとしても、守田を来夏にフリーで失う可能性があったとしても、安売りするつもりはないようだ。

筆者:井上大輔(編集部)

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