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NEC小川航基、2ゴールの活躍!20歳塩貝健人とのポジション争いに監督言及 「航基は日本代表だから」

  • 2025.11.30

小川航基、佐野航大、塩貝健人が所属するオランダ1部のNEC。

29日に行われた第14節では三戸舜介擁するスパルタ・ロッテルダムを3-1で撃破した。

先発した28歳の日本代表FW小川は、2ゴールの活躍を見せた。まずは、前半10分に味方がゴール前でトリッキーなパスを繰り出すと、フリーだった小川が冷静なシュートを叩き込む。そして、前半アディショナルタイムにはPKで追加点を奪った。

3連勝となったNECは、暫定ながら3位AZと同勝点の4位へ浮上した。

今シーズン、途中出場から5ゴールを決めている20歳の快速FW塩貝は、この日もベンチスタート。後半25分に小川との交代で後半途中から投入されたものの、この日は得点なし。

塩貝は平均するとリーグ90分ごとに1ゴールを叩き出していることになり、それ以上のスタッツを残したのは元オランダ代表FWマルコ・ファンバステン(84分ごとに1ゴール)、元ブラジル代表FWアフォンソ・アウヴェス(73分ごとに1ゴール)だけだそう。

NECのディック・スフリューデル監督は、小川と塩貝のポジション争いについて、試合前に『ESPN』でこう説明していたそう。

「彼(塩貝)にとってそれは素晴らしいことだ。彼はそのような(レジェンドであるファンバステンのような?)キャリアを築ければいいね。

それは彼がいい交代要員であることを示している。ゴール前でとても危険だし、素晴らしい才能も持っている。この夏に多くの関心が寄せられたが、それも理解できる。

もし、健人がこれを続ければ、何かを変えなければいけない時がくるかもしれない。ただ、航基は日本代表だ。シーズン当初に彼を選んだのは当然だった」

塩貝はこの夏にレッドブル・ザルツブルクへの移籍が破談になった。残留したNECではスタメン起用されるはずだったが、体調不良で開幕戦を欠場。

その開幕戦で2ゴールと活躍した小川がスタメンとなり、塩貝は控えが続いている。

指揮官は、今後序列の変更がありえるかもしれないとしつつ、現状では小川を優先する考えのようだ(小川はこれで今季6得点)。

塩貝はU-23日本代表経験はあるが、まだフル代表に招集されたことはない。

筆者:井上大輔(編集部)

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