舞台は有楽町にあるラジオスタジオ　禁断のSF巨篇『SYZYGY』をめぐるラジオパニック劇『SYZYGY』

2025 年3月に新宿シアタートップスで上演した『wow の熱』、2025 年9月に彩の国さいたま芸術劇場で上演した『ゆうがい地球ワンダーツアー』など、劇団らしいグルーヴと独自の世界観が毎回大きな話題を呼んでいる南極。

若手演劇シーンで今もっとも勢いがある南極が、ニッポン放送とタッグを組んで企画公演を実施。物語は、有楽町のスタジオを舞台に広がる、禁断のラジオドラマ台本『SYZYGY』を巡る SF 活劇。その初日が幕を開けた。

南極が創り出す壮大な SF の世界観と新たなコラボレーションを生み出す。

■あらすじ

舞台は、ニッポン放送の有楽町スタジオ。
はじめて担当するラジオ番組の生放送を目前に、窮地に立たされた放送作家が手にしたのは『SYZYGY』というラジオドラマ台本。それは、かつて放送された時にパニック騒動が起こったため封印された、禁断の台本だった・・・。

■キャスト

古田絵夢、瀬安勇志、端栞里、こんにち博士、ポクシン・トガワ、井上耕輔、九條えり花、ユガミノーマル、揺楽瑠香、和久井千尋（以上、南極）

島田秀平
（※島田秀平の出演回は29日（土）の公演のみとなります。29日以外の公演は音声のみでの出演となります）

■南極とは？

とびきりキュートな10人によるゆかいな劇団。2020年春の誕生以来、“どきどき、わくわく、ちょっとこわい”演劇をつくっている。劇団員全員が俳優であり、自立したクリエイターとしてそれぞれの創造力を持ち寄り作品に臨む。

舞台写真 撮影：岡本隆史

■脚本・演出 こんにち博士（南極） コメント

ニッポン放送さんと一緒に演劇をつくりました。実際にラジオ放送で使用されているイマジンスタジオを舞台にした、ラジオパニック SF 劇です。南極の劇はいつも大きな物語にすることばかり考えているのですが、今回は「大きな物語」そのものが登場して、小さき者たちがそれと対峙する話です。この劇をつくれたことがとても嬉しいです。